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「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

8/30再任用拒否損害賠償請求・控訴審判決

2017-08-20 20:28:09 | 「君が代」裁判
「君が代」解雇を許さない!豊中市教委は謝罪せよ!
                           控訴人佐藤訓子

再任用拒否損害賠償請求・控訴審判決

8月30日(水)13時15分~高裁84法廷
  
判決後報告会・弁護士会館904(~15時)

2013年3月、豊中市教育委員会(以下、豊中市教委)は「君が代」不起立を闘った元豊中市立小学校教員の佐藤訓子さんを再雇用しなかった。

2016年12月12日、大阪地裁・内藤裕之裁判長は、豊中市教委の言い分をすべて追認し、佐藤さんの損害賠償請求を棄却した。

豊中市教委は、
①前年度卒業式での発言と「君が代」不起立、
②事情聴取の拒否、
③自己申告票未提出、
④卒業式からの排除を目的とした「職員室管理」に抵抗したこと、
の4点をあげつらった。

内藤判決は、再雇用するかどうか判断するときの「観点」に「現在の社会が求めるもの」を勝手に作りあげて、解雇を当然とした。

内藤裁判長のいう「現在の社会が求めるもの」とは、現在の安倍政権が求めるものであり、教育労働者が自らの思想・良心を投げ捨てあるいは封じ込めて、子どもたちに「日の丸・君が代」に従わせることにほかならない。

地裁判決後、ただちに控訴し、2月14日には、多くの支援の仲間とともに、内藤判決弾劾ビラまきをおこなった。

教育労働者の民主的諸権利をはく奪し、思想を弾圧する「君が代」不起立解雇を許してはなりません。ともに闘いましょう!

*豊中市教委による「減給処分」撤回裁判   
証人審問 10月4日(水)10時~12時 地裁809号

*大阪府教委による「戒告」撤回裁判
証人審問 10月23日(月)10時~11時半 地裁809号

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8/31減給取消訴訟判決!

2017-08-17 13:05:28 | 「君が代」裁判
みなさまへ

昨年7月6日、大阪地裁内藤裕之裁判長によって不当にも棄却され、即日控訴いたしました、「君が代」不起立減給処分取消控訴審判決がいよいよ出ます。現在の社会状況から考えれば決して楽観を許されない裁判ですが、それだけに、勝たなければならない裁判だとも控訴人として思っております。

控訴審においては、新たに西原博史さんの鑑定意見書を裁判所に提出いたしました。

学校の卒業式や入学式において「君が代」斉唱を絶対的なものとし、「君が代」に疑義を持つ教職員を徹底的に排除して全員一丸となっての国歌斉唱構図を作り出することは、紛うことなく、子どもへの強制となります。教育の場に国家のシンボルとしてウタを強要することには断じて反対していきます。

どうか、支援と連帯をよろしくお願いいたします。ご都合がつくようでしたら、傍聴にかけつけていただければ幸いです。

判決

◆8月31日(木曜日)午後2時

◆大阪高等裁判所8階82号法廷

なお、判決後、近隣の大阪弁護士会館12階1205室報告集会を行います。

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8・15不戦の誓い新たに~憲法改悪を許さず不当処 分撤回まで闘い抜く!

2017-08-15 19:18:40 | 全国から
被処分者の会・東京「君が代」裁判原告団の近藤です。

「処分撤回を求めて(457)」を送信します。

◆敗戦の日 不戦の誓い新たに―憲法改悪を許さず「戦争する国」への道をストップ

日本軍国主義の敗戦から72年の「8・15」。二度と戦争をしない不戦の誓いを新
たにする日です。

日本軍国主義の侵略戦争は、アジア、太平洋の国々の深刻で甚大な被害、ヒロシマ・
ナガサキへの非人道的な原爆投下、国内唯一の地上戦としての沖縄戦、などの想像を
絶する悲惨な結果をもたらしました。1931年の「満州事変」から敗戦までの「1
5年戦争」の犠牲者は日本国民310万人、アジア太平洋地域で2000万人を超え
ます。その反省から「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにす
ることを決意して」(憲法前文)日本国憲法が制定されたのです。

今、安倍政権は「植民地支配と侵略」を認めず、憲法9条3項に自衛隊を追加しよう
とするなど明文改憲による憲法改悪の策動を強め、「戦争する国」へと暴走していま
す。安部政権下での秘密保護法、安保法制=戦争法、「共謀罪」法などの強行はその
ための地ならしであることは明白です。

今、憲法改悪を許すか否かの戦後最大の歴史的岐路を迎えています。被処分者の会
は、「日の丸・君が代」強制は「戦争への道」であるとして、14年間、裁判と運動
を車の両輪として闘ってきました。、

予断を許さない一進一退の攻防が続いていますが、被処分者の会は、憲法改悪を許さ
ず、運動を広げて不当処分撤回まで闘い抜く決意です。14年に及ぶ裁判闘争の到達
点を踏まえ、「思想・良心の自由」「教育の自由」を守り抜くため、違憲判断を勝ち
取り、戒告を含む全ての処分の取り消しと損害賠償を認めさせるため、9月15日に
地裁判決を迎える東京「君が代」裁判第四次訴訟、人事委員会審理などの後続訴訟を
粘り強く闘い抜きます。「勝つ方法はあきらめないこと」を肝に銘じて。

(ご案内)安倍内閣退陣を求める8・19国会議員会館前行動
 8月19日(土)17時 衆議院第二議員会館前 主催:総がかり行動実行委など
  →首相官邸寄りに被処分者の会ノボリ旗あり。


◆OKさんの再発防止研修抗議・支援行動へ!
~「再発防止研修」を許さない!「イジメ研修」をやめろ! 

都教委は、3月卒業式で「君が代」斉唱時に起立せず戒告処分を受けた都立K高校教
員OKさん(被処分者の会四次訴訟原告・17年人事委審理請求人)を対象に東京都
教職員研修センターに呼びつけて2回目の「服務事故再発防止研修・センター研修
Ⅱ」を予定しています。

「再発防止研修」は、憲法19条の「思想及び良心の自由」に従って行動した教職員
に「反省・転向」を強要するもので、「違憲・違法」の可能性が高く、被処分者に対
する二重処分であり、「弾圧・イジメ」に他なりません。

東京地裁決定(2004年7月23日 須藤裁判長)でも「・・・自己の思想,信条に
反すると表明する者に対して、・・・自己の非を認めさせようとするなど、公務員個
人の内心の自由に踏み込み、著しい精神的苦痛を与える程度に至るものであれば、そ
のような研修や研修命令は合理的に許容されている範囲を超えるものとして違憲違法
の問題を生じる可能性がある」との警告が発せられています。

被処分者の会は、当日現地にて抗議・支援行動を展開します。多くの皆さんの参加を
呼びかけます。

★OKさんの再発防止研修抗議行動と当日の時程★

8月29日(火)
 場所:都教職員研修センター前(JR水道橋東口、都営水道橋、都立工芸高校隣)
 時間:9時 集合・行動開始
    9時10分 弁護団申し入れ
    9時20分 該当者(受講者)入場、激励行動
    9時30分~11時30分 研修時間
    11時30分頃(予定)研修終了後、該当者激励行動 
 *呼びかけ:被処分者の会
 (注)相手側の挑発にのらず、整然と行動するようご協力をお願いします。


◆粘り強く闘われている「君が代」四次訴訟判決もお忘れなく!

★東京「君が代」裁判第四次訴訟・東京地裁判決
 9月15日(金)
  12時15分原告・支援者弁護士会館集合 
  12時30分行進(弁護士会館→裁判所)
  12時40分 傍聴希望者集合(傍聴抽選なし・先着順)
  13時10分開廷・判決 
  東京地裁527号法廷
 *混雑が予想されますので早めにお出で下さい。入廷できなかった人は裁判所前で
お待ちください(旗出しあり)。

<東京地裁・高裁への行き方> 地下鉄霞ヶ関A1出口。徒歩1分。


■森友学園・加計学園疑惑徹底糾明! 
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松村さんを支える会 東京君が代裁判原告・河原井さん講演と、 第3回総会のご案内

2017-08-15 14:56:22 | 集会案内
卒業式「不起立」戒告処分撤回!松村さんを支える会
東京君が代裁判原告・河原井さん講演と、
第3回総会のご案内

 今年5月12日に大阪府人事委員会から、「戒告処分はこれを認める」とする裁決書が送られてきました。
これまでの不当な人事委裁決を引きつぎ、君が代不起立処分を正当とするもので到底これを許すことはできません。
不起立処分を受けたのが4年前の3月、何年もかけての結論で人事委員会が教職員の権利救済機関として本当に機能しているかも疑わしくなります。
しかし昨年から追及していた、我々を処分した元教育委員会中野教職員課長が人事委員会事務局次長に居座っている事態について、
この3月で転出させることができました(転出先については別の問題があります)。
5月まで人事委員会裁決を引き延ばしたのも、中野の関与を追及されたくないからだと考えられます。
さて、私を含む7名が原告の戒告処分撤回合同裁判も、9月13日、20日と証人尋問を迎え(松村は20日の最終)山場となっています。
この大切な時期に総会を開き、あわせて東京で不屈に闘う河原井さんを招き、講演をお聞きしたいと思います。よろしくご参集ください。

日時: 8月20日(日) 午後2時~4時 

場所: クレオ大阪中央         
 (地下鉄四天王寺夕日が丘駅下車)                       
                           
講演: 河原井純子さん

 「2017年2月2日陳述書より」
 教員生活で、子どもたちや青年たちと「憲法」や「子
どもの権利条約」などと照らし合わせながら「命令し
ない-命令されない」「排除しない-排除されない」
「差別しない-差別されない」という関係の模索を大
切に大切にしてきました。その根底にしっかりと根付
いていたのは誰にも手渡すことのできない「だれの子
どももころさせない」という揺るぎない決意でした

参加費: 無料 (会費切り替えをその場でお願いいたします)

松村さんを支える会連絡先:山田090-5900-0783
郵便振替口座00990-4-272942
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速報!大阪市道徳教科書は日文に決定!

2017-08-09 16:08:11 | 教科書
いつも貴重な情報をいただいているkさんからのメールです。

大阪市教委は来年度からの小学校道徳教科書に日本文教出版教科書を採択したとの情報が入りました。

一昨年、育鵬社中学校教科書を強引に採択していただけに、教育出版を採択させなかったことは、極めて大きな朗報です。

育鵬社教科書をストップさせる足がかりになればというところです。

大阪の皆さんの運動が、勝ちとった勝利と言って過言ではないと思います。
教育出版を応援した育鵬社を支える連中の悔しがる顔が見えてきますね。
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