今回の旅の目的のひとつは、早起きして、『熊野古道』を歩くこと。
が、早速、途上で『天の岩戸』を見つけて「寄り道してこー!」
その後、名物、『めはり寿司』で腹拵えしたら
道の駅『海山』で情報収集して、熊野古道のコースのひとつ『馬越峠』へ。
美しく険しい、石畳が続く古道があるのは。
『屋久島に続き雨が多い地域』という尾鷲地区。
やはりそれは、太陽神・アマテラスが隠れた岩戸が近いから?
紀州藩が整備した石畳と、周囲に暮らす人々の祈りで出来た。
道が静かに続いてゆく。
息を潜めたギンレイソウ。
するする、緑に溶け込み、輝くミミズ。
賑やかなキノコと...
時代を映す祠を横切ったら。
水辺の小さな住民を、踏み潰さないように。
途中出会った『峠の茶屋』のご子孫に、「みんな見逃しがち」な滝や、
巨石の場所など教えて頂いたり。
(手前の三角形は剥がれた欠片で、本体は濃く葉が繁る上まで!)
滑る石畳と、降り続ける雨に、カッパはボロボロ、頭はビショビショでも。
歩いてよかった熊野古道。
マムシにも噛まれなかったし!(笑)