娘5歳との二人旅。
正直、アジア…どうかな。
と思っていました。
治安、気候、歩きやすさ。
交通の利便性も大事ですよね。
台北は都市なので、
コンクリートを歩くってことは多く、
温度も湿度も高いので
赤ちゃん…は大変かな。
ただ、道がアーケードになっていたり、
台北駅の地下街はバリアフリーだったり
思ったよりもずっと快適に過ごせました。
治安は、そんなにいろいろ行ったわけではなかったけど、
ホームをレスしたひとにはふたりくらいしか会わなかったし、
古い路地はたくさんあったけど、怖くなかった。
歩いている人がみんなふつうの服装とのんびりした感じ。
地下鉄で結構並んでいても、ぎゅうぎゅう押されたこともなかったし、
亜熱帯のエリア独特の柔和な雰囲気を感じました。
そして、台北のひとは子どもに優しい。
地下鉄やバスはもれなく譲ってもらえ、ぎっちぎちのレストランでも
子どもがいると分かると、率先してあけてくれた。
豆乳屋に行ったとき、
子どもに席取りをさせて
わたしは注文ができあがってくるのを待っていたんです。列に並んで。
席取りさせていた席は
バーカウンターのような席で、座高が高く、
子どもはひとりで座ることができないので、席に寄りかかっていた。
で、「よしよし席をとっているな」と振り返ったとき、
隣に座っていた大学生風の若い女の子が
うちの子を抱っこして、
席に座らせてくれていた。
その女の子は彼氏とふたりで仲良くご飯を食べていたのだけど、
わたしが全身で「謝謝~~~」と言うと
いえいえ
と気さくに笑ってくださった。
なんて優しいのよ。
ごめんね、17キロもあるうちの子抱っこさせて…。
こっちは親切に慣れていないので、恐縮しまくりですよ。
子供にやさしい=おとしより。
の固定観念が自分にある
と気づかされた瞬間でした。
ひょっとして博愛の精神?
電車の優先席は
立っている人が結構いても、
空いていて、どっかり座っている人なんていない。
ちなみに
優先席は、台湾では「博愛席」です。
いい国だったなぁ。
もうちょっと迷惑かけないように行きたいので
ちと中国語を勉強しています。