昨日は、大好きな藤澤ノリマサさんの最新アルバム販売ということで、都心まで出かけました。
これがそのアルバム『Sogno』です
『Sogno』(ソーニョ)、イタリア語で〝夢”という意味です。
〝ポップオペラの貴公子”という言われているノリマサさんは、その楽曲のほとんどが
クラシックとのコラボレートしたものです。
クラシックの曲に、自分の曲をつけて、詞を書き、サビの部分にクラシックを持ってきて
その部分はクラシックの唱法で歌う、まるで二人の歌手が歌っているようです。
もちろん、そんな歌い方をしている人はいないので、そんなジャンルはなく、
〝ポップオペラの貴公子”と言わなくてもいいのですが、たたずまいが貴公子のようなのです。(てへへ)
そのノリマサさんが今回出したアルバムは、珍しく6曲中5曲がオリジナルです。
1曲だけ歌劇『アイーダ』からのコラボで、この曲はWOWOWで放映されているサッカー番組のテーマ曲です。
『夢』という曲は6月のファンクラブイヴェントで「この日のために作りました」と
ピアノ弾き語りで歌ってくれました。
そのときは迫ってくような想いを受けたんですが、今回、編曲者によってしっとりした大人の曲になっていました。
しかも、ボーナス・トラックとして、彼の詞をイタリア語に訳詞したものを『Sogno』として収録されていて、
日本語版もイタリア語版もポップオペラ仕様でした。
『アイーダ』とのコラボ『Hasta La Victoria』という曲は、スペイン語のタイトルですから
サッカーのスペイン・リーグのための放映テーマ曲なのかもしれませんが、よくわかりません。
今回は El Clasico バージョンとして、スペインの古歌にして歌っています。ギターもフラメンコです。
そんなこんなで、どんな形にしても、歌い上げてしまう、この才能
音楽大学を出ているんだから、クラシック唱法でもなんでもやるでしょうが、
今回のアルバムでは、ポップ唱法が4曲、それも、ただ歌っているだけではなく、
しっとりと大人の歌い方で、実に聴かせてくれます。泣きたいほど素晴らしいのです。
私は日々、作業場の中で「誰も入らないでください」と夕鶴のように言って、自分だけの世界で織りをしています。
特に、絵織りの場合は、考えながら織っていくので、機械的に無心で織ってはいけません。
時には自分の力のなさに苛立つこともあります。いえ、たびたびです。
そんなときにノリマサさんの歌が、心を溶かしてくれています。
毎日、作業場にはノリマサさんの歌声が鳴り響いています。
また、ひとつ、その音楽が増えました。
そして、また楽しみが・・・11月1日,2日と2daysは、彼の生歌を聴きに行きます。
えーっ、2daysもォと言われてもいいの。
都心に出て、CDを買ったついでに、行きつけのデパートのジーンズ売り場に行きました。
途中、各店の鏡を通り過ぎますが、私の全身が写り、それはあまりにも細くてスマート
ああいうお店の鏡って、細く映るように作られてませんか?
私は、確かに細いですが、あんなにスマートではありません。
あれを見て自分に見惚れて洋服を買う人はいるはず。
そうだとしたら、詐欺じゃありませんか?
ふと そう思いました。