不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Confettura di Fichi

2009-09-23 10:51:52 | Squisito!

週末友人たちと戯れてきました。
いやぁ、ちゃんとまじめな会合だったんですけどね。

毎回新しいカフェで会うような感じなり、
今回はちょっと前から気になっていたLungarno23で。

Ponte VecchioとPonte alle Grazieの間、
ウフィツイ美術館の対岸のアルノ川沿いにあるカフェ&レストラン。
キアーナ牛のハンバーガーを出すのが売りのお店です。

普段肉食べないのに、
この「話題のハンバーガー」を体験するというためだけに
お腹が痛くなること覚悟で食べましたよ。
そのハンバーガーの話はまた今度。

帰り際に、ふと見かけた棚に
オリーブオイルやジャム類が置かれているのを発見。
ちょうど家のイチジクジャムを
その日の朝に食べ終えた私は
おいしいイチジクジャムを探して
放浪の旅に出るところだったので
これはラッキーと思って、迷わず購入。
放浪せずに容易にゲット。

Fichi01
もちろん手つくりの保存料なし、香料なしの自然派食品。
フルーツ65%、砂糖35%。
そしてなんだかめちゃくちゃ安かった。5,00ユーロ。

Fichi021
ちょっと食べてみたら結構甘かったのですよ。
本当はもうちょっと甘さ控えめを期待していたのですが。
これはこれでおいしいんだけど、
先日まで食べていたイチジクジャムのほうが
私の味覚の好みに合ってました。
ただそれを一体どこで購入したのかまったく記憶になく、
現在記憶の糸をたどっているところです。
多分どこかの自然は食品市場かなんかで買ったんだと思うけど。

今回買ったこのイチジクジャムを
プレーンなクロワッサンに塗って朝ごはんにしています。
たとえそのクロワッサンが保存料たっぷりの
某メーカーの既成品であったとしても
なんだか幸せな気分になれるのです。

で、よぉく見てみると、
このジャムの賞味期限が
20011年になっているんだね。
ま、こういう間違いがあるところも手作りっぽくてよいかと。

友人にイチジクジャム?と突っ込まれましたが、
私はジャムといえばイチジクジャム。
がんばってイチゴジャムかミルクジャム。
それ以外のジャムはあんまり好きじゃないんだよね…。
我が家の冷蔵庫の中でカビ生えちゃう前に
食べきれるのはイチジクジャムだけなのです。