このところ、私が住むマンションの庭木のクスノキがおかしなことになっています。
クスノキは何本かあるのですが、そのすべてが毎日大量の葉を落としているのです。
大きな木なので見上げても何もわからず、ベランダから見下ろして写真を撮ってみました。
掃除の方が掃除した後なので少なく見えますが、すぐに葉の絨毯のように落ちます。
”植物に詳しい”夫の話によると、上の方で葉が縮れている、そうです。
これだけ大きくなると、「木の周りをレンガで覆っているので地面が呼吸できなく
なっているのだ」 とも言っています。
それにしても、嵐がやってきたわけでもないのに、掃除してもしても
葉が落ちて広がっている様子は不気味で、思わず天を見上げます。
どうか、なにごともありませんように。
我が家では、豊作だったイチジクをようやく完食しました。
こんなに毎日たくさんイチジクを食べたことはないのです。ありがとう、イチジクさん
猫のKUUが葉陰で寛ぐ様子を見ると、そのままにしておきたいのですが、
もうすぐ、枝を落として次の季節の準備に入らなければなりません。
替わって今はシークワーサーが成長しつつあります。
『沖縄ミカン』とも言いますが、これ おいしいのです!
ところが、柑橘系は蝶が好んで卵を産む樹木なのです。
注意をしていますが、天気がいい日は数々の蝶が飛来して、追い払うのが大変です。
葉の裏に産み付け、卵は幼虫になり驚く勢いで葉を食い尽くしていきます。
クチナシの葉なども好きで、気が付いたら葉が全滅 ということを経験したことがあります。
これも”昆虫に詳しい”夫の話によると、「太陽が照る時しかこない」というので、
空を見上げて戦闘モードを高めています。
先日はタイミングよく、目の前に現れたので「来たーっ!」と叫び箒を振り上げようとしたら、
KUUが飛び出して来て跳び上がり、追いかけまわし、追放しました。
去った後も、怖い顔をして飛んだ方向を睨み付けていました。
その姿は、頼もしくてカッコ良かったですよ。
私が箒を振り回しても、ぬらりくらりと逃げ回るだけなのに、KUUに追いかけられた蝶は
必死になって逃げて行きました(と見えました)。
以後、蝶の姿が見えないのは、件の蝶が、蝶仲間に「あそこはヤバイよ」と
告げたに違いありません。
そんなKUUですが、どうも4~5日エサを食べなくて心配しました。
でも、食欲がないようではないのです。
心なしか弱弱しいKUU すぐに体重が減りました。
よく観察していると、今まで食べているエサを嫌がっている様子です。
お腹が空くのでしょうから、私の朝食のトーストを食べたがり、
少しちぎってやると、実に美味しそうに食べるので、「これはエサに飽きたのか」と思い、
あることに気が付きました。
食べているエサは動物病院で薦められている『避妊手術を受けたメス猫用のエサ』で、
毎月定期購買をしていて2キロ入った袋で送られてきます。
約1か月半で食べ切りますが、封を切って3/4くらい残ると食べなくなるのです。
ここが重要です
底に残ったエサは空気が入って時間が経つと酸化するのではないか
KUUは繊細な神経の持ち主で、そんなエサは不味くて、というより健康のために
食べられなくなるのではないか ということです。
生後3ヵ月でウチに来たKUUは、いまだに私が出す水に前脚を突っ込んで舐めてから
安心したように飲みます。
「毒なんか入っていないよ。まだ信じてくれないの?」と寂しくなりますが、
ベンガルヤマネコは熱中林で、こうやって身を守って生き永らえてきたのでしょう。
KUUはその血を脈々と引き継いで、今に生きているんだと思わせられます。
危険なことはしませんし、知らない人からは逃げます。チャイムの音が鳴るだけで姿を隠す。
それを「弱虫ね!」と笑っていますが、実は注意深くて我が身を守っているのですね。
昨日、新しいエサが配達されたので、まだ残っているエサを捨てて
新しいものを出したら、恐々匂いを嗅いでから、食べてくれたので
今は安心しています。
エサを酸化させない・・・今年の暑さにもよるでしょうが、これからは容器に入れて
冷蔵庫に入れておくことも考えています。
しかし、2キロもねぇ・・・