みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

絵織り・『夕暮れのヴェスーヴィオ山(ナポリ湾から)』織り上がりました

2016-11-29 10:53:01 | 日記

     額物の最後の作品『夕暮れのヴェスーヴィオ山(ナポリ湾から)』が織り上がりました。

         

               額作品 55㎝×43㎝

 

     これはナポリで泊まったホテル前から撮った写真を基にしました。

     目の前にナポリ湾が広がり、対岸にヴェスーヴィオ山が見えました。

     ただ、曇り空の上に夕暮れというシチュエーションで、

     写真としても良くなく、一瞬ですが ナポリらしい明るい空にして

     ヴェスーヴィオ山もくっきりと織ってしまおうかと思いましたが、

     この暗い空にボォーっとしたヴェスーヴィオ山に夕暮れのほのかな紅色の空が

     何とも言えないイイ味を出していたので、写真に準じました。

     目の前に艀があり、大きな木もアクセントになったと思います。

     木は毎度のことで迷いましたが、立体的に織り、遠近感の役を果たしてくれました。

 

     これで つづれ織りの絵織りは終了します。

     次作品は来年の個展のメイン作品を織りますが、これはシャギー織りといって

     経糸に糸を植え付けていく技法で、これはこれで色の展開に、またまた苦しみそうです。

     第1回の個展≪青の時間・ブルーモーメント≫から始まった私の個展作品で、

     シャギー織りは初めてです。

     しかも、最後の個展と銘打っているので、このメイン作品も”青”で攻めていきます!

 

     少しホッとした昨夜はジャックダニエルで乾杯しました。

     今は三半規管の薬を飲んでいるので、3週間以上アルコールは口にしていなかったのですが、

     こんな時はいいでしょう。 イタリア作品なので「サルー!」とね。

     ジャックをシングルグラスでクィっといきました。

     口に含むと辛く、ノドを流れていく感覚は熱く、口あとは甘く、やはり最高のお酒です。

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沖永良部島のコーヒー

2016-11-26 10:38:19 | 日記

     TVの番組によると、”今 日本で一番人気ある離島”は沖永良部島だそうです。

     なぜ、これに興味を持ったのかというと、私の行きつけの美容院で

     私を担当してくれる美容師がこの沖永良部島出身のイケメンだからです。

     この番組を観たとき、「Fさん(イケメン美容師)に教えてあげたいな」と思っていたら、

     次に美容院に行ったとき、「僕は録画して観ました」と聞き、ずいぶん盛り上がりました。

     このFさん、最近実家に里帰りをしていましたが、戻って来て 昨日 髪を綺麗にしてもらったとき

     「おみやげです」と手渡されたのがこのコーヒーです。

          

     「今まで知らなかったんですが、こんなものがお土産になっていて・・」とのこと。

     これは最近はやっているドリップ式のもので、今朝、さっそくいただきました。

         

     自家焙煎というのが”ウリ”です。

     品名も『沖永良部島ブレンドコーヒー』としてありますが、

     豆を栽培しているわけでは なさそうです。

     つまりは、”離島一番人気”で観光客も増えていことを予測して

     おみやげものにしようというアイディアでしょう。

     味はまぁまぁです。

 

     もうひとつのうまいものは

     これです!

       

      先日から干していた干し柿が完成しました!! 24個!!

      2週間経って、雨に降られたり、猫のKUUがぶら下がったり等々、ありましたが、

      昨日完成したのです。

      さっそく、試食しましたが、今年も上出来です!!!

      カビも生えましたが、そこは100℃沸騰のお湯に10秒浸けて処理しました。

      これは毎年柿を贈ってくれる友人の指導のたまものです。

      「途中でモミモミしてなじませる」というのも、この友人の”教え”です。

      この写真を送ったら、彼女から「達人!」の称号を戴きました。

      毎年私が作る干し柿を食べると、市販のものは不味くて食べられません。

 

      11月の大雪とか 一転 小春日和の天候とか、忙しい天候ですが、

      干し柿完成させたり、美容院で髪を綺麗にしてコーヒーの土産を貰ったり、

      そのうえ 織り機に真摯に向かう(自分で言っちゃう)私の日常でした。      

          

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ニャンコ 8ヵ月になる

2016-11-20 13:42:12 | 日記

     我が家のニャンコ、ベンガルのKUUちゃんが8ヵ月になりました。

     さすがに、このところは「大きくなったなぁ」と心底思います。

     カレンダーを見て、「えっ!えーっ!8カ月だわ」と月日が経つことに驚いています。

     2.7キロになりました。

     もうすっかり成猫の感じですが、ベンガルは雌猫で6キロになると聞いています。

     これ以上大きくなるとは思えないんですけどネ。

     というわけで、嫌がるKUUをテーブルに乗せて記念写真を撮りました。

         

           女の子だけど凛々しい!

 

         

          いやだ!早く終わりたい!という顔

 

         

          これでどう?猫定番の”香箱座り”

 

     KUUは頑固で意思が強い子です。

     自分がしたいと思ったことは、絶対に意思を通します。

     例えば私たちが食事をしている時、テーブルに乗って来てお皿の匂いを嗅ごうとします。

     「ダメよ!」と叱っても強引に来るので、私は匂いを嗅がせます。

     自分で嗅いでみて「なぁんだ」という顔で引き下がります。

     ダメよ、とか こらー、などと叱るのはかえって一途になり突進してきます。

     それでも、食べてみたいものが登場している時は、こちらもわかりますので

     その時はテーブルに乗っただけで手で払って落とします。

     でも、一度や二度では引き下がりませんので、引き下がるまで手で払うのです。

     何回も拒絶されて、やっと渋々退場します。私が勝つのです!!!

     今まで2種類の猫を飼いましたが、みんな言うことをよく聞き礼儀正しい猫たちでしたので、

     この性格には驚かされていますが、これはこれで可愛いものです。

 

     昨日は久しぶりに雨の日で、先日来外に干している干し柿を家の中に干しました。

     夜になって ふと気が付くと廊下にKUUがひっそりと座っています。

     おかしいなぁと思って見ていると、「クルルゥ!」と鳩のような鳴きかたをして

     KUUが走り去りました。 行先は柿を干してある夫の部屋。私も

     暗がりの中で何やらうごめいている様子なので、電気を点けると

     KUUが干し柿の1個にぶら下がってブランコのようにユサユサと揺れているではありませんか!

     「ありゃ!」と大声を出すと、慌てて逃げ去りました。

     思うに、ちょっと遊んでみたけど、悪いことだと気が付き止めたけど、

     興味には勝てず、また行ってみた、

     そういうことだと思います。

     夫に言うと「あなたが悪いよ」とひと言。

     そのとおりでした。扉は閉めておくべきでした。

     それにしても、2.7キロの体重をかけてぶら下がっても、干し柿はビクともせず

     何事もなかったようにぶら下がっていました。

 

     KUUにはお気に入りのオモチャが3個あります。

     中でもベネッセの『ねこのきもち』という本の付録のバネで動くネズミの人形が

     大のお気に入りです。  もうボロですが大好きなのです。

     その大のお気に入りが、2週間ほど前に無くなってしまったのです。

     猫なりに探している様子がいじらしく、私たちも狭いところ、何かの裏側などを這いつくばって

     探したのですが見つかりませんでした。

     気に行った場所に銜えて持って行く習慣があり、私の作業場のドアの前などいつもあります。

     それこそ家中探したのですが見つかりませんでした。

     それが、私がカルチャースクールへ行く準備をするために鞄を開けたら、

     なんとその鞄の中に入っていたのです!

     いつもジッパーを開けているのと、KUUは鞄の中に入るのが好きなのと、

     カルチャースクールに行くときは、いつも鞄の中に入って 行くのを邪魔する、

     それやこれやで、入れてしまってそのままになっていたのだと思います。

     隔週で行くので、今まで見つからなかったのでしょう。

     私たちもホッとしましたが、なによりKUUが喜んで、もう離しません。

 

     そんなこんなのバカらしい猫日記でした。

 

     干し柿はこの通り、1週間経ってこのように変化しました。

        

     まもなく美味しい干し柿誕生です。

     絵織りも着々と進んでいます。ちゃんと仕事はしています。

        

 

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絵織り・トスカーナのブドウ畑

2016-11-13 11:25:36 | 日記

     やっと織り上がりました。

     この絵織りは最初織ったものを捨てまして(涙)、2枚目です。

     まだ満足はしていませんが、これで”完成”とします。

        

         『トスカーナのブドウ畑』 額 55×45

     あの広い、広~いトスカーナのブドウ畑が頭の中で溢れているのに、

     絵織りで表現できるのはこんなものでした。

     遠~~くにカサマツがたくさん並んでいるのを、ぜひ織りたかったのです。

     イタリアではいろんな場所でカサマツを見ました。

     帰って樹木の本やネットで調べましたが【カサマツ=イタリアの松】としか載ってません。

     この飄々とした木は、木の上にコウノトリが巣を作りそうな安定したような葉が茂っています。

     ずっと続くブドウ畑の先にカサマツ群・・・

     バスの窓から、この風景を見たとき「絵織りしよう!」と思い、シャッターを押しました。

     ちなみに博学のウチのだんな様の話では右がブドウ、左の黒っぽいのはプラムの植樹だそうです。

 

     1枚目を織った時は「これじゃ漫画だ」としか思えなくて、迷わず捨てました。

     2枚目を織って良かったと思います。

     こんなことは今までもあり、落ち込みながら織り直したものですが、

     今回は、たびたび起こるこの状態を落ち込むどころか、

     「いいものを織り直してやろう!」という大きな気持ちになっています。

     これはどういうことなんでしょうか。

     と、他人に聞いてもわかりませんよね。自分でもわからないんですから。

     ひょっとして、人間が大きくなった?!

 

     さて、額物はあとひとつ。

     これは少し大きくなるので、今まで以上に時間がかかるかも、デス。

 

     こんな忙しさの中、毎年の風物詩「干し柿をつくる」もしました。

     毎年、滋賀県米原に住む友人が干し柿用に柿を送ってくれます。

     26個、現在ベランダで”干し中”です。今年もおいしい干し柿を作ります!

        

             

       

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老いていくこと

2016-11-05 10:45:28 | 日記

     友人の近況を知り、心が悲しみで溢れそうです。

     我がマンションはメゾネット形式で、滅多に他人と出会うことはありません。

     下手をすると隣りの人とも何カ月も出会いません。

     そこが良くて30年前に買ったのですが、エントランスがオートマチックでもないので、

     他人に出会わないということは不用心でもあるのです。

     入居したときに、何が起こるか分からない、せめて隣人とは心を通じておこうと思って

              ベランダ隣りのお宅の奥さまと仲良くしていました。年齢も同じくらいです。

     隣人と言っても、訪れるのには遠回りをしなければ玄関に行けません。

     そんな変わったマンションで暮らし、年数が経って、娘さんが結婚したときに

     住まいを譲って2,3駅先のマンションに引っ越されました。

     そのときにお住まいを見せていただくために1度だけ訪れ、楽しい話を交わしました。

     それから、ここ数年後に彼女は またこの近くに越してこられたのです。

     お嬢さんの近くに来たかったのか、それは判りませんが

     ピンポ~ンと来て「また遊んでくださいね」と笑顔で話され、私もそのつもりでした。

     ですが、その後は機会が無くて1度も会うことはなく、最近、どうしていらっしゃるのか、

     季節も良くなってお茶でも如何?と思って、「何時ころ電話したらいいかしら?」と

     今は隣家の奥さまになった彼女のお嬢さんにベランダ越しに伺ったのです。

     最初は「お母さま お元気?」「はい、元気です」から始まった会話ですが、

     どうも歯切れが悪いのです。

     そして言いにくそうに「これは秘密にしてください。実は母は認知症になって・・・」

     はっ?驚く言葉を聞きました。

     だって、私より若いんですよ。

     ある時「ここはどこ?私はどこに居るんだろ」が出たそうです。

     でも、特におかしなことはなく、「友人と話をすると妙な顔をされる。ヘンなことを言ってるのね私」

     となり、引きこもってしまったということです。

     自尊心が強いのでしょう。繊細でもあったのです。

     今は犬の散歩だけが日課となり、だんな様と過ごすだけの日常とか。

     子供たちだって、ウチと同じ年頃で、まだまだ見守ってやらなきゃならないし、だいいち

     4人いるお孫さんの成長を見る楽しみだってあるんですよ。

     お嬢さんは「よその方とお茶や食事をするようなことは、もうできないです」とおっしゃる。

     愚痴を言い合ったり、映画に行ったり、音楽会にも一緒に行きました。

     あの楽しい時間を持つことはもうできないんでしょうか。

     そう思うと、心は悲しみでいっぱいです。寂しいです。

     それとともに、もっと交流を深めていたら、そんな風にはならなかったのか、と

     私自身を責める気持ちもあります。

     聞くところによると、認知症状が出て、引きこもるようになると、一層症状が悪化する

     とも聞きます。哀しいなぁ。

     人間は生まれて生きて老いていきます。

     私にも、いつかそのような症状が出たら・・・考えると怖いです。

     

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間接照明の大掃除&ニャンコの近況

2016-11-01 10:37:08 | 日記

     まだ11月というのに今年の総決算・大掃除の商魂がたくましいです。

     我が家にも某掃除会社から『ご案内』のハガキが配達されました。

     ”毎月モップ交換”のあの会社です。

     我が家はマンションですが、10年ほど前に住居内を大改装しました。

     夫の昔の仕事仲間の建築士さんにお願いしたら、彼はホテルなどの設計がお得意とか。

     結果、仕上がって一時引っ越し先から戻って見たものは、全室間接照明という仕様でした。

     これは天井の近くに棚があり、そこに電灯が設置されていて、天井を照らした光が

     私たちに届くというものです。

     確かに目に優しいし、読書などはスポットライトで見ることができるので、気持ちいいものです。

     ところが、その棚の掃除が大変!!

        下から見上げる。こんな感じです。

      5年くらい前に、1度掃除と電球交換をしましたが、今は怖くてできそうもありません。

      夫は、こんなことはできない人なので、今年は、さすがに、例の会社に頼みました。

      見積もりでいただいたのが、この方、ディーン・フジオカさんのクリアケース(笑)。

          恥ずかしくなります。

      掃除は1時間強で済んでホッとしました。これでしばらく安心です。

 

      この1時間強の時間のニャンコKUUが、また滑稽でした。

      普段から警戒し過ぎるほど警戒屋なので、すぐに姿を隠しましたが、

      ふと見ると、物陰からオコジョのような2足立ちで伸びあがって首を伸ばして見ていたのです。

      それは場所が変わるたびに、見える場所に移動してやっていました。

      その姿の可愛らしいことったら!!!

 

      さて、そのKUUですが、天気がいい日は首輪をつけて私がリードで引き、ベランダを散歩しています。

      先日、隣家との境の壁(2mくらいあるでしょうか)を跳び越えようと跳躍し、

      私は慌ててリードを引いたのですが、跳躍の勢いが強くて首輪が外れました。

      そのため、KUUは下に落ちました。驚きました。

      こんなことで外れる首輪はダメですし、また外れなかったら首が締まったでしょう。

      そこで、一緒に買っていたハーネスを使ってみたんですが、これも危なげです。

         

      それに嫌がります。

      というわけで、新しくネット購入したハーネスを着せています。

         

      これも嫌がっていますが、つけなければ外に出られないので我慢しているようです。

         

      一見”みなしごハッチ”みたいでしょ? 

      でも、何をしても可愛いです。

        

       落ち葉のヒラヒラにも反応して興味深げです。

       基本的にお外が大好きですから、これからは、これを付けてお散歩です。

         

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