48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

クリスマスイブのロングフック

2016年12月26日 05時37分01秒 | 空手
12月24日 クリスマスイブの空手練習

「こんな日に来る人がいるのかなあ」
という溜息をついたのが、開始時刻の10時であった。普通休みだよな(笑)。
仕方がない、一人で基礎と形稽古を徹底的にやって、今日は終わりにしよう・・・と思ってたら、小学1年生君がお母さんに連れられてやって来た。
おお!よく来たな!さあ始めようか。

しばらくするとK藤さんも来られたので、手技・受技をゆっくりと二人がかりで教えてました。小学1年生君は1か月ぐらい前から土曜日の練習に来てくれるのですが、それ以前は覚えられなかった技の名前も、ほぼ覚えつつあります。
この年頃は集中力が続きません。土曜日は人数が少ない(ほとんどいない)ので、先生とのマンツーマンに近い状態です。否応なしに覚えざるを得ません。
ちょっとでもよそ見すると、
「どこ見てんねん。正拳を打つところは窓の外と違うぞ」
と注意されるから(笑)、子供もうかうかとよそ見も出来ん。集中力がつきます。わははは。
お母さんの話ですと、「しつけを身に着ける」「集中力を身に着ける」などを考えておられるそうなので、私も同じ意見です。子供は「強さ」よりもそっち方面ですね。
と書きますと、「少人数のほうが良い」と思われますが、少人数の最大の欠点は、周りの子供達とのコミュニケーションが無いので、社交性とかの向上はゼロになる。まあどちらも善し悪しがある。
友達がいないから、子供自身はあまり面白くないだろうなあ。
そこは工夫して、途中で体幹トレーニングを入れてみたり、最後はミットを入れてみたり・・・子供を教えるのって難しいです。私も勉強します。

残りの一般部の1時間は、K藤さんとの稽古なのですが、大学空手部で活躍されて今でも私よりはるかに強いので、逆に私のほうが教えていただく事が多いのです。
最初は体を温めるために、前蹴り廻し蹴りの空蹴りを各100本、パンチはワンツーと左右のフックを各100ずつ全く休憩なしに打って汗だくになった。
よっしゃあ、これで体は温まったー!
その後はミット打ち。パンチ限定のミットから、蹴りだけのミット、最後は全部合わせてコンビネーションを入れたミットを、交互に持ちながら行いました。
ミット打ちは持ち手の技量で全然変わるといいますが・・・すまんK藤さん。私下手くそ。
もう泣きたくなるくらい下手(笑)。

さてミット打ちの途中で、先日K藤さんがやられておった「ロングフック」を教えていただいた。
構えはジャブと同じで、手の出どころもジャブとほぼ同じ。軌道もジャブに近いがちょっと外側で、伸び切る寸前に手首を返してフック気味に打つ。
「ジャブと同じリードパンチなので、これでKO出来るとは思ってません」
とK藤さんは言われますが、威力は弱くても途中で軌道が変わるので、顎の先端に当たる確率は高いです。当たったら腰砕けになっちゃうと思う。
K藤さんも「ロングフックの練習動画が無い」と言われておりまして・・・家に帰ってからあちこちの動画サイトを調べてみたのですが、実際ほとんどありません。
上の画像をクリックしますと、「空手道禅道会」さんの公開されている解説動画が見れます。禅道会東京の西川先生の技術動画はとても参考になります。
左フックの打ち方がうちの会のK藤さんの打ち方に非常によく似ております。動画の西川先生は「スイングフック」と仰ってます。MMAの打ち方ってこうなるのかな?

実際私が構えるミットに、「普通のジャブ」「ロングフック」と、K藤さんに交互に何度も打ってもらいます。じっくり拝見。
軌道が少し外側になるのと、手首を返してからフックを打つ時の頭が横に動く以外は、ほとんど区別つかない。
「普通のジャブを3~4発打ってから、このフックを打つと、当たりやすいです」
うーむ、これの初期動作を読むのは非常に難しい。
これは翌日気が付いたのですが、「はじめの一歩」に出てくる真田選手の「飛燕」というロングフックに非常によく似てるのではないか。というので検索していたらありました(笑)。
北陸のゴールデンボーイジム(ボクシング)の金子会長さんが、「飛燕」について技術的な解説をしております。そうそうこれです。
上の画像をクリックしてみてください。詳しい解説が見れます。金子先生は結構お茶目な人です。

で後半はロングフックの打ち方を二人で延々とやっておりました。普通のジャブに比べても、肩が入る分もっと遠くを打てます。だから最初は距離がわかりませんでした。の距離感は慣れなきゃ無理ですな。
でもこの距離間の違いは相手も同じ事なので、「ジャブで当たらない距離」で安心してたらロングフックが当たる(笑)。

残り10分でK藤さんとライトスパーで仕上げ。警戒してたから当たらなかったものの、普通のジャブに織り交ぜられてロングフックを打たれたら、顎なんぞ当ろうものならKO負けです。
逆にそれを警戒しすぎて、K藤さんの遠い間合いからの左刻み突きから、カウンターの右ストレート・その後から次々繰り出される正拳の連打に、ほとんど対処できませんでした。
最初の5発だけは何とかよけてブロックして当たらなかったのですが、6発目から全部寸止めで鼻先で止められた(笑)。完全KO負けです。怖かったー!
とここで時間切れで稽古終了。

もう少し時間があったら、先日判明した私の欠点・「打撃をかいくぐる・捌いて組む直前にガラ空きになる顔面ガード」について、ちょっとでも取り掛かってみたかったのですが・・・残念。
先日のこの記事について、「そらみち様」という現役の大道塾の方から、ありがたいアドバイスをいただきました。そのアドバイスを受けて、いろいろ考えて少しずつですが試したい事も頭の中に浮かんできております。
そらみち様、貴重なアドバイスありがとうございます。
大道塾の方は、ブログにリンクさせていただいています大道塾空道富士山同好会の「東天の獅子」様をはじめ、何人かの方と知り合いなのですが、皆さん非常に親切で素晴らしい人ばかりです。
私達日新会は、まだ生まれたての小さな道場で、試行錯誤しながら向上を目指そうと考えております。ぜひこれからもアドバイス等お願いします。

しかしクリスマスイブに、男二人が何やってんねん。

ランキングに参加しております。よろしければ、下の柔道バナーをクリックしてね。
にほんブログ村 格闘技ブログ 柔道へにほんブログ村
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする