何事かという感じで恐縮ですが、我が家では一大事なのでブログに上げます。
我が家の大事な”娘”KUUが(↑写真)、手術のため入院していました。
私たちはスペイン旅行のため11泊の予定でペットホテルに預けていましたが、
帰ってきた私たちを迎えたKUUの驚きの反応は先日も書きました。
いつも寝る所さえ明かしてくれないKUUが、家に帰りついたら、私の後を追ってばかり、
夜は私に寄り添って手を舐めながら、甘噛みをしながら、鳩のようにクルクルという声を
出しながら寝ました。
朝も、しっかりと私の腕を両手で抱え込んでいたのには驚きました。
「もう、どこにも行かせないよ。どこにも行かないよ。」と約束しておきながら、
10日経ったら、今度は入院で、またまたお泊りをさせてしまいました。ゴメンネ。
でも、これは春からの予定でしたので仕方ありません。
生後6カ月になったら・・・ということで、避妊の手術をしました。
ペットホテルと同じ建物なので、KUUは「またか!」という諦めた顔をしていました。
前夜、8時に食事終わりと言われて、さっさと片づけた食器に「あれ?」という顔をしていましたが、
猫は(ウチだけ?)、1回の食事を何回にも分けて食べるので、25gのうち10gだけしか食べてません。
朝も、どんなにねだっても知らん顔の私に、悲しそうにしていました。
そんな状態で入院し「お腹空いてますから」という私の言葉を「あ、はい」と軽く流す美人先生。
寂しくなって、何かと「KUU どうしてるかな?」と言い合う私たち・・・
でも、正直に告白しちゃうと、私は作業場で、織りがすんごく進んだのでした。
マフラー1本 織り上げましたから。
夕方「無事手術が終わりました。順調です」というお知らせが来てひと安心。
翌日 夕方迎えに行くと、またまたKUUは私たちの顔を見て大騒ぎです。
「捨てられたんじゃなかった」と思ったかどうかわかりませんが、安心の大声を出しました。
でも、ドクターや看護師さんの話を聞くと、すっごく甘えて愛想を振りまいていたようで、
「こいつは処世術を心得ているんだナ」と思っています。
食事は”避妊手術をした猫用の餌”があるそうで、それを食べさせるように指導されました。
避妊手術をした猫は太りやすく、また尿管に石もたまりやすいとか。
餌を変えて食べるかな?の心配は KUUには無用です。
すでにパクパク食べています。
朝は5時半から「お腹空いちゃったよぉ~」と起こされています。
まだまだ安静の時期のはずなのに、家の中を飛びまわて、私たちを心配させています。
検診は10日後ですが、たぶん大丈夫でしょう。
当たり前かもしれませんが、猫でも私たち人間と同じように『術前検診』というのがあって、
見せてもらいましたが、数値はKUUが非常に健康な体を持っていることを表していました。
レントゲン写真も見ましたが、見事に猫背でした。(笑)
思えば、交配を重ねて作られ、”種”として認定され、育て方さえも『室内飼い』と指定され、
繁殖さえも禁止されるなんて、人間は なんて勝手なんでしょう。
今回、迎えに行ったときに、病気で訪れていたメインクーンという種類の猫を
見ましたが、非常に美しい気品のある猫でした。
でも、「生まれつきの病気もち」と聞いて、何度も交配させると
子孫にこういう結果が現れるんだな、と哀しく思いました。
KUUはまだ希少種なので、健康なんだなと改めて思いました。
上部の写真は退院して「寝ようかしら」とカゴに入ったところをパチリしました。
少し肌寒かったので、緩い暖房を入れてやっています。
たくさん寝て、早く元気になってね。
とうことで、旅行前から糸をかけていた白×青の市松模様のマフラーが織りあがっています。
後始末をして数日中に御覧に入れますので、感想をくださいませ。