春遅い地方・・・北陸新幹線の陰で

　元の北陸線を走る電車はがくんと減りました。もはや北陸本線ではなく、春遅い地方鉄道です。特急・急行列車の姿は消え、走る電車は2両連結がカタコトと走っていく感じです。列車本数がほとんど消えたので、踏切で止められることもほとんど無くなりました。運賃も上がり、なんだか不便になってしまった実感をあまり声に出すこともなく、噛みしめています。
　北陸新幹線の華やかそうなピーひゃらどんどんの裏の陰の部分は、あまり表には出ないでしょう。地方マスコミの場にも現れません。地味な生活を送っている住民は新幹線にはたして何回乗ることになるのでしょうね。新幹線開業の恩恵をどれだけ受けるのでしょうね。陰の部分のデメリットをどれだけ減らせるのでしょうね。

(1)あいの風富山鉄道の電車

　立山連峰をバックにまだ寒い風の中を走っています。

(2)鉄橋を渡る電車

　ようやく緑が見えだしました。

(3)白岩川べりの家

　桜とハクモクレンが咲いています。

(4)ハクモクレン

　風冷たくてもハクモクレン咲きました。

　明日は富山県議選です。浮ついた気分で投票するのか、地に足つけて投票するのか、住民の政治意識が試されます。

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