本日の「『君が代』条例は憲法違反!不起立減給処分取消裁判の法廷に多くの方々に傍聴に駆けつけていただき、本当にありがとうございました。
大阪では、2011年に「君が代」条例が制定されました。その条例に則り、大阪府教育委員会は、教育長通達を出し、また校長に職務命令を出すことを強要しました。何が何でも「立て、歌え」と、教職員を服従させようとしたわけですが、それでも、卒業式や入学式において強制される「君が代」に対し立つことはできない、歌うことはできないと多くの教職員が不服従を示して来ました。
本日の「『君が代』条例は憲法違反!不起立減給処分取消裁判の法廷に多くの方々に傍聴に駆けつけていただき、本当にありがとうございました。
大阪では、2011年に「君が代」条例が制定されました。その条例に則り、大阪府教育委員会は、教育長通達を出し、また校長に職務命令を出すことを強要しました。何が何でも「立て、歌え」と、教職員を服従させようとしたわけですが、それでも、卒業式や入学式において強制される「君が代」に対し立つことはできない、歌うことはできないと多くの教職員が不服従を示して来ました。
本日の「『君が代』条例は憲法違反!辻谷不起立減給処分取消訴訟」第4回口頭弁論・報告集会に出席できなくなりました。この場を借りてお詫び申し上げます。
原告 辻 谷 博 子
今夏、二足のわらじを履くつもりで、すなわち裁判と運動を続行しながら中国で日本語教師をするという決心をし、大連にやって来ました。その時、自分自身に課したことは、裁判期日には必ず帰国し法廷に出るということでした。今回の法廷は、国慶節(中国の建国記念を祝う10月1日)の大型連休期間でもあり、飛行機チケットも購入し、帰国の準備もまかりなく行ったつもりでいました。
ところが、手続き上の問題が発生し、帰国を延期せざる得なくなりました。大学側のビザ申請手続きが遅れ、ただいま手元にビザもパスポートもないと言う、何ともちゅうぶらりんな日々を送る羽目に陥ってしまいました。八方手を尽くしましたが、今回の法廷参加は諦めざるを得なくなった次第です。
本日の法廷は、主任の南和行弁護士をはじめ、Tネット世話人の方々にお任せすることになりましたので、どうか、これまでのように傍聴・報告集会参加をお願いします。
また、本日、決定するであろう次回法廷期日には、今度こそ帰国し、みなさまとともに、これからの裁判や運動について意見を交わしたいと思います。
私たちが提起している、「君が代」条例は憲法違反であることを、あらゆる角度から訴え、より多くのみなさまとこの問題を共有していきたいと考えています。そして、それが、個々人の人権を守ること、そして戦争をさせないことにもつながっていくと信じています。
本日です。懲戒、減給、解雇ーそのような恫喝のもとに行われる「君が代」斉唱はどう考えても異常です。教育裁判として、労働裁判として、そしてなにより憲法裁判として、不起立減給処分取消裁判に注目ください。そして多くの方々に傍聴をお願いします。
10月6日(月)
「君が代」不起立減給処分取消裁判
13:10 辻谷裁判
15:30 奥野裁判
大阪地裁809号法廷