今日は、上海の地下鉄の紹介です。
上海地下鉄の現状及び発展計画を説明します。上海で出ている無料の日本語のタウン誌からスキャンしました。まず画像部分をクリックして、少し見にくいと思いますが、画像を大きくしたり(+)、小さくしたり(-)して眺めて見てください。
地図の1号線から5号線までは実線が引かれており、これは完成、稼働中です。赤い色の1号線が一番古いです。まず上海站(shang hai zhan)からXIN(草冠+辛)庄(xing zhuang)までが開通し、そのあと、上海站から北に向かって共富新村(gong fu xin cun)までが延長されました。最初の開通区間は殆ど地下ですが、北への延長区間は地図上も「南北高架」と書かれているように、地下ではなく、高架軌道を走ります。これは軌道が繋がっており、同じ車両が連続して走ります。南端のXIN庄から更に南に延長されていますが、これは5号線です。路線を示す色が判りにくいですが、1号線とは違う色です。ここは軌道が連続しておらず、XIN庄で乗り換える必要があるようです。
緑色の2号線がその次に完成、稼働しました。1号線は総じて南北に走っていますが、2号線は東西に走っています。西の端はSONG(さんずい+松)虹路(song hong lu)です。虹橋空港の近くですが、虹橋空港ターミナルには繋がっていません。東端は張江高科(zhang jiang gao ke)です。「高科」はハイテクの意味です。行ったことはないのですが、ハイテク工業区があるのだろうと思います。その張江高科の西隣の駅が龍陽路(long yang lu)です。地図上は、簡体字で書かれていますが、龍陽路を示す簡体字です。
この駅から、浦東空港までリニアモーターカー(中国語で磁懸浮-ci xuna fu)が走っています。ドイツからの輸入で、世界唯一の商業ラインです。片道35km程度を10分程度で走り(?)ます。元々2号線は虹橋空港と浦東空港を結ぶという構想もあったようですが、リニアモーターカーが政治要因で造られたりして、2号線は中途半端なルートになりました。この2号線もセンター部は地下ですが、東側は龍陽路から地上にでます。西端は行ったことがありませんが、多分地上ではないかと思います。
私は、この2号線を通勤に使っています。西端から5つめ、中山公園(zhong shan gong yuan)の東隣の江蘇路(jinag su lu)がアパートに近く、江蘇路から2つ目の南京西路(nan jing xi lu)が会社に近いです。会社、アパート共に駅から徒歩5~7分程度でしょうか。door to doorで待ち時間を含め約30分程度です。
黄色の3号線は全線高架軌道です。上海南站から上海站までは元々鉄道の軌道があった場所に鉄道を作ったので、建設費の安い高架にしたのだと思います。上海站から北へのルートは新設ですが、連続して高架です。地図には書いてありませんが、北端の江楊北路(jinag yang bei lu)から更に延長工事がされており、終点は宝山鋼鉄
(bao shan gang tie)の正門となるようです。終点部分は宝山鋼鉄の意向で、高架から地下に潜るようです。
紫の4号線も高架軌道です。東京山手線や大阪環状線のような円周軌道を構成する計画ですが、一部は未完成です。地図上では、今年年末に完成とあります。
5号線は、1号線で書いたとおりです。全部高架軌道(の筈)です。
1~5号線は、4号線の一部を除いて完成、稼働中です。6号以降は、工事中或いは、計画中ですが、6号から11号線は完成時期が明記されており、早いものは、今年年末、遅いもので、2009年末完成ですので、11号までは工事中でしょう。即ち、現在ある5本の地下鉄が、2009年末には倍以上になるということです。2010年には上海万博があるので、それに向けた建設ラッシュの一環でしょうが、凄まじい建設です。この背景には、上海の道路事情がありますが、これは別項でいずれ説明することにします。
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上海地下鉄の現状及び発展計画を説明します。上海で出ている無料の日本語のタウン誌からスキャンしました。まず画像部分をクリックして、少し見にくいと思いますが、画像を大きくしたり(+)、小さくしたり(-)して眺めて見てください。
地図の1号線から5号線までは実線が引かれており、これは完成、稼働中です。赤い色の1号線が一番古いです。まず上海站(shang hai zhan)からXIN(草冠+辛)庄(xing zhuang)までが開通し、そのあと、上海站から北に向かって共富新村(gong fu xin cun)までが延長されました。最初の開通区間は殆ど地下ですが、北への延長区間は地図上も「南北高架」と書かれているように、地下ではなく、高架軌道を走ります。これは軌道が繋がっており、同じ車両が連続して走ります。南端のXIN庄から更に南に延長されていますが、これは5号線です。路線を示す色が判りにくいですが、1号線とは違う色です。ここは軌道が連続しておらず、XIN庄で乗り換える必要があるようです。
緑色の2号線がその次に完成、稼働しました。1号線は総じて南北に走っていますが、2号線は東西に走っています。西の端はSONG(さんずい+松)虹路(song hong lu)です。虹橋空港の近くですが、虹橋空港ターミナルには繋がっていません。東端は張江高科(zhang jiang gao ke)です。「高科」はハイテクの意味です。行ったことはないのですが、ハイテク工業区があるのだろうと思います。その張江高科の西隣の駅が龍陽路(long yang lu)です。地図上は、簡体字で書かれていますが、龍陽路を示す簡体字です。
この駅から、浦東空港までリニアモーターカー(中国語で磁懸浮-ci xuna fu)が走っています。ドイツからの輸入で、世界唯一の商業ラインです。片道35km程度を10分程度で走り(?)ます。元々2号線は虹橋空港と浦東空港を結ぶという構想もあったようですが、リニアモーターカーが政治要因で造られたりして、2号線は中途半端なルートになりました。この2号線もセンター部は地下ですが、東側は龍陽路から地上にでます。西端は行ったことがありませんが、多分地上ではないかと思います。
私は、この2号線を通勤に使っています。西端から5つめ、中山公園(zhong shan gong yuan)の東隣の江蘇路(jinag su lu)がアパートに近く、江蘇路から2つ目の南京西路(nan jing xi lu)が会社に近いです。会社、アパート共に駅から徒歩5~7分程度でしょうか。door to doorで待ち時間を含め約30分程度です。
黄色の3号線は全線高架軌道です。上海南站から上海站までは元々鉄道の軌道があった場所に鉄道を作ったので、建設費の安い高架にしたのだと思います。上海站から北へのルートは新設ですが、連続して高架です。地図には書いてありませんが、北端の江楊北路(jinag yang bei lu)から更に延長工事がされており、終点は宝山鋼鉄
(bao shan gang tie)の正門となるようです。終点部分は宝山鋼鉄の意向で、高架から地下に潜るようです。
紫の4号線も高架軌道です。東京山手線や大阪環状線のような円周軌道を構成する計画ですが、一部は未完成です。地図上では、今年年末に完成とあります。
5号線は、1号線で書いたとおりです。全部高架軌道(の筈)です。
1~5号線は、4号線の一部を除いて完成、稼働中です。6号以降は、工事中或いは、計画中ですが、6号から11号線は完成時期が明記されており、早いものは、今年年末、遅いもので、2009年末完成ですので、11号までは工事中でしょう。即ち、現在ある5本の地下鉄が、2009年末には倍以上になるということです。2010年には上海万博があるので、それに向けた建設ラッシュの一環でしょうが、凄まじい建設です。この背景には、上海の道路事情がありますが、これは別項でいずれ説明することにします。
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