イグニッションコイル

G21のエンジンの状態は,相変わらず不良。
やはり3気筒の内,1気筒で正常に燃焼していないようだ。

原因となったイグニッションコイルだが,そもそも何のためにあるのか?

ガソリンエンジンは,ガソリンを燃やして動力を取り出している。
シリンダーの中に空気とガソリンを混ぜて圧縮し,点火して爆発する際のエネルギーを利用している。
点火にはスパークプラグが使われるが,その際,電圧は1万ボルト以上必要となる。

車のバッテリーは,通常12ボルト。これを数万ボルトまで昇圧するには,トランスが必要となる。
このトランスがイグニッションコイル。鉄心に銅銭をグルグル巻いて電気を流したり切ったりすると,電圧が変わる性質を利用したものだ。

トランスは,構造的には複雑なものではないので,あまり壊れない。
しかし,車のエンジンに着いているということは,高温,振動に常に晒されている。非常に厳しい条件。
これにより,漏電したり,もしくは関連部品が破損したりすることがあるようだ。

今のエンジンでは,スパークプラグに直接取り付けてある。電気的ロスをなくすためだろう。

で,交換だが,色々調べてみると,DIYできそうな予感。
ディーラー修理,はやまったかな??
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