晴れ上がった空のように・・

日常の出来事や読んだ本の紹介

田園発港行き自転車 

2018年05月14日 | 
田園発港行き自転車 上・下  宮本 輝 著

水泳仲間のSさんお勧めで、読んでみたら、なんと2年ほど前にすでに読んでいたのです。
すっかり忘れていました~。でも上巻だけで下巻は読んでいなかったのです。
で・・また上巻から読み直しました。

よかったです
とても気持ちの良い物語でした。故郷の原風景のような郷愁があり、人間の尊厳や慈しみややさしさ
たっぷりであ=ぁいいなぁ、こんな風に生きていけたら、と思える作品でした。

物語は富山県、富山湾を望む北陸本線入善駅。そして京都花街。東京。。
このかけ離れた三つの場所がいつしか繋がってそれぞれの運命の糸が手繰り寄せられていくのが
おもしろいです。

登場人物がみな善良な人たちばかりで、癒されました~

上巻では、ゴッホの「星月夜」の絵がミステリーっぽくてまるで謎解きのようでしたが。

富山県、舟見城から黒部川を下り、愛本橋まで、自転車でツーリングしてみたくなりました。

ビアンカやBHで!!


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