カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

西穂・丸山 うんと手前【山小屋編】

2009-01-08 | ヤマのこと

その1【アプローチ編】はこちら

【2008.12.27・夕方~】
丸山はもし明日天気だったら行って見よう、と決め、早速「小屋でまったりタイム」に切り替えます。


まだ日没前ですが、小屋前の気温は-14度。


この日の宿泊客は多分30人前後。小屋の方は全員男性で、6,7人でやっているようです。
暖簾の奥は厨房、手前はグッズなどが少しだけ売っています。
岐阜や長野にちなんだ日本酒も売っています(1杯700円位?)ビールは自販機で買います。
昼間はカレーやラーメンもあるようです。


小屋の中は温かい~~~~
たいして運動もしてないけど、ビールがぐいぐい進んでしまう温かさと心地よさ。
夕日が差し込む食堂は柔らかな日差しに包まれ、シアワセ気分を盛り上げてくれます。
持参したおつまみで予想外の好天気に乾杯~


この日案内された部屋は布団が8つひける部屋に4人だけ。
でも番号がふってある札を見るとなんと20番まであります!
混雑時はここに20人?・・・私にはムリかも・・・。

すごくきれいなお布団と、予想以上に暖かい部屋。
部屋にストーブなどはないのですが(廊下においてある)、ちょうどこの部屋の下が食堂なので温かさが逃げなかったのかな?
隙間風なんて全くなく、裸足にTシャツ一枚でほっかほかのまま眠れてしまいました。
山小屋とは思えない快適さの「西穂山荘山小屋体験はまだ3回目ですが今まで最高な気分。


本当は日没の写真を撮ろうと楽しみに三脚も担いできたのですが、
ここまででお日様とはサヨウナラ。
三脚の出番もないまま日が沈みます。明日のご来光に期待。


さて、夕食の時間です。
とってもおいしい手作りのお料理と、郷土料理らしい播隆汁(けんちん汁みたいなもの)とごはんはお替り自由。
テーブルにはお漬物も置いてあって自由に食べれます。サービスいいですね。大満足でした。


ちなみにこちらは朝食。朝食も美味しかった。
朝は梅干とふりかけが置いてあってこちらも自由。朝から何杯も食べれてしまいそう・・・


食後に外に出てみましたが、空にはかすかに星が見える程度。
今夜の星撮影もチャレンジせず、諦めて部屋に戻ります。
ダンナも同室の人も19:00には爆睡。わたしはヌクヌクのお布団が嬉しくて、
書棚から山の本を持ってきて、布団の中でゴロゴロ読書・・・
が、結局前日の夜行の疲れで20:00には眠りについてしまいました
静かな夜・・・神経質な(眠りに関してだけ)私が耳栓ナシで眠れるなんて珍しいです。

・・・が、その後「地震?」と思って起きたのが3:00頃。
でもそれは地震ではなく、強風に小屋が打たれて揺れていたものでした。
唸りを上げる風の音、何度も何度も叩きつける強い風に嫌な予感がする
神様明日の朝には止んでいますように、と願いながら眠るのですが・・・


その3へつづく・・・