みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

干し柿完成と貯蔵

2017-11-29 10:54:05 | 日記

滋賀県米原の友人が送ってくれた柿を干し柿に作り始めて2週間、

「これでいいだろう」と思えるような仕上がりになりました。

29個です。

今年は寒さが続き、雨も2回ほどしかなかったので、毎日ホッとしながら1日を終えました。

夜は・・というより早朝の鳥の攻撃が怖くて、夜はビニールをかけ、早朝そのビニールを外す

というような2週間でした。

「明日は雨かな?部屋に入れなきゃ」と思っていたら

明日のエサを考えたのか、オナガが姿を現し干し柿を狙っていました。

と、その時のことです。

猫のKUUがウゥゥ~~と唸ってガラスを睨み、やがてザーッ、ザザザー、ザザッと

爪の音を立てて 3段階でガラスに突進していきました。

その動物的動きはたいしたものでした。

私がガラス戸を開けて「コラー!!!」っと叫ぶと2本の電線のうち1本に1羽が

下の1本に2羽のオナガがいてこちらを見ていましたが、

慌てて飛び去りました。

まったく油断も隙もありません。

普段はオナガの汚い「ギェー」という声が嫌いで怯えた顔をするだけでしたが、

いざとなったらケモノの動きをするんだと思うと愛しさがいっぱいでした。

無駄メシを食べているだけではなく、ちゃんと見張りも務める愛猫KUUのお蔭で

美味しくて上物の干し柿を作ることができたと言っても過言ではありません。

29個の干し柿は夫婦二人では多いので保存します。

昨年も冷凍して永く食べられましたので、今年も冷凍しています。

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夕食ー湯豆腐

2017-11-26 20:42:35 | 日記

今日は干し柿の完成を載せようと思っていましたが、

それはもう少し後にします。

現在、こんな感じです。

もう少し干したい!と思うので数日後に見てくださいね。

 

始まりがこんな感じでしたから、ずいぶん変化したでしょう?

寒い日が続き、雨が2回ほどあっただけですから、カビも生えず大成功の予感がします。

 

というわけで、本日は夕食のお話です。

このところサボリ癖が出てきて、食事の支度が苦痛で仕方ありません。

で、今夜は簡単に湯豆腐です。

代わり映えもしないメニューですが、お酒が頂いた”獺祭(だっさい)”なのです。

夫婦二人で720mlを飲み干しました。

”獺祭”は岡山県の大吟醸酒で、冷酒でいただきます。

なんと、手前にあるだらしない食べ方のお皿はKUUが食べた鶏ささみのオリーブオイル焼きです。

 

先の東関東大震災で食器棚のグラス類が全滅し、それを聞いた友人が

「壊れないものをあげます」と黒柿のぐい飲みを送ってくれましたので、

今回はこれを使いました。

飲み口がいい、さすがのぐい飲みです。

”獺祭”は安倍首相がロシアのプーチンにも贈ったという大吟醸ですが、

私たちには大吟醸のお酒は、なんともナヨくてモノ足りません。

日本酒と言えば本醸造に決まっているではありませんか!

話は一致したのですが、なんだかんだと言いながら飲み干しました。

 

せっかくですので「KUUちゃんも写真に写りましょ?」といましたが、

私の膝に甘えて恨めしげに見上げるばかりで・・

女っぷりをお見せすることはできませんでした。

 

 

 

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愛猫KUU1歳8ヵ月

2017-11-20 18:44:00 | 日記

今日はKUUが1歳8ヵ月の日です。

とにかく写真が嫌い!

追いかけて、やっと洗面所で捕まえました。

洗面所に置いてある水飲み茶碗を前にして。

水を飲んでいます。

家の中には、いろんな場所で水を飲めるように、あっちこっちに水入れを置いています。

 

体重は3.5キロに戻りました。

個展中に痩せたKUUは1カ月半かかって元に戻ったわけです。

それだけ、私とのつながりが強く、家の中でも私を追いかけてばかりいます。

まるで犬を飼っているみたいだと思っちゃいます。

それに、私の言葉がいくつかわかります。

まず「ご飯ですよ」と言うと自分のお皿に向かいます。

これはキャット・フードを食べることです。

「ご飯できましたよぉ~」と言うと、それは人間の食事が始まることで

急いでテーブルにある椅子に腰かけ、テーブルに手をついて待ちます。

ここは私たちと同じテーブルで、家族だけの時のみ許します。

他の人がいる時は声をかけないので「今日は無しなんだ」と解釈するらしく

寄っても来ません。

KUU専用のお皿があり、そこに鶏ささみをオリーブオイルで焼いて小さく裂いた

ものを乗せてやると食べます。

人間の手の小指第一関節くらいの量です。

食べ終わると椅子を降りてどこかへ行きます。

私が夜の家事を終えると、どこからかやって来て「あちょびまちょ」という顔で

膝に片手を乗せて「ニャン」と言います。

チビちゃんと名付けている子ネズミの人形を持って来て顔をかしげるのです。

それを遠くに投げてやると走って持って来て、私の膝に置きます。

これを30分くらいやるでしょうか。

疲れてくるとウナギネコ状態でノビています。

それが止める合図です。

もっとしてほしいと、しばらく経つとねだりますが、知らん顔で居ます。

このとき、目を合わせると、またしなければなりませんので、心を鬼にします。

「これは猫じゃない。あなたがこんなふうに育てたんだよ」と夫は言います。

確かにそうです。

犬はしょっちゅう相手をしなければならないからうっとおしいと思い

ほっとける猫が好きなのですが、私の育て方は間違っていました。

「おいで」と言えば、必ず来るし、「バイバイね」と言えば玄関まで見送りに来ます。

「あら?チビちゃんはどこ?」と言うと、急いでチビちゃんを探して持ってきます。

ただ、チビちゃんを持ってくる姿が獲物をくわえて走って来る猛獣のような顔と

内股で典型的な”虎走り”なのです。

吊り上がった眼は怖いほどです。

今日も「写真を撮るからね」と言うと、途端に逃げ出し捕まえるのに大変でした。

逃げ回っているところをやっと捕まえ、やっと撮った写真がこれです。

今日は私はカルチャースクール講師の日。

あいにく夫は九州に同窓会で出かけていません。

朝から夕方まで ひとり家の中で過ごし、戻った私の顔を

暗い洗面所で体を低くして顔を床に置き、恨めし気に見上げました。

ごめんねェと謝って抱き上げると「フン!」いうように顔を背けました。

ハハハ、それでこそ猫です!

ふたりで(?)食卓を囲み夕食を終えると「あちょびまちょ!」が

始まりましたが、少しだけつきあって、後は「お終いよ」と言うと

おとなしく籠ベッドに入り、個展に来てくださった方から頂いた『雲の人形』に

顔を寄せて眠り込んでしまいました。

どんな1日だったのか、寂しくてお昼寝もしなかったのか、

ぐっすりと寝込んでいます。

この1歳8ヵ月を記念して、今までより二回り大きな籠ベッドを買ってやりました。

「猫は炬燵で丸くなる」と言いますが、KUUはベッドで丸くはならず

「コの字」で手足を伸ばして寝ます。

今までは手足と尻尾が籠からダランと出ていたのです。

ベッドを新しくしてやったら、籠の中で「コの字」で寝ています。

もちろんペット・ヒーター付きです。

毎晩 私の足元でノビノビと寝るKUUですので

今夜も「ネンネちまちょ」と私が”お姫さま抱っこ”して運びます。

こんなことしてるから犬みたいな猫になっちゃうんですね。

 

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今年の干し柿

2017-11-16 10:18:03 | 日記

今年も滋賀県米原の友人が送ってくれたので干し柿を作りました。

ただし、今年は指の腱鞘炎のため夫に皮むきを頼み、

私はヒモに通して干すだけです。

               朝日に映える干し柿

 

物干し竿に吊るされた干し柿、総量29個です。

ほかに食べる用の柿も送ってくれたのですが、枝付きの柿が干し柿用ということ

なので、1個だけ別干しです。

1本の紐に2個ずつ吊るすのです。

夜はビニールをかけて、早朝の鳥の攻撃を避けます。

猫も遊びたがるので、注意しなければなりません。

昨年はこの干している柿に猫がぶら下がってゆ~らゆらと揺れて遊びました。

まだ体重も軽かったので「あぁ~ら、ダメじゃない」で済ませましたが、

今年は3.5キロ、これでは済みません。

 

こうやって、少しずつ冬の準備、年末の準備がやってきます。

ノンビリしていちゃいけない!みたいな焦りが出てきます。

 

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猫のことば

2017-11-13 10:30:11 | 日記

昨夜のことです。

日曜の夜はNHK総合の≪ダーウィン来た!≫を観ます。

特に昨夜は《猫の生態》を放映するということで楽しみに待ちました。

話題は『若オス猫はなぜ失踪するのか』ということなんですが、

そんなことはわかりきったこと、成長してメス猫を求めて旅立つのですよ。

そして、どういうわけかまた戻ってくる。

子供のころ家で〝ミケ”というメス猫を飼っていました。

田舎のことなのでネズミ対策でどこの家にも猫がいたのです。

みんなネズミ対策で猫を必要するので、避妊手術もせずに飼っていました。

というわけで、ミケもしょっちゅう子猫を産んでいました。

ご近所からもらいに来ますが、三毛猫からもらわれていき、最後に残るのが

オスの黒猫です。

あ、メス猫しかネズミは獲らないとされています。

残った黒猫は簡単に〝クロ”と名付けて飼っていていましたが、

ある日家出しました。

祖父の話で「オス猫は家族を作るために旅立ったんだよ。

家族ができたら戻ってくるから大丈夫だ」とわかりました。

家族ができるとそこで居つかずに戻ってくることに疑問がありましたが、

猫とはそういうものらしいと思っていました。

昨夜のテレビでは「近親で子孫を作ることを避けている」と言っていましたが

果たしてそうなんでしょうか?猫がそんなことを考えるのでしょうか?

それとも動物的感覚でそういうことをするのか・・・猫に聞かねばわかりません。

 

話の前置きが長くなりましたが、そんなことを言いたかったのではなく、

リビングで夫婦揃ってテレビを観ていた時のことです。

私たちの前にはテーブルがあり、我が家の猫KUUはそんな私たちを見つめたくて

テーブルの上に座っていました。

画面では子猫から成長したオス猫が、行く先々でオス猫とメス猫を争い、

凄まじい唸り声で戦い始めたとき、KUUが脱兎のごとく逃げ出したのです。

ミックスの猫同士の戦いが、なぜに怖かったのか。

これは言葉がわかるに違いありません。

洗面所の暗い場所にうずくまっていたので、私が抱き上げてリビングに連れてくると

体を固くしてジッとうずくまり、夫が立ち上がると、すごい勢いで逃げました。

それも爪を出して逃げたらしく、爪で鋭くフローリングをかいたらしい音もしました。

それから夫の顔を見ると逃げ出していました。

あの声は夫の声だと勘違いしたらしいのです。

今朝は毎朝5時半に起きる夫の膝に乗り、7時に起きる私を待つ習慣がなく、

隠れていたようです。

 

猫の言葉は万国共通でしょうか?

種類の違う猫同士でも言葉は通じるものなんでしょうか?

たとえば、アメリカンショートヘアとロシアンブルーでも同じ言葉なんでしょうか?

ウチはベンガルですが、ソマリと言葉が通じるのでしょうか?

こんなことを研究してくれる人はいないのでしょうか?

と、今朝、すっかりKUUに嫌われている夫に尋ねてみたら

夫の一言「それはカケ学園がしてくれるんだよ」とのこと。

おあとがよろしいようで。

 

くつろぐKUU

早くこの日が戻ることを。。。

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柿の葉と枝で染めた糸の織り上がり

2017-11-09 11:25:59 | 日記

先日、織りつつありますと書きました柿の葉と枝で染めた染めた糸が

織り上がりました。

≪ベランダで育つ柿≫としてブログに書き、2年に渡って美味しい柿を食べさせてくれました。

夫の丹精込めた柿は2年経つと病気に罹り「これは切るしかない」という夫の言葉で

それでは「糸に染めて永遠に残しましょう」ということで染めました。

そんな訳ですから、この糸は夫のマフラーになるのがピッタリです。

色合いが寂しいので、化学染めの赤い糸をたて糸に加え、いくらか明るくなったと思います。

織り目拡大です。 

これはへリーンボーンといって、分かりやすく言うと杉綾織りです

糸がシルク真綿リングなので、模様織りが何だか判明しませんが

この糸は何といっても温かくて軽いのです。

これからの季節、夫の首を温かく包んでくれるでしょう。

すでに「今月末の中学の同窓会に巻いて行こう」とニヤニヤしています。

途中で指が痛くなり、時間をかけてしまいましたが、

まずはホッとしています。

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流れに流されると起こること

2017-11-07 10:31:53 | 日記

身の周りに起こることで、愚痴を言ってもしょうがないことは知っているのですが、

この場所で吐き出してスッキリさせてください。

織りを始めて27年、いろいろありましたが、”織り”のことではなく、人間関係で

煩わせられることがいちばん参ります。

どちらかというと、私は織り機に向かってひたすら織ることが好きで、

他人に教えることは得意ではありません。

ですが、織りの教室に入って、「講師になってください」と言われ、それを承知し、

資格を取り、各地に講習に出かけるようになりました。

いちばん多いときで60人を前に一人で講習したこともあります。

器用な人、不器用な人、早い人、遅い人を目の前にして、毎回反省することが多く、

「教えるのは得意じゃないよなぁ」と思い知らされています。

今、一つのカルチャースクールで教えているのみですが、

カリキュラムを作り、初歩から徐々に力を付けて行けるように指導しています。

ほとんどの人が 疑問も持たず、それに沿って習ってくれますが、

時には「私はそこそこ織れますので、好きなことだけ習いたいです」と

申し込もうとする人がいます。ついでに「糸も自分で調達したい」のだとか。

最初にそういう人に出会ったときは驚きました。

私感ですが、カルチャースクールというのは「楽しんでみんなで同じことをする」

というものだと思っているのです。

それが自分だけはみんなと”別扱い”を望み、糸まで自分で調達し、その糸に合わせて

私にテキストを作れというのは、ちょっと違うのではないでしょうか。

そういう人はカルチャースクールの域を超えていると思うのです。

なので「それはできません」とお断りしたのですが、お帰りの際に窓口で

「自分のやりたいことを講師に断られた」と言って帰ったそうです。

私は事務局から「うちはどんな条件の人も受け入れるカルチャースクールなので

どんな人も受け入れてほしい」と苦情を言われました。

私は「今まで続けてきた人とのバランスもあるので、勝手な人は困ります」と

言いましたが、何も応えは返ってきませんでした。

教室の生徒さんたちも、その人が帰ったあとで「なんて勝手な人!」とか

「ああいう人は個人で習いに行ったらどうなのか」など激怒していました。

私は自分の行動が間違っていなかったと思いました。

 

ところが、先日「決まったカリキュラムではなく、好きなものを織りたい」

という人が現れました。

 私「何を織りたいんですか?」

 彼女「まずは娘のストールを織りたい」

 私「どのくらいの大きさですか?」

 彼女「40×200」

 私「初心者だし、大きなものなので時間がかかりますよ。」

 彼女「いいです。糸は自分で好きなものを買ってきます」

やりとりだけで嫌になってしまう内容です。

心の中で「こういう人は、すぐに止めるだろう」という想いが起こり

「いいですよ」と言ってしまいました。

織り機に触ったこともない人が、大きなストールを織り上げるには

強い根気がなければできるものではありません。

模様も何もない単調な織りは、嫌になってしまうものなのです。

ところが、この人の友人が、次の週に体験に訪れました。

おそらく「好きなものを織らせてくれるのよ」とでも聞いたのでしょう。

そして、この人も入会して さっそく「ブックカバーを織りたい」と来ました!

糸も自分で調達したいとか。

もちろん、初心者なのですから、織りの幅、長さ、すべて私が計算してやります。

 

それまでコツコツとやってきた生徒さんたちは何を思うのでしょうか。

気になりながら、私は「何も見ない!流されよう」と決めたのです。

 

ところが、すでに在籍している人たちが、次の作品を「パスしてその次にしたいです」

と言うようになったのです!

それを咎めることなど、今の私にはできません。

用意してきた教材は無駄になりました。

私がキッパリと自分のスジを通していたら、こんな流れにならなかったと思うのです。

身から出た錆とはこのことを言うのでしょう。

 

実は12月でカルチャースクールを辞めるつもりでいました。

そのことを事務局にも申し出ていたのですが、「考えさせてほしい」と言われ

次の行動が≪お薦めの講座≫という扱いで宣伝されてしまいました。

訪れたのはたった3人ですが、そのうち2人が生徒になった。。。

事務局から「先生、生徒さんが増えましたね」と笑顔で言われて、

応えようがありませんでした。

このブログのタイトル『流れに流されると起こること』 このことです。

白黒はっきりとして生きてきたのに「どうでもいい」と思うようになると、

思わぬ苦痛がやってきます。

歳をとったせいでしょうか。

愚痴はこれにて終了!

 

KUUの存在は心の癒しです

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