昨日、娘が結婚しました。
この半年、準備が大変でした。
結婚願望の希薄な娘が結婚する道を選んで、割合 早くの決定でした。
お相手は娘にピッタリの方で、夫と「よくまぁ、こんなにピッタリの方がいたものね」と
感心するくらいの人間です。
以前、このブログ内で『娘の歴史』というタイトルで書きましたが、愛情いっぱいに育てた娘が
私たちの手を離れることは、嬉しくもあり、悲しくもあるもんです。
息子が結婚した時は、何の感慨もなかったのに・・・と、この今の感情は何なんでしょう。
娘は色白で細い子なので、ウエディングドレスを着た姿は 親がが言うのもナンですが、美しい花嫁でした。
上の写真は東京湾を一望するホテルの最上階に設置された『オーシャンビュー・チャペル』の控室から観た光景です。
目の前にレインボーブリッジが見え、もっと晴れていたら最高の光景です。
この景色を眺めながら、娘と相方は永遠の愛を誓いました。
私はキリスト系の結婚式は初めてでしたが、感動するもんです。
式が始まる前に控室で゛レースダウン”という儀式があり、神父さんから「子育てのアップという意味があり、愛情をこめてどうぞ」
と言われました。
つまり、ウエディングドレスのベールを静かにおろし「幸せにね」と言うものです。
「もっとたくさんの言葉もいいんですよ」と言われましたが、それしかありませんでした。
夫は式が始まりバージンロードを娘と歩くとき、きっと泣くだろうという大方の予想を裏切り、平静でがっかりしました。(笑)
が、式の間中、泣いていたのは娘の兄でした(つまり私の息子です)。
こいつは、自分の娘のバレーの発表会でも感激して泣くヤツなので、これも予想できました。
本人曰く「生まれたころからのイロイロを思い出したら、ウルウルきちゃって」とのことです。
息子のお嫁さんも孫もハンカチ片手にウルウルしていたので、冷静なのは私たち両親だけだったのです。
翌、今日からは夫と二人だけの毎日が始まり、どんな毎日になるのかしら・・・
今までは娘が緩衝材になってくれていましたが、これからは私も口に気を付けて言葉を発しようと決めています。
個展のタペストリー第2弾は式までに完成させようと頑張ってきましたが、織りあがりませんでした。トホホ
ですが、間もなくです。
それが織りあがると、次もありますが、少し気分的に楽になります。
皆様、見てくださいね。