娘が退院して我が家に引き取り、体力を回復させてから婿に返そうと
思っていたのですが、これがなかなか体力が回復しないのです。
5日目には熱まで出て、これはいったいなに?
手術の後遺症なのか、それとも風邪でもひいたのか?
そんな時、思い出したのです。
ブログ友のようちゃんばあばさんがお母さまがインフルエンザにかかってしまい、
体力をつけるのに自家製の『甘酒』を飲ませている、ということを。
『甘酒』といえば、酒かすで作るものとしか知らない私は、アルコールはいけないんじゃないの
そこで ようちゃんばあばさんのブログを覗きに行き、そこでカテゴリーから『甘酒』を見つけました。
当たり前のことですが、アルコールなし砂糖なしの『甘酒』があることが解りました。
そこには『甘酒』のことが詳しく記されてあり、
季節ごと、粳米を使ったもの、もち米を使ったもの、玄米を使ったもの等々
プリントアウトしたら、なんと A4版 25枚 にもなりました。
「飲む点滴」とは彼女らしい命名、滋養たっぷりの飲み物のようでした。
そこで、私も挑戦してみました。
乾燥麹
ようちゃんばあばさんのところを真似すると量が多くて大変です。
なにしろ、我が家は3合焚きの炊飯器しかないのですもの。
〈材料〉:米 1合 乾燥麹 100g
これだけです
砂糖は無しですよ~~
夜、お米1合をお粥に炊きます。
そこに乾燥麹を千切ってかき混ぜます。
炊飯器を保温にします。
2時間待ってかき混ぜます。(すでにいい具合になっている・・)
そのまま朝までおきます。
朝一番で炊飯器を開けたときの香りったら・・
さっそく、娘にそのまま飲ませました。
まるで『甘酒のお粥』みたい
さらに、お昼はお湯で薄めて、少しショウガを下して入れ、今度こそ『甘酒』です。(笑)
この日、熱が下がったのですよ
まだ、少し熱っぽいですが、元気を取り戻しつつあります。
ようちゃんばあばさんには、これまでも数々の家庭料理を真似させていただいています。
”ばあばさん”などと言っていますが、実は私よりお若いのです。オホホホ
そんな彼女に家庭料理の秘訣を教えていただいて、ブログっていいものですね。
考えてみたら、子供のころ、おばあちゃんが作ってくれた甘酒の味はこんな味でした。
麹がツブツブしていて ほの甘くて・・・
雪深い北海道でしたので、夜 ストーブの横に甘酒の鍋を置いておくと、
翌朝、凍っていて、まるで甘酒のシャーベットで、それを温かいストーブの前で食べる・・
まさに至福のひと時でした。