第3作目織り上げました。
『アグリジェント・コンコルディア神殿の巨大オリーブの木』
雲一つない青空にコンコルディア神殿で巨大なオリーブの木を見ました。
樹齢1500年と言われています。
圧倒されました。
ぜひ、これをタペストリーにと写真を撮ってきて、このように織りにして再現しました。
ドロウイングそのものは、ご覧のように簡単でした。
ただ、あの大きさと圧倒される感じが出るかどうかは不安でして・・・
経糸はタコ糸6号、緯糸はウールと綿糸を使いました。
技法は基本はつづれ織りで、幹はスマック織り、葉っぱはトルコ結び織りにし、
ウールの部分を切ってシャギーの形、
綿糸はそのままトルコ結びを残しました。 幅50cm、長さ60cm
空はどこまでも青く、抜けるような空でした。
真夏の暑い中、巨大オリーブは緑を誇るように輝き、神々しささえも感じたのです。
いよいよ、個展作品のタペストリー・シリーズは最後の『カテドラーレのジャカランダ』に』入ります。