グループZAZA

「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

『侵略4』を観た〜感想をいただきました!

2017-10-22 20:41:37 | グループZAZA活動報告
本日、台風の影響で風雨か強まる中、予定通り『侵略4』の上映会を敢行しました。

参加者は少なかったですが、その分、貴重な意見交流ができました。

嬉しいことに、参加者のお一人のおかだだいさんがフェイスブックにコメントを投稿されていました。ご本人の了解のもと、掲載させていただきます。

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グループZAZAの学習会で『語られなかった戦争 侵略4 中国の大地は忘れない』を観た。

たくさんの加害証言を聴いた。今となっては生で聞くことも叶わない、貴重な証言。日本の満州支配に抗した人々(その中にはたくさんの無関係な人もいただろう)をどのような拷問にかけ、首を跳ね、刺突し、穴に放り込んで土もかけず放置した、等々。残虐な行為をなんの罪悪感もなく、任務として行った日本人兵士たち。
平頂山や撫順炭鉱には折り重なったたくさんの死体が発掘され、特に平頂山では抱き合った姿や子どもをかばう姿のままの白骨が目をひく。当時の写真では、首を着られた胴体だけの写真や、頭部だけ集められて放置された写真もある。

これら加害のひとつひとつに対して、誰がどんな責任を取ったのだろうか。

カメラの前で加害証言している元日本軍兵士たちは、加害の事実を認め、謝罪している。それは責任を果たしているということでもある。
でも、アベは謝罪したか?
昭和天皇は謝罪したか?
現行憲法のもとで、天皇に謝罪という政治的発言をしてほしいとは思わない。だからこそ、責任者処罰が必要だったのではないか?

加害責任の不徹底が今日のネトウヨな日本を産んだのであれば、今求められることも加害責任の徹底である。政治的な決着のつけ方は措くにしても、まずは私たち一人ひとりの意識の中にその重たさを自覚するべきた。

というようなことを考えながら、「日の丸の前で起立し君が代を斉唱しろ」という職務命令に抗って処分された教員の人たちとともに映像を観た。不起立を貫いている人たちにはこの映像は他人事ではないことは、用意に想像できる。

とても重たい映像であり、とても重たい体験だった。その重たさを前に、中途半端な感じ方はできない。
あとは、いま、具体的に何をすべきか、だ。
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