超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

カントの理論早わかり

2020-04-08 17:29:11 | 無題
メンデルスゾーン箱のうち、声楽曲以外は一通り聞いた。
室内楽やピアノ曲はいいのが多かった。
今日、短縮版カントの「純粋理性批判」読む。
「純粋理性批判」は人は理性によって何をどれだけ知りうるかを問う。
カントは認識は対象に先立つと考えた。(コペルニクス的転回)
認識を可能にするのは、感性、悟性、理性。先天的認識とは
時間と空間。時間と空間がわかれば、悟性の枠が決まる。
先天的な受け皿があるから、人は対象を認識できる。
この対象はあくまで現象であって、物それ自体ではない。
理性は魂、自由、神などの実体を知ろうとするが、
それは理性の能力では不可能。

けれども魂や自由や神を、道徳的であろうとする必要から
人が望んでやまないことは事実として認める。
「実践理性批判」は、理性の声に従えば道徳法則に基づいて
義務によって正しい行動をすることができるとする。
「判断力批判」によれば、人や動植物は合目的に作られているから、
そのように世界を創った神を推論することはできる。
人間の幸福は理性によって最高善を達成することだろうと結ぶ。
こう書いてきたが、ふつうは
何が言いたいのかよくわからないと思う。ご参考までに。

魂や自由や神を知ることは理性だけではとてもできない
コメント
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