猫を飼った昨年から「動物保険に入ったほうがいいですよ」とは
息子のお嫁さんのお薦めです。
息子宅には、しょっちゅう病気をする犬がいて、保険に入っていなければ
治療費が大変な額になるそうです。
もっとも、ペットショップから来た時から病気持ちらしかったようです。
それで昨年から考えてはいたんですが、資料を取り寄せてみたら、
どう考えても犬用に考えられているようで、家にずっといる猫には
あんまり関係ないようなので見送りました。
ですが、今年、背中に皮膚炎をおこし病院へ行ったら
大変高額な治療費がかかったのです。
これは保険に入ったほうがいいかな、ということで
再び資料を取り寄せ、写真まで取って、すっかりその気になっていたんですが、
よくよく中身を読んでみたら、それほど期待したほどの保険費が出るとも思えません。
それに毎年掛け金が上がるというのも「えっ?はっ?」と驚くことで、
ちっともお得感が持てません。
ということで、今回も見送ることになりました。
動物病院は当然自由診療で、今の病院はとくにお高いのではないかと思います。
大きな病気をしたときは、他の病院へ行ってもいいし、自費で治してやろうと
決めました。
18年前に亡くしたシャムネコは胃癌で、最後の3か月は傍につきっきりで
看病して見送りました。
前は動物の保険などなかったんですから、飼っているものとして当然の出費でした。
それで思い出しましたが、イギリスの義妹宅では犬が死んだばかりで、
聞けば肝臓癌だったそうです。
治らないと分かったときは、四六時中苦しむのが見てられず、安楽死させたと聞き、
日本ではそんなこと言い出せるのでしょうか?
ウチでは胃がんだとわかり、明け方 苦しみの末、真っ赤な液体を吐く姿を
毎日見ましたが、安楽死など思いもよらず、ただただ苦しませて死なせてしまいました。
猫にとって何が幸せな最期かわかりませんが、義妹のように安楽死を申し出られるのなら
そうしてあげたほうが幸せな最期だったのか、と思ってしまいます。
そんなことを考えていると、うちのマンションの敷地に生まれて2か月ほどの猫を
捨てていったヤツがいて、怒り心頭です!
マンションの住民が数人で「どしたものか」と言って眺めていましたが、
急いで出かける私は、心にかかりながらその場を離れました。
どうなったのか・・・
猫を捨てるな!大バカ野郎め!