みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

織りの始動

2018-06-26 10:49:52 | 日記

昨日からのあまりの暑さにブログのテンプレートを夏仕様にしました。

昨年の夏もこの色で、真夏らしい輝きと字の大きさが気に入っています。

どうぞよろしくお願いします。

 

さて、腱鞘炎を患い、手術をすることになっていましたが、

医師の判断で「ブロック注射をして、その後はお湯の中でのマッサージを繰り返す。

これでやっていきましょう」ということになり、8ヵ月が経ちました。

私の根気良さを自慢するわけではありませんが(しているんだけど)、

徐々に痛さがなくなってきました。

それでもちょっと無理をすると痛みが顔を出します。

そんなときは1日の終わりにお風呂に入って指のマッサージをします。

日常的には指の関節を”曲げ曲げ”しています。

知らない人が見たら「なんだろ?」と思っているでしょうね。

電車でそんなことをしている人を見たら、スリの準備体操だと思われたり?

先日、TVを観ていたら、『ペイン・クリニックの名医』とかいうタイトルで

これに似た方法で激痛を治療している医師が登場していました。

医師曰く「完治という治療ではありませんが、この方法で痛みが無くなれば

患者さんが楽になるのです」とのこと。

そうなのです、患者はそれを望んでいるのです。

 

というわけで、このほど織りを再開してみようかと思うほどになりました。

まずは、前から思っていた織り機のメンテナンスをしました。

 

以下、私が使っている織り機の図です。

これは私を育ててくれた日本手織協会独自の『高機(たかはた)織り機』です。

 

横から見た断面図です。

字を大きく写したいと思いピンボケになってしまいましたが、丸く囲ってある『織付布』です。

この『織付布』が長い歴史のために、ボロボロになり糸を結ぶのに苦痛でした。

それで、これを新しく縫って付け替えました。

布はシーチングという木綿のゴワッとした布です。洋服の芯地としても使うようです。

 

古い織付布

 

新しく縫った織付布

 

断面図にある、左側の糸巻棒(これから織る糸を巻きつける棒)と

右側の糸巻棒(織ったものを巻く棒)にこれを付けるのです。

そして両側に糸を結び付けて織ります。

この作業は簡単でした。もっと前にやればよかったです。

 

さて、糸の選択です。

染めた糸、市販の糸が山ほどあり、この中から自分用に選びました。

セイタカアワダチソウといえば、嫌われモノの外来雑草ですが、

実はこれを染めると、実に趣が深い色が出ます。

ご近所にもらいに行って喜んでいただけました。

向かって右はセイタカアワダチソウの花を染めて鉄媒染したものです。深い緑です。

左はタブノキをミョウバン媒染をして染めたものです。これはマンションの立ち木から

もらいました。

共に、糸はシルク真綿巻スラブです。

これらはよこ糸に使います。

 

 

たて糸は同様の色に染めたシルク2000dという糸を使ったのですが、

これが細くて滑らかでどうやっても手から滑り落ちるのです。

そのため、糸をかける整経という作業も手こずり、筬にかける作業も手こずり、

なんとこれに5日もかかってしまったのです。もう、泣きたいほどでした!

ですが、『織り』は織るのはたいしたことではなく、織るまでの整経や筬入れが

きちんとされていないと、うまく織れません。

これこそが大事なことなのです。 なので、泣きながら(笑)やりました。

さて、これから織るのです。

 

KUUは久しぶりの作業場の始動で喜んだのなんのって!

私が作業に苦しんでいるのに、毎日 朝から「早く!早く!」と作業場に走ります。

「ちょっと待ってよ。おうちのお仕事が終わってからよ。KUUちゃんもご飯食べるでしょ?」

と言い聞かせつつ、織り機に座る私にスリスリして、ついでに織り機にもスリスリするのを

なだめているのです。

 

毎日 ゆっくり、ゆっくりと織っていきます。

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ベンガルのKUUちゃんの近況

2018-06-19 16:06:17 | 日記

毎日、何だか忙しく、そういえばPCには とんと近づかずにいて、

それはそれで何の支障もない生活であることがわかりました。

私にとってPCは 織りのテキストを作るワードの機能だけが必要だったのです。

なにしろ、昨日(18日)が仕事納めですから、これから自分流の生活を

見つけるところです。

 

そんなわけで、我が家の猫の話なんです。

昨日 ペット病院からの連絡・予約で、ワクチンの接種をしてきました。

夕方の小雨の中、新しくなったキャリーバッグに入れて行ってきました。

前のものはペットホテルから帰る時に頭突きをして鍵を壊してしまったのです。

まったく、女の子とも思えない乱暴者です。

KUUは4月に私たちがコーカサス旅行のためペットホテルに預けたため

すっかり体重が減り、3.7キロから3.5キロになってしまっていたのですが、

この2ヵ月で少しずつ体重を戻し、3.6キロまで戻しました。

KUUは男の人が苦手なので、いつもの女医さんに予約を入れていたのですが、

すっかり怯え切って、腰が引けながら、無事 接種を終え帰宅しました。

今回は3回目のワクチン接種になるのに、1日経っても弱っているようです。

昨日から元気が無いようです。

私に甘えてどうしようもありません。

今日もちょっとした買い物に出かけたのですが、エレベーターを降りたとたん

離れている部屋なのに、エレベーターホールまで

KUUの「ニャゴ~!ニャゴ~!」という大きな叫び声が聞こえて驚きました。

玄関に駆けつけドアを開けるとKUUが私に飛びついてきました。

気分が悪い時に一人にされて大騒ぎしたようです。

早く元気な暴れ者に戻ってくれるといいのですが・・

 

 

その数日前のKUUです。

最近ベランダの柵から外を眺める姿勢が危なくて気をつけていたのですが、

ある日、下の階のおうちのベランダへ飛び降りようとしているのを見てしまいました。

我が家のベランダからは左下に見えます。

それで、左側が見えないように目隠しをしました。

 

それで安心と思ったら、今度は右から下の階の別のおうちに飛び降りようとするのです。

そこで、これまたバラの植木を移動して塞ぎました。

 

それで、すっかりショボンとしているKUU

 

もう、好きな景色はどこからも見えません。

家の中を見るしかない・・あぁぁ(KUUの気持ち)

 

そうだ!おもしろいものがある!

ガス給湯器の中を覗いちゃおう!

 

 

う~ん疲れちゃうなぁ

ベランダのヘリに乗れないかなぁ

 

もう、目が離せないのです。

 

 

そして、私が本格的に作業場の掃除に取り掛かった日、驚く発見がありました。

この1年近く、どこへ行ったのか、どんなに探しても見つからなかったKUUのオモチャが

作業場から見つかったのです。

とても大事にしていながら、いえ、大事にするばかりにどこへでも咥えていくオモチャ

なのです。

猫なのに 椅子の下とか物陰とか、探している様子が可哀想で、

私たちも必死に探したのですが、見つけることができず、

引っ越し荷物でも作らなければ無理だね、ということになっていました。

その『チューコちゃん』は雑誌の付録ですが、私が織ったもので袋物を作るために

裏地をストックしている箱の中にあったのです。

掃除をしている私のそばで、別の箱で遊んでいたKUUに

「あらっ!KUUちゃん!チューコちゃんがいたよ!」と叫ぶと

KUUは目を大きく広げて飛びついてきました。

そして両手で抱きしめペロペロと嘗め回すのです。

普段から箱が好きで、大事なものも、その中に入れたまま忘れてしまったのでしょう。

私もその箱に手を付けることもないまま時間が過ぎていました。

それにしてもボロボロになっていたので、寝ている間に新しい布をかぶせておきました。

最初はピンクのネズミでした。

これがゼンマイ仕掛けでズルっと戻してから放すとビューっと走って行くところが

大のお気に入りでした、

頭をローズ色のガーゼ地、体は花模様の布に替えてしまったのですが、

そんな風になっても大、大、大好きのようです。

今は毎日放しません。

それがその『チューコちゃん』です。

一番最初の写真のピンクのシートのところにも放さずに置いているのがお判りでしょう。

 

 

お昼寝タイムの寝姿2枚

ガオォー  ゴォー

起きている時は写真嫌いのため写せません。

 

 

 

 

 

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新しい明日へ

2018-06-03 16:07:21 | 日記

このところ、元気が出なくて困っているのです。

ま、いろいろなことが身に起こったこともあるのですが。

そして、いよいよ、6月いっぱいでカルチャー・スクールの講師を辞めることにしました。

カルチャー・スクールの講師は今まで何件もしてきましたが、

今のところは いつから受けたのか忘れるほど永くやってきました。

『給料』なるものも出ますが、収入は、その苦労の割には少ないものです。

交通費が出ない などもありましたが、金銭的なことよりもストレスが半端じゃないのです。

元々 教えるのが下手だということもありますが、私は世の中のいろんな人のことを

知らなさ過ぎました。

自分の常識の範囲で考えていると「?」ばかりのときもありました。

それゆえ、講習の日は朝 玄関で靴を履くときに吐き気がしたり

頭痛が起きたりするのを、自分で自分を励ましながらやってきたのですが、

生徒さんが減ったのを機会に、講座のクローズを申し出ました。

あと1カ月、頑張るつもりです。

 

指の腱鞘炎で医師から織り機に向かうことを禁じられていますが、

個展などの重作業はダメでも、趣味程度で織るならば、時間を制限して

織ることができると思っています。

最近は”指の曲げ”もできるようになっています。

 

ただ、「いやだ」と言いながらも、電車に乗って出かけ、街の景色に触れ、

他人と話をするのは、一人の人間として必要なことだと思ってきました。  

それが無くなる・・・というのは、このまま年老いていくのか、とも思うのです。

ほかに何か身を入れてしたいことがあるのか・・まだ見つかりません。

ゆっくり考えてみようかな。

 

まず、これだけはしようと思って、5月の末から日記をつけ始めました。

『三年日記帳』というものを買ってきました。

『十年日記帳』を買いたかったのですが、これしかありませんでした。

たった5行しか書く欄がなくて、これなら続きそうです。

今から、毎日のことを書くことで

「あれはいつだった?」ということを考えなくても、ページをひっくり返すことで

解決することになります。

 

とにかく元気が出るようになりたい!です。

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