不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Paradisina

2006-08-13 14:06:41 | Squisito!

ここ数日、毎日通りかかるたびに気になっていたけれど
時間がなくて「未確認」だったもの。
ようやく買ってみた。

Paradisinaというお菓子らしい。

Paradisina_01

素朴な包装に惹かれたのだ。
なんとも手作り感が漂うのは裏側。

Paradisina_02
ホチキスでとめてあるし…。
(イタリア人は結構ホチキスで何でも留める傾向があり)

このお菓子はひとつづつ個装されていて
店頭に山のように積まれて、一個1,80ユーロ。
他のお菓子に比べたらちょっと割高ではあるけれど。

Robiglio
その昔私の一番のお気に入りで毎日通ったのに
経営者が変わってから
味が格段に落ちて足が遠のいたバール・Robiglio。
共和国広場とカルツアィウオーリ通りの間の
裏路地にある老舗カフェ。
ここのミルフィーユは絶品だったのにねぇ。

で、久々にここの商品で心惹かれたお菓子の
中身はこんなに素朴なもの。

Paradisina_03
ごく普通のスポンジケーキに
粉砂糖がたっぷりかかったお菓子。
特筆する味でもないけれど
田舎の高校生が始めて作るお菓子みたいな感じ。
素朴で飾り気がないけど、甘くせつない、みたいな。
それはそれでおいしいけれど
毎日食べたいと思わせる要素はないのが残念。

Robiglio復活を期待したけど、まだ力不足みたいです。

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