超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

<span itemprop="headline">シゲティ&アラウのヴァイオリンソナタを聞いてみる</span>

2017-05-26 21:41:00 | 無題

ヨーゼフ・シゲティ&クラウディオ・アラウ演奏の
ベートーヴェン・ヴァイオリン・ソナタを聞いている。
以前買ったときは音が古いのであまり聞かずにしまっておいたが、ヒストリカルに慣れた今、
改めて引っ張り出して聞くと、滋味深い演奏で心打たれる。

今日は久しぶりに一日空いたので交響曲祭と称して愛聴していた交響曲を取り出して聞いた。
まずクルト・ザンデルリンクのEМIのベートーヴェン交響曲全集を数曲聞いた。
1番、2番、英雄、運命を聞いた。
素晴らしい。夕映えの巨匠テンポである。
次に同じザンデルリンクのベルリン響とのブラームス交響曲全集より1番を聞いた。
これもまた鑑賞後ブラボーと言いたくなる夕映えの堂々たる美しさである。
そのあとラファエル・クーベリックの全集よりマーラー9番を聞いた。
第1楽章と第4楽章が好きである。
クーベリックはだいぶ渋い好みではないか。
最後にオイゲン・ヨッフムとコンセルトヘボウの
ベートーヴェン交響曲全集フィリップス国内盤より、運命&田園を聞いた。
優しく丁寧な音作りと独特の間合いに感心した。
というわけで久しぶりにお気に入りの交響曲のCDを続けて聞き心洗われる。

それにしても、シゲティ&アラウのピアノとヴァイオリンのためのソナタ、いいなー。
この浮世離れした味わい深さ、真似できない。
なまけものになりなさい、呑気に暮らしなさいと水木しげるの名言煎餅に書いてあった。
見習いたいことばである。

滋味深いヴァイオリンソナタ聞きながら真似のできない感覚に憩う



コメント
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