大阪ネット通信 (21年12月8日)
「日の丸・君が代」強制反対・大阪ネット
来年2・11集会(講演:桜井智恵子さん、特別報告:黒田前代表)の紹介
2月11日(金)13時半~16時半 天王寺区民センター➡終了後にナンバまでデモ
講演:「教育は社会をどう変えたのか?〜カメラのように思想を使う」
〔桜井さんより〕『教育は社会をどう変えたのか』を9月に出版しましたが、2ヶ月で増版になりました。個別の能力を高める「教育」に社会問題の解決の方向を求めることを批判し、資本主義社会と教育や福祉のつながりを問題にした本書への皆さんの関心の高さに驚いてもいます。注目されるのは「能力主義」や「特別支援教育」、「EdTechとコロナショック」や「学びの個別最適化」かもしれません。それらを束ねた視点が、近代公教育システムと産業界の暴力的連携を分析した第5章です。今回の講演では本書の次の一歩、分断と統治に抗するための手がかりということで、別の生のあり方論―アナキズムなるものとグラムシの「陣地戦」のお話をしようかと思います。
特別報告:「差別と天皇制」
〔黒田伊彦・大阪ネット前代表より〕本居宣長は、神武即位の橿原は柏原としたが、そこは全国発祥の地である。神武天皇陵拡張と洞の強制移転、別府的が浜焼き討ち事件と解放歌の誕生。西光万吉の皇産主義、松本治一郎の世界の運動としてのアジア侵略戦争への加担など、差別の原点たる天皇制との闘いと挫折から今日的課題を考たい。
明日(9日)梅原さん国賠訴訟判決(11:45)の傍聴参加を〔梅原さんより〕
2017年再任用拒否国賠訴訟の控訴審判決は、いよいよ明後日9日(木)です。
一審は、ほぼ府教委の主張をまるのみにしたようなひどい判決でしたが、高裁の審理では
進行協議の場で、裁判所から裁量権に引っかかりを感じているとの表明もあり、地裁とは
異なる判決も期待されます。ご都合のつく方は是非、傍聴にご参加下さい。
判決後報告集会も行いますので、可能な方はこちらにもご参加下さい。
11:45~ 大阪高裁202号大法廷
判決後 13:30頃~ 弁護士会館1004号室で報告集会(1時から入室可)
〔予定〕
12/11(土)東京裁判と南京~南京の記憶をつなぐ21(14時~16時半、エル南5F)
20(月)松田さんコロナ在宅勤務不払い裁判(14時半~地裁809予定)
25(土) 反森友デモ(11時~野田中央公園)
1/17(月) 奥野さん「合理的配慮」無視の「君が代」処分撤回裁判(11時半~809)
2/14(月) 松田さん「不起立処分」取消し裁判(14時~地裁808)