不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Tacos Vegitariano

2009-04-25 23:59:00 | Squisito!

土曜日結局仕事が終わらず
約束していたサッカー観戦に遅れた私。

試合開始から20分を過ぎたところで
スポーツ観戦のできるアイリッシュパブに到着。

その時点で既にFiorentinaは1点先行。

終わってみれば4-1でローマを下して
4位につけているので、
チャンピオンズリーグ出場権に
首の皮一枚で繋がっているというところ。

最終戦がホームで対ミラン。
今シーズン一度もスタジアムに行ってないので
最終戦くらいは観戦に行こうかなぁ。

試合終了後、夕食。
Buca degli Orafiに行ったのだけど
既にキッチンクローズで食べ物にありつけず
結局メキシコ料理やさんに変更。

初めて行ったTijuanaというメキシカン・レストラン。
23時だというのにすごい賑わい。

クラシック・タコス・ヴェジタリアン。

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別にメキシコに愛もないし、
メキシコ料理にも特別愛情を注いでいるわけでもないけど
普通においしかったです。
ただヴェジタリアン・バージョンってことで
たっぷりのピーマンが使われていたので
なかなか消化できず、苦労しました。

ワンプレートで確か9,50ユーロ。
これで十分お腹いっぱいなので安くていいかも。


L'altra Direzione

2009-04-24 22:22:19 | 日記・エッセイ・コラム

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久々にライブ。
Nekのライブ自体10年ぶりくらいなんじゃないかな。

人生に行き詰ったときは
私の処方箋は吉川晃司と決まっているのですが
なかなか神様ライブに合わせて帰国することができず
吉川ライブも随分ご無沙汰ですが。

今回も人生にちょっと行き詰りかけていたので
方向性の模索をしながら
パワーをもらおうと思って出かけたライブ。

フィレンツェのアルノ川を少し上流に上ったところ、
市街地の外れにあるSaschall。
昔はTeatro Tendaと呼ばれていた多目的ホール。

仕事を早めに切り上げてバスに乗って出かけて
ぎりぎり開演21時に間に合いました。

ほぼ満席。
客層を一回り見渡して結構驚き。
もちろん多いのは若い世代の女性ですが
20-30代の女性と、その彼氏という組み合わせも多いし
50-60代の女性もいれば
10代の子供連れの親子も非常に多かった。

ちなみに私の右は40-50代の女性5人グループ。
左は20代のカップル、
後ろは私と同世代の男女ミックスグループ、
前は20代の息子を連れた親子3人組。
なんとも幅広い客層です。

小さいホールなので観客席と舞台がめちゃくちゃ近い。
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客層の幅広さと同じくらい驚くのは
みんな遠慮なしにフラッシュ炊いて写真撮影して
携帯で必死に動画撮影していること。
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確かにイタリアって
日本ほどコンサート後のライブDVDの発売って
多くない気がするので
そういう意味では記念に残しておきたいのかも。
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しかしこの人の著作権などはどうなっているんでしょう。
誰も注意しないし、撮影禁止のアナウンスも流れないし。
映画館ではちゃんと動画撮影禁止ってCMが入るのに。
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いつものようにカメラは持ち歩いていたので
まぁ、遠慮しがちに私も写真撮影しておきました。

大きな舞台の上の吉川氏の記憶があるせいか
Nek小さく見えます。
小柄なんだよね、もともと。
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舞台装置もシンプル。

こうやって比べてみると
日本のホールコンサートは本当に趣向が凝らされています。
金もかかっているし、何よりエンターテイメント性が高いのは確か。
イタリアのコンサートってもっと純粋に
音楽だけを楽しむ感じかなぁ。

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第一線で活躍するアーティストはみんな実力派で
日本のようなアイドル文化ってあまりないので。
Nekはちょっとアイドルくさい部分もあったんだろうけど、昔。
でも彼の音楽的な路線はStingだからねぇ。
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彼のMCはなんか歌っているときと雰囲気が違ってました。
なかこう北イタリアの人だなぁという訛りが。
それはそれでいいんだけど、なんか不思議だった。
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最初は座っておとなしく聞いている観客でしたが、
中盤から席を離れて撮影に熱心な人やら
恋人同士で二人の世界に入り込んで踊る人やら
盛り上がって、
終盤はなんだか入り乱れて
みんな舞台の下まで押し寄せてました。
最後にはその舞台の下の人たちに握手してたNek。
素朴な男の子だなぁって感じがよりいっそう強くなりました。

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弾き語りから始まったコンサート。
なかなかよかったです。

吉川ライブほどの効能はないにしても
パワーはもらったし、
なんかちょっともやもやが晴れた気がします。


Earth La nostra terra

2009-04-23 14:21:23 | 映画

4月22日は「地球の日」ということで
Disney Natureが作成した「Earth」が公開になりました。

イタリア語のナレーションはPaolo Bonoris。
彼のいつもの弾丸のような早口トークを想像していたのだけれど
すごく落ち着いたいいナレーションでした。

地球の各地の自然とそこで生きる動物たちの暮らしのドキュメンタリ。
地球の美しさと自然の過酷さと、命の尊さが詰め込まれています。

行ったこともない地の美しい景色と
出会ったことのない動物。
過酷な条件でも文句も言わずに
本能のままに生きる彼らの姿に
我々は学ぶところが多いような気がします。

繰り広げられる弱肉強食、食物連鎖。
文明化されすっかりそういう自然の掟を忘れちゃったり
軽視しがちだったりしますが、
地球のどこかでは
そういうバトルが繰り広げられているのですね。
当然のことなのに、すごく感動しました。

温暖化で地球のあちこちでいろんな歪が生まれているのも
映像から伝わってきます。
地球温暖化は決して人類だけの責任ではないとも思うけれど
やはり我々が犯した過ちが要因の大半を占めているのでしょうね。

美しい地球を守るために、本当にちゃんとしないといけないかも。


Vacinazione della Rabbia

2009-04-22 22:49:00 | Billy,Layla e Ciccino

春の恒例行事。
ビリーのワクチン注射。
年間2本の注射を打つ羽目になっているビリー。

今年も狂犬病の注射から。
最近は注射のあとは
疲れのせいなのか、注射のせいなのか
昏々と眠ってしまうので、
ちょっと心配で、近くにいて様子を見ていてあげたい。

だから仕事も一日オフにしました。

朝ゆっくり起きて、お散歩に行って、帰りに獣医さんへ。
簡単な触診&問診のあと注射。
あっという間なんだけど、
ビリーは終始緊張して小刻みに震え、低い唸り声を上げて
無駄な抵抗を試みておりました。
いつものことだけど。

家に戻るとすぐに布団に包まって眠ってしまいましたが
午後になると目を覚まして
家の中のパトロールでうろうろしていたので、一安心。

ビリーはこれで終わったと思っているかもしれませんが、
もう一本注射が待っているんだよね。
次回は検便と混合ワクチン5月3日。


Mostra Mercato Internazionale Dell'Artigianato

2009-04-21 06:37:59 | アート・文化

フィレンツェの春の恒例行事として定着した国際職人展。
73回目を迎える今年はフランスの職人をメインに迎えて
4月25日から開催となります。
職人的伝統技術から生み出される
数々の作品が展示販売され、
こうした手作りのものを
非常に好むフィレンツェ人にも人気のイベント。
イタリア国内の優秀な職人だけでなく、
世界各地から職人が集まるので、
フィレンツェにいながらにして
世界の民芸品に触れ購入することもできます。
手工芸品から食材までこだわりをもって作られるものが
一堂に会するため見ているだけでも飽きません。
毎年恒例の職人による実演はもちろん、
今年は新しく環境やエコを考えた
グリーンゾーンも設けられる予定。

お土産探しやプレゼント探しにももってこいですし、
広い会場でのんびりした時間を過ごすのもオススメです。

Mostra Mercato Internazionale Dell'Artigianato 
会場:Fortezza da Basso Firenze
会期:2009年4月25日から2009年5月3日まで
開館時間:10:00-23:00 (最終日は20:00まで)
入場料:5,00ユーロ(常設、特別展)
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