毎年ルッカで開催される大型のコミックスフェア。
イタリア中からアニメ&ゲーム好きが集まることでも有名です。
仕事で参加してきました。
城壁に囲まれるルッカの街の入り口にも垂れ幕。
もちろん訪れている人の大半は
普通の恰好をしたイタリア人ですが
中には自作で手の凝ったコスプレイをしている人たちもいて
まぁ、いろんな意味で面白かったです。
これってなに?犬夜叉?
会場には大人も子供も
とにかくナルトに扮した人がめちゃくちゃ多くて驚きました。
イタリアでの人気がまだ続いているようですが
私はストーリーも登場人物もまったく知りません…。
ちょっと学習しなくてはと思いました。
これも日本の文化の一部なんだなぁと。
基本的なことは尋ねられたら答えられるようにしておかないと(汗)。
日本の物を集めたパビリオン内にいたので
周りには日本のアニメグッズを売るお店が立ち並んでいて、
どこも大盛況でした。
マジンガーやタイムボカンシリーズなどの古い時代のものから
定番のルパン、ガンダムそして宮崎駿シリーズ、
私にはもう到底ついていけない最新のアニメ作品まで
山のようなグッズを買い占めているイタリア人。
そしてパビリオンによっては
自作のフィギュアの展示なんかもあったようですし
アニメの主人公になりきって戦うバトルコーナーもあったみたいで
楽しみ方は色々。
残念ながらずっとスタンドに張り付いていたので、
自分の周りの様子しかわからなかったんですけど。
自称「オタク」という人も私が想像していたよりも多くて
でも日本のそれよりもはるかにあっけらかんとした感じで
日本が好きだ、日本の文化が好きだと
一生懸命語る姿に好感がもてました。
もちろん日本のアニメ好きな人の中には
日本に行ったことがある人も多いし
また行きたいという人も結構いました。
行ったことないけど機会があれば行きたいという人も。
でも彼らの中でもまだ「日本は高い」というイメージがあるみたい。
ユーロ高の現在、そして選択肢の多い日本での滞在は
実際考えているほど高くはないのですよぉって
説明しておきました。
普段は落ち着いた城壁の小さな街ルッカ。
天気にも恵まれてかなりの人出だったようです。
ドゥオーモとかはあまり見向きされないのですけど。
一年に一度だけめちゃくちゃ混みあう4日間。