不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Scomodita

2005-09-21 23:59:49 | 日記・エッセイ・コラム
不都合この上ないこと。
右手の指が使えないこと。

先日取引先の方からお土産でいただいた
「佃煮」を食べようと思って
どうしてだか知りませんが、
右手の人差し指を切りました。
それも指先の爪の生え際。

指の腹を切るのなら、しょっちゅうあることで
痛みも想像がつくのですが、
普段触れることのない爪の生え際。
切ってみたら相当痛かったです。

でとりあえず絆創膏を貼ったのですが、
これでPCのタッチパネルを触っても反応なし。
キーボードも打ちにくいし。

不都合この上ないのです…。

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Posta Celere Internazionale

2005-09-21 23:36:00 | うんちく・小ネタ
「あてにならないイタリア郵便局」というのは定説です。
が、支店によっては
親身になってやってくれるところもあるわけで。


仕事で帽子のサンプルを日本に送ることになり
今回はできるだけ費用を抑えるつもりで
郵便局を利用することに。

ビジネスではずっとFedexかDHLを使っていたのですが
最近個人的には郵便局の「国際書留便」で
日本の実家や友人に荷物を送るようにしています。
なぜかといえば、これが一番安価で確実だから。
確認番号が付いているので、最悪の場合は追跡も可能。

普通の航空便で送ると安いけれど、
追跡調査ができず、紛失の恐れもあるので
手紙ならばいざ知らず
「モノ」を送るときにはあまり利用したくない。
一刻を争う場合には(爆)
国際エクスプレスメール(EMS)を利用していましたが
実は先日の郵政法改正で
「日本向け国際エクスプレスメール」は
2005年9月19日より廃止されたのです。

なので、早く確実に届けるためには
国際書留便(Raccomandata Internazionale)か
国際小包便(Posta Celere Internazionale)を
利用せざるをえません。


我が家から一番近いのは中央駅付属の郵便局支店ですが
そこはこの上なく愛想が悪いうえに、要領の悪い人ばかり。
お客さんも外国人が多いので
何かと問題が発生して時間がかかったりします。

なので、最近ではちょっと遠いけれど
もう一軒の支店のほうへ。
こちらは2年前までうちの目と鼻の先にあったので
局員の大半が私を知っていることもあって何かと親切。
仕事の遅いのも要領が悪いのも
親切さと丁寧な対応で帳消しにできる。
しかし、法改正後、色々変更があって間もないため、
こちらの郵便局員も混乱中。
荷物一つ送るのに、局挙げて大騒ぎです。

大騒ぎの挙句、結局今回の帽子サンプルも
色々料金比較をしてくれて
(駅前では絶対そんな親切なことしてくれない)
最終的に国際小包便で送ることに。

国際書留便で送ることができるのは
2キロ以内で、
郵便局指定のボックス(中サイズ)を超えない大きさのもの。
帽子サンプルは帽子5つで重さはトータル500グラムでしたが
何しろ嵩張ったのでボックス(大サイズ)でないと入りきらず
そのため書留便許容範囲外となってしまったのです。
書留便なら16,70ユーロで送れたのにね。

国際小包便では面倒なことに
たとえサンプルでも通関用の書類を添付しなくてはならず
この書類にまた手間を取られましたが、
最終的に67,40ユーロで送りました。
まぁ、Fedexよりは安いかな。
これなら追跡調査もできるし安心。

マニュアル見なくても、てきぱきできるように
局員の教育を徹底してくれるともっとありがたいけどねぇ。

イタリア郵便局


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