猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

あのときの宝物  ~ チリメンモンスター ~

2008年12月05日 20時00分39秒 | チリメンモンスター

 

チリメンモンスター

それは、選別前のチリメンジャコから、
様々な生き物を見つける遊び。

 

イカの子ども

 

問屋や漁港で作られている、未選別のジャコを手に入れ、
海の神秘に出会う。

 

タコの子ども

 

きっと......
誰にもそんな記憶があるだろう。

子どもの頃、食べたジャコに、
小さな小さな、イカやタコの姿を見つけ......

何か、とてもわくわくし、
それらをそっと取り出し、見つめた思い出が。

 

カニダマシ類
カニに似るけど、脚が1対足りないので「カニダマシ」。

 

今では少なくなってしまった、そんな場面だけど、
しかしどこからか、それは、
遊び、及び実習として取り入れられ、広がり......

2004年には、きしわだ自然資料館により、
『チリメンモンスター』と、名づけられた。

 

いっぱい出てくる、シャコ類のアリマ幼生?

 

そして、いつしか、
『チリモン』はネット上からも入手出来るものとなり、
巷でひそかなブームを呼んでいるという。

 

おそらく、タチウオの子ども

 

だって......

もし、もし、自分の手で、ジャコの中から、
タツノオトシゴだの、コバンザメだの見つけることが出来たら。

それはどれだけ胸躍る体験だろう!

 

ヘイケガニ類のゾエア幼生
ヘリコプターとかプロペラとも呼ばれるんだって!

 

海にでも潜るか、水族館にでも行かない限り、
目にすることのないそれらを、
実際手にとり、コレクション出来るなんて。

 

おそらく、クチキレウキガイ

 

......子どもの頃のあの感じ。

何を見ても、小さなことでも、
ただの石ころでも、キラキラ光る魚の目ん玉でも、
そっと、宝物にした、あの感じ。

 

カニ類のメガロパ幼生
エイリアンの子どもそのまんま!(笑)

 

きっとみんな忘れてないんだ。

『見つける』ことは楽しいから。

神秘はどこにも隠れているから。

 

こっ.....このリュウグウノツカイみたいのはなんだろう?
どなたかご存知だったら教えて下さい。

そしてこれは!?



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12 コメント

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びっくりした (くてくて)
2008-12-05 23:28:25
うぉぉ、1枚目何の虫の標本かとおもいました。

おもしろいですね、モンスター。
少し大きめの魚をみつけることはあるけれど、
こんなにいろいろいるものなんですね!
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やっぱり!☆ (まっちゃん★)
2008-12-06 00:17:02
知らんかったわ~。v(`▽´)v

って、そのネーミングは知らんかった!
でも、めちゃくちゃタイムリー!こないだお姉やんが
「ちりめんじゃこ買うて~な」って仕切りに
言うから買わんこともないけどとりあえず理由を聞いたら
「クラスの男の子がちりめんじゃこの中ら
タツノオトシゴ見つけたから」って(笑)で、
そこから、ちりめんじゃこの中には時々、違う小さいの
がいてて可子供の頃、探し出してはかわいそうに…
って思ってたけどあんなにいっぱい捕まえられた
じゃこが一番、可愛そうやって話をしたところ(爆)

そんなんまとめて買えるなんて嬉しいけど
たまたま見つけた感激は…って言いたいところやけど
まとめて見たら寒気するくらい嬉しいやろうな~(*´ ▽`人)
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一瞬 (nyaopoo)
2008-12-06 00:33:25
見てはいけない写真!?とドン引きしかけましたが
食べ物でした。
でもちょっとグロテスク
最後のに癒されております。
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わかりました。 (いなひこ)
2008-12-06 01:36:15
うじゃうじゃとなんだろ?って思ってみたら、そういう事だったんですね。 葉山の親戚で初めて「タツノオトシゴ」見たときは、感激しました。
そうだわ、おじゃこって、いろんな物入ってる。
それにしても erimaさんは、物知りですね。小魚の名前よくご存知でビックリです。

追伸・・・。 あの子はだぁ~れ?
次男のいな次郎です。
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子供の頃、感動しました (t-cat)
2008-12-06 11:32:10
最近ではちりめんじゃこを
好んで食べることもなくなりましたけど
子供の頃は食卓のお供の定番でした。

普段何気なく食べてるけど、
ある日カニやらなにやら、
お魚とは形状が違う物体を見つけた時、
一人で盛り上がってましたっけ…

とっても形がきれいなカニとかは、
脱脂綿にくるんでストックしたり。

だって、海のお土産の、
貝とかタツノオトシゴや星砂の標本?
透明ケースに入ってデコレーションされた奴に
カニもいませんでしたけ?

そんな感じで大切にしていたんですが、
気づかない時は普通に食べてるんですよね。

関係ないですけど、
近頃はやりのクリスタルを使ったデコレーション、
タマーにモチーフで貝を使ったのも散見されるのですが、
どう見ても海の家のお土産ですよ、
それもチープな……
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生物の教科書 (miauleuse)
2008-12-07 17:11:41
erimaさま、ボンソワ!

小さいのがウジャウジャいるの、苦手です。
でも、いろんな種類の生物が、海の懐の深さを改めて実感。
メガロパとか、生物の試験の前に一夜漬けして覚えた記憶が。
おお、年をとると、短期記憶はダメでも長期記憶はバッチリだというのは本当でした。

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そうなんですよ~。 (erima)
2008-12-09 00:09:34
くてくて様

チリモン。
じっと見つめれば見つめるほど、「虫とこいつらって、陸に残ったか海に入ったかの違いだけだな」と思うようになります。
そのうち慣れますけど(笑)

なんでも、中には「専門家に聞かないとわからない」なんて生物も入っているそうで、かなり奥が深いです、こいつは。
はまりますよ~(笑)
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そうだったのか! (erima)
2008-12-09 00:20:47
まっちゃん★様

それはほんとにタイムリー!
そして私もタツノオトシゴが欲しい...(笑)
これ、1パックで10人ぐらいが楽しめる量が来るんだけど、まだ我が家ではタツノオトシゴは見つかってないんだよ~。
季節によっても混ざるものが違うって話もあるし...
クラスの男の子、市販のもので見つけるなんて、ラッキーだねぇ。

で、
>じゃこが一番かわいそう
の話だけど、ホントだねぇ。
このチリモンも、海や生命の神秘を感じると共に、この小さい奴らがみんな命を持ってて、一生懸命生きていたんだと思うと、切なくなるよ。
小さな目がいっぱいこっちを向いてて...でもそういう意味でも子どもたちにはいい勉強になるのかなって。

色んな意味での想像力が拡がるチリモン。
私は素晴らしいアイデアだと思う。
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あはは (erima)
2008-12-09 00:24:02
nyaopoo様

確かに小さいのがびっちり並んでいるとグロに近いかもね~。
でも、この小さい奴らを魚が食べて、それをまた大きな魚が食べて、人もその恵みをいただいて...
と考えると、ある種の感動も覚えます。

最後のはね(笑)
かなりの珍種で、この後大暴れした凶暴なヤツなんだけど...
今はぐーすか寝ております(笑)
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そうなんです~。 (erima)
2008-12-09 00:32:59
いなひこ様

そうなんです~。
そういうこと、だったんですけど.....
いまだにタツノオトシゴは見つかってません(泣)
いなひこ様はタツノオトシゴ、ご覧になったことがあるんですね!
すごいです~。

なんでも最近は、じゃこ以外の生き物がパックに入っていると、クレームが来るとかで、市販のものではこういう場面も少なくなったんだそうです(寂しい時代です)。
でも、こうしてまた、こんな動きが出てきているのはうれしいですね。

...あ。
私が小魚の名前を知っているのは、『チリモン図鑑』というのがネット上にあって、それを見ながら記事を書いたからなんですよ~。
これを機に、物知りになれるよう頑張ります!

タツノオトシゴも見つけるぞ~(笑)
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