間もなく11月も終わり、今年最後の月になります。
ここへ来て、日産の話題が一番インパクトが大きいと思います。
最初の一報に驚きました。
ルノーから乗り込んできたゴーンの辣腕は報道されてきて知っていたし、
その報酬が日本の法人役員のそれを大幅に超えていることも知っていました。
「欧米に比べると日本の報酬は低すぎる」と言っていて、確かにそうかもしれないけど、
ここは日本、だったら、それに従いなさいよ、と思っていました。
日本の伝統の感情から、厳しいリストラをしながら、自分の報酬は多いというのは
理解されないことです。
それを跳ね返して自分の出身母体を見せつける態度は、好感を持たれるものではありません。
ですが、それも認めるとしても、報酬のために法律を犯していたのは許せることではありません。
今、ちょっと出しで「あれもこれも、こういうこともしていた」と報道されていますが、
何を許しても最初の容疑『有価証券虚偽記載』は事実なのですから、
これは糾弾されるべきでしょう。
記載事実を上回る収入を得ていたというのは大罪です。
それにしても、海外の住宅、家族旅行、などを日産に払わせていたなど、
そんなケチ臭いこともしていたのかと思うと、日本の会社をバカにするのもいいかげんにせよ、
と言いたいです。
それに加えて、仕事もしていない姉に報酬を払っていたなど、日本の小さい会社がしていることと
何ら変わりがなくて 怒るより笑ってしまいます。
ルノーの大株主のフランスとマクロン大統領も焦っていることでしょう。
フランスは不況でデモが盛んにおこなわれています。
ここで頑張らなければ、支持率低下がさらに進む・・必死です。
日産が外資になっては大変です。
どんな攻勢にも日産は頑張って、国も応援してほしいと思います。
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相撲の11月場所が終わって、小結・貴景勝の優勝が世間を賑わし、
おめでたいことです。
15日間、しっかりテレビを観ましたが、立派な相撲でした。
ただ、あのような押し相撲を得意技としている力士は、負け出すと転げ落ちます。
しっかり稽古をして、誰にも負けない力士になってほしいと願います。
大丈夫、師匠の貴乃花の想いを、これほど受け継いだ弟子はいないと思うので
安心しています。
それにしても腹が立つのは、横綱連中です。
1年のうち6回の場所で過ごす相撲なのに、1回ごとに休場し明ければ優勝、という
白鵬は何なんでしょうか。
みんなが休めば落下する中で励んでいるのに、
1回出て、ちょっとケガをしたら休んで、休養をたっぷり取れるんですから
優勝は当たり前でしょう。
1年を3回しか場所をとらないんですから。
横綱も地位が落ちるようにしたら、どうなんでしょう。
私が好きな力士たちは、ケガをして休んだら、真っ逆さまに落ち、負け越して更に落ち、
今はどこにいるんだろうかと気遣っているうちに、また上がって来て大喜びしています。
必死で登って来る力士こそが真の相撲取りですよ。
鶴竜もたいしたケガでもなさそうなのにすぐに休む、稀勢の里も4敗したら、
怪我した様子もないのに、ケガの診断書を出して休む、何考えてんだか!と思います。
白鵬のことに戻りますが、相撲界には”モンゴル会”というものがあり、
増えたモンゴル力士の”頭”として君臨しているらしい。
そして、日本国籍を取ったものしか親方株を持てなかったのに
白鵬は「自分の功績は大きいだろう」ということで、モンゴル国籍のまま
一代年寄になることを目指していると言われています。
そして、今の日本相撲界には、それを拒絶する能力はないととも言われています。
『日本の相撲』が”国技”だというなら、「日本国籍を要することが第一」ということを
標榜して守らなければなりません。
そこまで白鵬にしてやられてはいけないのです。
考えてみたら、朝青龍など可愛いもんでした。
そんなことを思っている昨今です。