不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Vecchi ricordi, ormai

2008-02-17 15:20:54 | Squisito!

昨年11月に阪急梅田で仕事をさせてもらったときに
イベント会場で別の講座を担当していたのにもかかわらず
私が引率したイタリア人シェフの料理の材料の調達まで
全部受けもってくれた石崎シェフ。
Shef_ishizaki
写真は2007年11月の阪急梅田のイベント中の1コマ。
家庭で作る簡単イタリアンということで講義。
日本のイタリアンの業界では有名な方ですね。

訳のわからぬイタリア人の我侭にも丁寧に対応してもらって
人情の厚い江戸っ子で
またシャキシャキしているところがとても印象的でした。

このイベントのおかげで、お話しする機会があり
シェフがトータルコーディネートをするレストランが
実家の近くにあることに話が及び
日本滞在中に両親を連れて
実はランチを食べに行っておりました。

伊東のちょっと南の漁港の街、川奈。
私の中では幼い頃から時々テレビで放映される
ゴルフの会場となるゴルフ場の街
としての認識しかなかったのですが(爆)。

日本滞在中に伊豆の温泉満喫の旅を両親としている途中に
無理矢理組み込んだランチのスケジュールだったので、
予約も連絡もせずに突然フラッとでかけていった先。

伊豆の田舎のこんなところに
なぜこんなメルヘンチックな建物が
と思うような不思議な空間ですが
伊豆高原の雰囲気が流れてきているのだろうなぁという感じ。

基本的には結婚式場&宿泊施設がメインで
併設してレストラン&カフェ、そしてステンドグラス美術館。
この組み合わせがとても伊豆高原チック。
Kawana Michel Resort Wedding
海を見下ろす立地で、都市部の喧騒から離れていて、
こういうところで挙式したいという方も多いのだろうなぁ。

まぁ、挙式には縁のない私なので、目的は食事ですけど。
私には居心地の悪いくらいロマンティックでメルヘンな雰囲気で
なんとなく場違いな感じだったのですが
シェフ自らテーブルまで出てきて料理の説明をしてくれて
本当に気持ちよく食事をさせてもらいました。

毎日フィレンツェで暮らす私は
個人的には日本でイタリアンは食べたくないのですが
両親は久々にイタリアの香りを感じたようで大満足。
素材は地元で採れるものをメインにしていて
日本風にアレンジされたイタリアンのCucina Nuova。
前菜の盛り付けやデザートの盛り付けも
とても斬新でフレンチの要素もあり。

お奨め料理をいただいたのですが
プリモで出てきたのは地元で取れる桜海老を
ふんだんに使ったパスタ。
本当に桜海老でパスタが見えないほどたっぷり。
桜海老苦手なんですけどねぇ。本当は。
目がみんなこっち向いているぅと慄きながら食べました(笑)。
フレッシュトマトのさっぱり味でした。
Sakuraebi_pasta
前菜、プリモ、デザートどれもおいしくいただきました。
特に父は久々に食べるクラテッロ
(前菜がクラテッロのサラダだったので)の
おいしさに感激しておりました。

父が食べ物で喜ぶのを見ると幸せになります。
母はその後案内してもらったステンドグラス美術館に大感激し
今度もっとゆっくり見に来るのだと意気込んでおりました。

で、今頃なぜこんな記憶を引っ張り出してきたかというと
11月のイベントで石崎シェフのアシストをしており
またミッシェルガーデンコートでも
日々料理に携わっている副料理長が
石崎シェフの友人であるイタリア人シェフのところに
研修に来るという連絡を受けたのです。

アドリア海側にあるCattolicaという街にあるレストランで
今月末までの研修旅行だということで
仕事始めになる前にフィレンツェに遊びに行きます
と連絡を受けたのでした。

おいしいものでも一緒に食べましょうということなのですが
日曜日なので、私の一押しGuscioはお休みだし。
さてどこへお招きすればよいのやら。