カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

雪いっぱい!三頭山

2009-01-18 | ヤマのこと

【1/17(土)】往路>新宿7:44(ホリデー快速)⇒武蔵五日市駅8:48(バス)9:00⇒数馬9:55 
復路>奥多摩駅16:52(ホリデー快速)⇒新宿18:22

本当は高尾山にシモバシラを見に行く予定にしていたのですが、
金曜日にビジターセンターに電話してみると、案の定先週降った雪が積もっているので、
シモバシラは雪を誰かがよけてくれたところだけの小さいものと、清滝駅構内にあるものだけ、
と言われて又の機会に。

直前にコースを変更し、まだ行ったことのなかった「お湯がいい」というウワサの温泉めがけて「三頭山」へ。
これが失敗を招く結果になろうとは・・・

ネットでは調べたのですが、やはり電話確認が必要でしたね・・・
今回は時間短縮のため「都民の森」までバスで行くつもりだったのに、
”数馬”に着いてみると「都民の森」行きのバスはありませんと言われてしまった
なんでー!サイトでは走ってることになってるぞ!だったらもう一本早いので来たのに~!
(と同じバスに乗っていたオジサマ二名も前日都民の森に電話したにもかかわらず何も言ってなかった!と怒っていた)

ここまできたら仕方ない、あの嫌いな道をまた歩くしかなくて・・・
しょっぱなから約一時間のロス・・・


スタートに立てたのが11:00。遅すぎ。
駐車場の係員も「なんで今日バスないの?」と言っていた。
走るの忘れた?西東京バス?


都民の森の先へ車道を歩き、右手の取り付きから上がります。


30分ほどで「三頭大滝」到着。
まだ水は流れていましたが、氷のオブジェも出来ていました。


ブナの道コース、去年来たときより雪は少ないです。
でもこの道は結構好きです~、静かで空気もひんやりしていて気持ちがいいのです。

今日は先を急ぐのでカメラ撮影はダンナに任せます。
私が写真を撮りながらだと歩みがより一層遅くなるのと・・・
実はバスが混んでいて立ちっ放しだった私、左右に激しく揺れる揺れでちょっと酔ってしまい・・・
体調不良なスタート。


雪道で出会うあのドライフラワー(花の名前がわからない)の写真を撮るように!
とテーマを与えたのだけど・・・やっぱりダメダメ・・・(笑)これじゃないヨ・・


焦ってノンストップで来てしまった私、既にバテバテ。
私がダメダメなんで、写真がダメなんて人の事言えないんですがね・・・
唯一ダンナに勝てそうなのが写真なので、ここだけは譲りたくない・・・
と、小競り合いをしながらやっとこ避難小屋脇の「ムシカリ峠」到着。


【13:00】峠から最後の登り階段をかなりへこたれながら15分・・・
2時間もかかってやっと山頂に到着!ここはいつも結構混んでいますね。


天気が良いので富士山が見えるのだけが救い・・・やっぱり展望がよいと気持ちいい!


(前日夜の写真)
ところで今日の昼食は・・・
カップヌードルライト!なんと198カロリー!(通常は300kcal以上ある)
お味は通常のと変わりませんでした、これはいいかも?

ちなみに朝食はだいたい「ランチパック」なんですが、
つい・・・なべアツパッケージに引かれ買ってしまったこちらは・・・
あまっ!!甘すぎておやつですね・・・ダイエットになっていません。


ハラペコがおさまった所で眺めを楽しみます。


真ん中の白くなっているのが「鷹ノ巣山」今年は絶対行きたいぞ~!


あっちは「雲取山(多分)」
山座同定ならぬ山座不確定なのはいつものこと。あの日は楽しかったな~


【13:30】先を急ぐのでロクに食休みもせず出発。なんとしても15:30までにつかなけらばならない・・・
今日はヌカザス尾根を通って奥多摩湖方面へ降りる予定、こちらのCTは2時間30分。
ってことは30分短縮しなければならない計算だ。
(昨年通行止めだった「サイ口峠」から奥多摩湖方面は今も通行止めのままです)

最初は日影で滑りそうなところをトラバース気味に進みましたが、
あとは広くて気持ちの良い尾根!
きゃっほ~っと滑り降りていきます。


こちらは側は雪が一杯積もっていました!
多いところで50cm以上は積もっていて、しかもパウダー。
スノーシューで歩いたら気持ちいいだろうな~!

・・・と楽しんでいたのは最初だけでした。やっぱり甘くなかった・・・



「入小沢ノ峰」を通り過ぎると地図に書いてあった「オツネノ泣坂」
本当に泣きたくなるような急坂でした
トラロープがずっと張ってありますが、雪で滑るし、日影でちょうど北風が吹き抜けるところのようで・・・
寒くて鼻水垂らしながら、相変わらず特に下りの歩きが上達しない私は半泣き状態。
あっという間に後ろに人が追いついてしまいました、ゴメンナサイ。
(もっと急勾配が解る様に撮ってよ~

その後も「イヨ山」まではこれでもか~!って位アップダウンが続きまして・・・
途中鶴峠手前で会った登ってこられた方に「こんにちは~」と言った時、「・・・」
無言だった理由が解った・・・
下りも辛いが登りは相当しんどいでしょう・・・私は絶対ここは登れません(涙)
やっぱりあなどれない「奥多摩」再認識


と、下りで怖い目に合って精神的にバテながら必死で降り着いたのが16:00・・・
普通に歩いたってCT短縮できないくせに、滑る雪道で短縮できるはずもなかった・・・


「ドラム缶橋」がすぐそこに見えるのに、橋への取り付きは車道を歩くこと約10分。
遊歩道への階段を下り、ドラム缶橋へ。


遊歩道でイノシシの爪?鹿かな?あなた達も遊歩道通るんだぁ・・・

もうだめ、間に合わないと思いながらも一筋の望みを賭け・・・


初めて渡った「ドラム缶橋」
ゆらゆら揺れて、奥多摩湖に映る夕日がきれいでした。



渡りきったところでダメモトで電話してみるものの・・・
「今日は泊まりのお客様がもういらしているのでダメです」
と断られてしまいました。最初から16:00までと書いてあったので仕方ないけど。
今日はこの温泉に入るのだけが目的だったので悲しい~~。

【16:30】またしても詰めの甘さと力のなさに脱力。
諦めてトボトボと「小河内神社バス停」に行き、バスの時間を見てみると次は57分。
ホリ快には完全に合わないから、のんびり~なんて話していたら・・・

「駅までですか?乗っていきませんか?」
と初めて声をかけられました
車から降りてきた単独の男性、聞いてみると「雲取山」から帰るところだ、ということで、
山ヤさんなら安心かも・・・とお言葉に甘え乗せていただきました。

色々お話して「地元の方ですか?」と聞くと、
「いいえ、東京都○○区です」
「へ?偶然ですね、私たちは隣の○○区です・・・」
お互い笑っちゃいました

こんなところで偶然にも自宅の隣区の方に乗せていただき、
家まで行きますか?と気を使っていただきましたが、
奥多摩駅で降ろしてもらいました(当たり前)。


ご親切にありがとうございました~

偶然の出会いのおかげでホリ快最終の16:52発に間に合い、
ビールを買う時間もあって、車内でゆっくり反省会しながら新宿直行で帰ってこれました。

今日唯一良かったのは車で送ってもらえたことかな?(笑)


う~ん、絶対温泉リベンジしなくちゃ
今日行く予定だったのは硫黄泉だというこちら