平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

日向坂46 富田鈴花、アイドル初の鬼レンチャン達成! すごいぞ、すーじー! おめでとう、すーじー!

2024年03月12日 | アイドル
 日向坂46の富田鈴花さんが『鬼レンチャン』達成♪
 これは女性アイドル初の快挙♪
 パチパチパチ! おめでとう、すーじー!

 何を隠そう、私は日向坂46では、すーじー推しなのだ。
 お笑い路線を歩んでいるが、実はクソ真面目。
 今回も『鬼レンチャン』に集中するため、1週間あまり仕事を入れずに練習に励んだらしい。
 家族思い。
 負け顔がよく似合う。

 ちなみに『鬼レンチャン』を知らない人のために説明しておくと、
 楽曲のサビ部分を正しいピッチで歌うことを10回クリアすれば、
『鬼レンチャン』達成という音楽バラエティだ。(日曜夜フジテレビ系『千鳥の鬼レンチャン』)

 そんな富田鈴花が挑んだ4度目の鬼レンチャン。
 過去3度、9レンチャンまで行ったのに10レンチャンで失敗……!
 健闘むなしく惜敗している。

 ライバルは池ちゃん(STU48池田裕楽)。
 彼女も9レンチャンの常連だ。
 千鳥は完全に池ちゃん推しだよな。
 池ちゃんに鬼レンチャンを達成してもらいたいから富田鈴花に失敗してほしいと思ってる。

 しかし、富田鈴花は負けないっ!
 今回は『歌10・バラエティ0』と宣言!
 バラエティの面白さを封印して歌のみに専心することを語り、
 途中、平井堅、ヒツジなどの物真似を披露したが、見事にスベった!笑

 しかも志が高い!
 何と、最後の10曲目にYOASOBIの『群青』を選んだのだ。
 この曲は過去すーじーや池ちゃんが失敗して来た難曲!
 鬼レンチャンを達成するのなら、この難曲で達成したい、という熱い思いでこの曲をセレクト!
 そして見事クリア!
 すごいぞ、すーじー!
 さすが、すーじー!

 さて、アイドル初の鬼レンチャンを達成した富田鈴花。
 自動車キャラも売りになっているし、今後どこに行くのだろう?
 推しとしては目が離せない。


※動画はこちら
 日向坂46 富田鈴花 千鳥の鬼レンチャン 2024年3月10日(YouTube)
 ※すぐに削除される可能性があります。

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櫻坂46「Start over!」~これはアートだ! 乃木坂でもK-POPでもない新しいアイドルのスタイルだ!

2023年12月27日 | アイドル
 櫻坂46が紅白歌合戦に出場する。
 いのり、ぞの、おめでとう!
 何を隠そう、私は井上梨名さんと大園玲さん推しなのだ。
 今年はパリ、マレーシア、シンガポールフィリピンでライブをしたし、
 aaa(アジア・アーティスト・アワード)で1位を取ったし、飛躍の年だったなあ。
 いのり、ぞの、おめでとう!
 ……………………………………………………………………

 さて紅白で櫻坂が何を歌うかというと『Start over!』だ。

 欅坂から桜坂に改名して、振り付けのTAKAHIROさんと試行錯誤した結果、
 ついにここに結実した気がする。
 それは何かというと──
 大人数アイドルでなければできないパフォーマンスだ。

 それは「群舞」。
 大人数で繰り広げられる舞踏。
 大人数で表現する世界観。
 そしてアート。

 今までも櫻坂はこれをやって来たが、『Start over!』で完成した気がする。

 曲の1番で築かれる櫓(やぐら)。
 曲の2番で描かれる円。
 前後左右に激しく移動するポジション。
 ポジション移動は前後左右だけではない、上と下の高低差も使われる。
 ジャンプで鳴り響く足のクラップ。

 各メンバーの見せ場もある。
 前半の夏鈴、天ちゃん、ほのすの流れは尊いな。
 茉里乃様のソロもある。
 2番センターの小林由依さんのダンスは圧巻。
 でも由依さんのダンスに目を奪われているだけではいけない。
 この時、キュッュッとシューズを鳴らして左右で踊っているメンバーがいい。
 この後、由依さんは捌けて、手をあげてトントントンと後ろに移動。
 土生ちゃんの見せ場もあるぞ。
 土生ちゃんは卒業したが、ここのポジション誰がやるんだろう?

 ファンの贔屓かもしれないが、これで櫻坂46は今までにないアイドルになれた気がする。
 従来のアイドルでもなく、K-POPアイドルでもない存在。
 さて、これを突き詰めていって櫻坂46はどこに行くのか?

 というわけで紅白歌合戦で披露される『Start over!』が楽しみだ。
 ただ、この曲、フルで見ないと本当の良さが伝わらないんだよなあ。
 紅白ではどのくらいカットされるのだろう。


※動画はこちら
 櫻坂46『Start over! -Dance Practice-』(YouTube)
 ダンスヴァージョンです。
 各メンバーの動きがよくわかります!

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僕青、乃木坂46の「制服のマネキン」を完全カバー!~センター八木仁愛、覚醒か!?

2023年12月20日 | アイドル
 僕が見たかった青空が乃木坂46の『制服のマネキン』をカバー!
 これだよ! 運営、やっと本気を出して来たな。

・フロント~八木仁愛・安納蒼衣・吉本此那
・フロントバック~早崎すずき・柳堀花怜
 悪くない。
 デビュー曲『青空について考える』の安納さんはイマイチなポジションだったが、
 彼女は売れると思っていた。
 当座、僕青はこの5人をメインにしていくのだろう。

 セカンドシングル『卒業まで』は、古いようでいて実は新しい。
 昭和歌謡×今風のフォメーションダンス。
 この組み合わせが面白い。
 セカンドは今流行のK-POP路線で行くと思っていたから見事に裏切られた。
 早くスタジオパフォーマンスを見てみたい。
 と思っていたらFNS歌謡祭で披露したらしい。
 見逃した!
 ………………………………………………………………

 さて今回はセンター八木仁愛さんについて。

『青空について考える』の、八木さんのセンター起用に関して僕は否定的だった。
 笑わないセンター。
 この曲は少なくともサビでは笑わなくてはいけない。
 特に最後のサビの♪ 太陽になれ ♪では満面の笑みを浮べるべき。
 なのに八木さんは笑わない。
 これはMVの監督の演出ミスかと思っていたが、音楽番組でも八木さんは笑顔になれなかった。
 おそらく八木さんは不器用すぎて笑えないのだろう。

 だから2nd『卒業まで』の八木さんセンター再起用には驚いたが、
 このせつない曲には八木さんは合っていた。
 大サビ、♪ あなたに出会って幸せでした ♪ の哀しそうな笑顔にはゾクゾクする。

 そして『制服のマネキン』
 いいね!
 すべての表情がキリリと締まって決まっている。
 ダンスはもともと得意だからキレがいい。
 元生駒里奈オタの僕が言うのだから間違いない。
 八木さんにはこういう反抗的な曲が合っているのかもしれない。
 唯一注文をつければ、♪ 僕に任せろ ♪ では叫んで欲しかったかな?

 笑わないセンター
 笑えないセンター
 不器用なセンター
 でも何かを内に秘めている。
 それを引き出したい。
 秋元康氏や運営が八木仁愛にこだわるのはココなのだろう。
 果たしてどんなふうに覚醒するのか?
 それとも覚醒せずに終わるのか?

 しばらく八木仁愛さんを見ていきたいと思う。

※動画はこちら
 僕が見たかった青空 / 「制服のマネキン」Music Video(YouTube)
 何と12時間で12万再生!

 僕が見たかった青空 / 「卒業まで」Music Video
 初めて聴くと、???と思うが、ジワジワ良さが伝わって来る。

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「僕が見たかった青空」の冠番組が始まった!~見たいのは台本で加工された姿じゃなくて素のメンバーなんだけど……

2023年10月21日 | アイドル
 乃木坂46の公式ライバル「僕が見たかった青空」の冠番組が始まった!

 番組名は『坂道の向こうには青空が広がっていた』(フジテレビ火曜深夜24:25~24;55)。
 攻めた番組名だ。
 もしかして乃木坂だけでなく坂道ファンも敵にまわした?

 校訓は『乃木坂に追いつくことだけ考える』
 これもなあ、わかるんだけど、
 ここは『乃木坂』と呼び捨てにするんではなく『乃木坂さん』にすべき。
 オタはこういう所に引っかかってしまう。
 現に生駒里奈はAKB48と対面した時、
「わたしたちの目標はAKB48さんです」と言ったぞ。
 しかも泣きながら。

 番組コンセプトは『劇薬型スパルタ式アイドル育成番組』。
 これも古いな。
 今どき、こういうのは流行らない。
 で、実際に劇薬型スパルタ式かと思ってみたら、そんなことはない。
 MCのチョコレートプラネットの長田さんがキレて、
 相方の松尾さんが手本を見せてボケるという展開。
 主役がチョコプラさんになってしまっている。
 台本でやっている感が否めない。

 初回の内容は『自分が撮ってほしいスキャンダル写真』。
 スキャンダル写真をチャンスにして認知され、のし上がろうというコンセプトだ。
 いわく、
『スキャンダルは正義! 週刊誌は味方! めざせジャンポケ斉藤!」

 内容としては面白かったが、これもなあ、初回にやることではない。
 ファンが知りたいのは個々のメンバーの素の姿だ。
 台本によって加工された姿ではない。
 初回は単純に自己紹介でよかったのではないか?
 現に今回積極的に発言して居残り部屋に送られた木下藍さんは一番インパクトがあった。

 握手会で顔や手にお米をつけてるのもなぁ。
 食べ物を粗末にするなとクレイムが来そう。

 というわけで、初回は台本でやってる感がいっぱいだった。
 今は拙くてもいいから初々しさを全面に出した方がいいと思う。
 おそらくファンはそれを求めている。
 乃木坂の公式ライバルという点も強調し過ぎな気がする。
 敵対するのではなく、乃木坂ファンも僕青のファンになってもらうくらいの姿勢でないと。

 良かった点は、デビュー曲『僕の見たかった青空』を聞けたこと。
 あれ、ナマ歌?

 あとはナレーションが元櫻坂の原田葵アナウンサーであったこと。
 こういうこだわりが大事なのだ。

 次回はもっとメンバーの素の個性を見せてほしい。


※番組視聴はこちら
『坂道の向こうには青空が広がっていた』(TVer)

※追記
 そう言えば『ぽかぽか』の木曜日は原田葵アナがレギュラーで担当するらしい。
 ハライチ澤部さんとの絡みで櫻坂ファンは絶対見るよね。
『めざまし』ではドラマの番宣で来た平手友梨奈さんと共演したし、
『東京アイドルフェスティバル』では長濱ねるさんと共演した。
 原田アナ、入社6ヶ月で大活躍だ。

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脳科学者・茂木健一郎、SMAPを偽者と呼んで大炎上!~薄っぺらな権威主義、教養主義にあきれてしまう

2023年09月12日 | アイドル
 脳科学者の茂木健一郎氏が炎上している。
 いはく、
「ジャニーズにだまされる人は、芸術の教養が根本的に欠けている。
 クラシックからロック、ポピュラーまで、音楽のほんものに触れていれば、SMAPや嵐には騙されない。
 ジャニーズを聴くんだったら、モーツァルトやビートルズ、ボブ・マーリーを聴いた方がはるかに深く世界に通じる教養が身につく。」


 あらあら、ジャニー喜多川氏の批判じゃなくて、ジャニーズを全部否定しちゃったよ。
 当然、SMAPファンや嵐ファンは激怒するよね。
 SMAPや嵐のパフォーマンスに元気をもらったり、癒されたり、生きがいになっている人が
 いるのに。
 脳科学者なのに、どうして共感力や想像力がないんだろう?

 僕はクラシックは好きだし詳しい方だと思うけど、SMAPや嵐も好きだけどな。
 つーか、「世界に通じる教養が身につく」って教養主義かよ?
 小林秀雄をからかった坂口安吾のエッセイでも読め!

 ここで言いたいのは「ジャンルに貴賤はない」ってことだ。
 そもそもポピュラー音楽をクラシックや洋楽と比べることが間違っている。
 この3者のどれが高級か低級かと比べることがおかしい。
 敢えて、本物と偽物を分けるとすれば、
 ポピュラー音楽に一流(本物)と三流(偽者)があり、
 クラシックにも一流と三流があり、
 洋楽にも一流と三流がある、ってことだ。
 あるいは、
 AVにだって一流と三流がある!

 同時に、その一流と三流にも個人差がある。
 たとえば子供の描いた絵は美術的には拙いものかもしれないが、
 親にとっては、ゴッホやルノアールの絵より子供の絵の方が喜びになる。
 ……………………………………………………………………………………

 茂木健一郎氏はこんなことも言っている。

「ジャニーズにだまされるな、というのは芸術の教養という面以外にももう一つある。
 ジャニーズのアイドルのあなたへの笑顔は営業、ビジネスで、ほんとうのやさしさじゃないから。
 ほんとうにあなたのことを思ってくれる人は、あなたの身近にいる。
 ジャニーズの中になんかいない」


「ジャニーズのビジネスモデルは、ホストと同じだと多くの人が指摘している。
 最近も若いジャニーズメンバーのインスタが拡散されていたけれども、あの笑顔、やさしさは営業だから。
 ほんとうにあなたにやさしくしてくれる人は身近にいる。
 ジャニーズにだまされて、人生の時間を無駄にしないでほしい」


 これはジャニーズファンだけでなく、僕たちドルオタも敵にまわしたな。

『アイドルのあなたへの笑顔は営業、ビジネスで、ほんとうのやさしさじゃないから』

 そんなこと、わかっててドルオタやってんだよ!

 僕たちはビジネスを承知でアイドルを見ている。
 そして、それに生きがいをもらい救われている。
 アニメ『推しの子』の主題歌でもこんなことを言っているだろう?
『ウソはとびきりの愛だ』って。
 
 同時に、そんなビジネスのウソの中に一瞬、『本当』が垣間見える時があるんだよね。
 何気ない表情とか言葉の中に本当がある。
 オタクはそれを見逃さない。
 というか、それを見るためにオタクをやっている。

 茂木健一郎さん、そんな狭い視野で脳科学者やってるのか……。
 あまりにも思考が浅すぎる。

コメント (8)
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ラフ×ラフ~佐久間宣行プロデュースのアイドルグループ! 夏目涼風さんって逸材だよね

2023年08月17日 | アイドル
『ラフ×ラフ(Rough×Lough)』
 テレビプロデューサーの佐久間宣行さんがプロデュースしているアイドルグループだ。

 佐久間宣行さんが関わっているだけあって、そのYouTubeチャンネルは楽しい。
 何しろ、佐久間さんの人脈をフル動員して、さまざまな人が出演するのだ。
・お笑い芸人
・バラエティ構成作家
・テレビの番組プロデューサー
・峯岸みなみさん、新内眞衣さんといった元アイドル
 メンバーは彼らに教えられ、鍛えられて、アイドル・タレントとして成長して行く。
 佐久間さんがパーソナリティを務めるオールナイトニッポンにも出演した。

 なるほど~。その方法があったか。
 これで、ラフ×ラフはデビューわずか半年で大きく注目された。
 YouTubeだから結構ディープな話も聞けるし、番組がグダグダになっても、それが魅力になる。
 上記の出演者たちは「佐久間さんの頼みなら断れない」と言っていたが、
 おそらくギャラは安いんだろうな。
 いずれにしても見事なスタートダッシュ。

 グループ自体はその名のとおり、Rough=荒削り、で、Laugh=お笑い。
 この荒削りな感じは、初期の私立恵比寿中学に似ている。
 お笑いに関しては、曲中に、お題を突然出されてメンバーが答える『大喜利の歌』がある。笑
 このあたりもエビ中っぽいな。エビ中の『サドンデス』みたい!
 ……………………………………………………

 メンバーは──
・日比野芽奈
・齋藤有紗
・佐々木楓菜
・高梨結
・永松波留
・夏目涼風
・林未梨
・藤崎未来
・吉村萌南

 日比野芽奈さんと齋藤有紗さんは、佐久間さんの番組『青春高校3年C組』の元メンバーだ。
 僕も『3年C組』を見ていたので、よく知っている。
 めーな、相変わらず可愛いな!
 齋藤有紗さんは初めて見た時、乃木坂の西野七瀬さんに似ていると思った。
 齋藤さん、『3年C組』では3期生ということで、あまり目立たなかったが、ラフ×ラフではキャプテン。
 ポンコツぶりを発揮し、水を得た魚のようにイキイキとキャプテンをしている。
 抜擢したのh佐久間さんだが、よく見ているな。
 ちなみに『ラフ×ラフ』は、『3年C組』の女子メンバーが佐久間さんにプロデュースをお願いしたのがきっかけでできたグループだ。
 残念ながら日比野さんと齋藤さん以外はオーディションで落ちてしまったが……。

 残りのメンバー。
 それぞれに魅力があるが、僕が注目しているのは、夏目涼風(なつめ・りょうか)さんだ。
 夏目涼風さん、逸材じゃない?
 歌が抜群に上手い。
 ハロプロにいてもおかしくない感じ。
 デビュー曲『100億点』でセンターを務めているせいもあるが、
 パフォーマンスで一番目が行くのが夏目さんだ。
 …………………………………………………

 デビュー曲『100億点』。

 カッコいいメッセージソングかと思いきや、徐々に曲に遊びが入って緩くなっていく。笑
 曲調はハロプロ。
 そして、音色などK-POPが入っている。

 夏目さん、何て素敵な歌声!
 めーな、こういうオトナの表情ができるんだ?
 有紗、自分で自分にあげちゃって♪ のシーンが好き!

 それではお聴き下さい。

 ラフ×ラフ「100億点」MV(YouTube)

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乃木坂46の公式ライバル・僕が見たかった青空 始動!~デビュー曲は美しくせつない青春感傷ソング

2023年08月08日 | アイドル
 乃木坂46の公式ライバル・僕が見たかった青空。
 そのデビュー曲が『青空について考える』だ。

 歌詞は、失われた青春への感傷。
 スーツを着てビルの間から見える空は、青春時代に見ていた青空とは違う、という内容だ。
 イメージとしては平凡だ。
「スーツ=つまらない大人」というイメージが使い古されている。
 失われた青春への感傷は僕のような、おっさんには刺さるのだけれど、若い人にはどうなのだろう?
 AKB48の公式ライバルとして登場した乃木坂46の『ぐるぐるカーテン』
 乃木坂の次に出て来た欅坂46の『サイレントマジョリティ』
 これらはもっと攻めてたぞ。

 ただ、この曲、何度も聞いているとジワる。
 懐かしいし、美しい。
 平凡で普遍的であるがゆえに飽きないし、少しずつ心に浸透して来る。
 うん、悪くない。
 僕は好きだ。
 ……………………………………………………

 MVは幾何学。

 通常のアイドルのフォーメーションダンスではなく、
 23人のメンバーで三角、四角、円などの幾何学模様を作っている。
 これが弾けて、次にどんな幾何学模様が生まれるか?
 これが楽しい!
 ちなみに曲の前奏ではメンバーが手文字で『BOKUAO』を表現している。

 隊列を作ったり、円になって回ったりするのは欅坂の『サイマジョ』にもあったが、こちらに近い。
『サイマジョ』のダンスをより徹底させたという感じ。

 物理学的な見方もできる。
 分子が飛び散って、ひとつの形になる。
 つまり、エントロピー→躍動→青春!
 23人のメンバーは躍動する分子なのだ。

「走る」というのも重要なコンセプトで、
 23人のメンバーが一斉に走って来るのは美しく迫力がある。
 ………………………………………………………
 メンバーは──
・八木仁愛さん←センターの重圧はわかるけど、もう少しリラックス、リラックス!
・早崎すずきさん←子供の頃から言われて来たと思うが、鈴木さんと結婚したら、鈴木すずきになる。
・柳掘花怜さん←歌がバツグンに上手い。
・吉本此那さん←一番最初に名前を覚えました。
・杉浦英恋さん←笑顔がいい!
・安納蒼衣さん←おそらく安納さんは人気が出る。
・今井優希さん←安納さんと対で売り出していく戦略か?
 までは覚えたぞ。
・2番目のサビの後半で走り込んで来る秋田莉杏さん←走り込む前の動作がかわいい。
 も覚えた。

 ドルオタ生活はメンバーを覚える所から始まるのだ。
 そしてメンバーが見せる一瞬の輝きを追いかける。


※MVはこちら
 僕が見たかった青空 / 「青空について考える」 Dance Movie(YouTube)

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おっさん、遅ればせながらNiziUにハマる!~プレ・デビュー曲『Make you happy』を実況してみた!

2023年06月16日 | アイドル
 遅ればせながらNiziUにハマってしまった!
 huluでNiziプロジェクトのオーディション過程は全部見た。
 今はこの失われた3年間を取り戻すため、YouTubeの動画を見まくっている。
 悔やまれる! リアルタイムで同じ時間を過ごしていたら、もっと楽しかったのに。
 7月から始まるライブのチケットは取れないだろうな。
 ……………………………………………………

 全20回のオーディション番組・Niziプロジェクトは面白かった。
 プロデューサーのJ.Y.パークさんはパフォマンスを終えるたびにコメントする。

「歌は話すように歌って下さい。私に歌詞を伝えようとしていますか?」
「歌う時、体に力が入っています。喉が締まっています」
「表情が硬いです。もっと愉しんで下さい」
「ダンスの動きが小さいです。ダンスは関節から踊って下さい」
「それは誰かのモノマネです」
「歌とダンスは自分自身を表現するものです」
「大切なのは人間性です」
「あなたには素質があるのに活かしきれていません」
「あなたはまったく成長していません」

 厳しい言葉がオーディション参加者に次々と飛ぶ。
 しかし、良いパフォーマンスをした候補生には──

「素晴らしかったです。あなたはすでにプロのレベルに達しています」
「見違えるように成長しました。あなたを誇りに思っています」
「期待をはるかに超えるパフォーマンスでした。ありがとうございます」
「おめでとうございます。こちらへ来て下さい」→キューブを渡す。

 こうして候補生たちは成長していく。
 6ヶ月間の韓国合宿を経て、歌やダンスがどんどんうまくなっていく。
 同時にJ.Y.パークさんとの信頼関係も築かれていく。

 J.Y.パーク(パク・ジニョン)さんは自らも人気歌手である。
 作詞、作曲も手掛け、
 TWICE、2PM、ITZYらを擁するJYPエンターテインメントの社長でもある。
 ハングルはもちろん日本語、英語もしゃべれる。

 Niziプロジェクトはソニーミュージックとの提携企画だ。
 秋元康さんと組んで坂道シリーズを成功させたので、
 今度はJ.Y.パークさんと組もうと考えたのだろう。
 ……………………………………………………………

 さて、こうしたオーディションを経て誕生したNiziU。
 その集大成がプレ・デビュー曲『Make you happy』だ。
 これを聴いたり観たりしていると、J.Y.パークさんがどんなグループを構想していたかが、
 垣間見える。

 以下は、MV『Make you happy』を見ての実況です。

1.おおっ、曲頭はリマで来たか!
 観客を引き込むにはリマのパンチのある歌声がピッタリだ!

2.続いて、リオ様。
 安定の歌声。かわいい!

3.かわいいは続く。何とアヤカ姫の登場だ。
 オーディションの時から思っていたが、
 アヤカ姫は容姿といい、雰囲気といい、日本のドルオタで人気が出るタイプ。
 僕もずっと注目していた。←結局、ルッキズムかいっ!
 でも、アヤカ姫のふわふわした歌声は欠かせない。

4.さて、ここでマコ様の登場だ。
 オーディションでは常に上位にいたマコ様はオールマイティの実力派。
 NiziUのリーダーでもある。
 マコ様がパフォーマンスすると曲が締まる。
 NiziUの司令塔&スタンダード&お手本で、J.Y.パークさんはメンバーに、
「マコさんの歌とダンスのレベルでパフォーマンスして下さい」
 と要求しているように思える。

5.そしてマヤ様。勝村様。

 

 僕の推しです!
 こんなに美人なのに実は面白い!
 タレント性の課題では「みにくいアヒルの子」の紙芝居をやった。
 そのせいか白鳥のモノマネが上手い。
 韓国合宿でマコに「面白いことをやったら部屋に入れてあげる」と言われて、
 インターホン越しに「リクの空手のモノマネやりま~す!」と言って披露した。
 歌もダンスも安定。静止したときのポーズが決まっている。
 僕的には『Make you happy』での「幸せっ!」の歌い方がツボ。

6.次はマユカ様。
 マユカ様の真骨頂はラップだが、ここでも安定の歌声を披露。
 サビ前なのでライブでは「行くよ~!」と声をかける。

7.そしてリク。
 サビに入ってNiziUの歌の上手い3人が続く。
 その最初がリク。
 今は金髪ショートなので、黒髪ロングのリクは実にレア。
 冒頭のリマと同様、サビのつかみとしてはリクの力強い歌声がピッタリ来ると、
 J.Y.パークさんは考えたのだろう。

8.そしてミイヒ嬢。
 オーディションの時からJ.Y.パークさんが絶賛した歌声。
『Make you happy』ではわかりづらいが、その表現力たるやハンパない。

9.サビの最後を飾るのはニナ嬢。
 オーディションの頃は、高音を歌う時だけが褒められていたが、
 合宿を経て、歌もダンスも上手くなっていった。
 結果、現在はNiziUのメインヴォーカル。
『Make you happy』のサビではリク、ミイヒより上の高音パートを担当。

 MVではこれ。

 

 ニナがローラスケートをしていると、J.Y.パークさんがやって来る。
 J.Y.パークさんがコケると、「何? このダサイおっさん?」という顔をする。笑

 文字数が多くなって来たので、2番は飛ばしてラップパートへ。

 ラップの冒頭はマコ様。
 やはりラップのスタンダードを表現している気がする。

 ラップの2番手はリオ様。
 リオ様で来たか。

 3番手はマユカ様。
 ここからラップが加速していく。
♪ 休めるためのバッショー(場所)! ←すごいな、このラップ!

 最後はリマ様。
 マユカ様で盛り上げて、リマ様登場でさらに盛り上げる。
♪ フェバリッスワング(favorite song)! ←感動しかない!

 …………………………………………………………

 はあ……プレデビュー曲でこのクォリティですよ。
 今は歌もダンスもヴァージョンアップされ、
 よりパワフルに、より洗練されてパフォーマンスしている。

 さて、これからNiziUと同じ時間を過ごしていくぞ~!
 With U! ファイティン!
 ライブのチケット取れないかな……。

『Make you happy』の動画はこちら。
 NiziU 『Make you happy』 M/V(YouTube)

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OUT OF 48~『脱・秋元康』ということで期待したが、どんどんマイナスイメージになっていく……

2023年06月07日 | アイドル
 OUT OF 48
 オーディションでAKB48から24名、一般から24名が選ばれて
 新しいグループをつくるプロジェクトだ。

 方向性としては──
①秋元康がプロデュースしない。楽曲にも関わらない。
 プロデューサーはIT企業blowoutのCEO一ノ宮佑貴氏。
 インタビューに拠ると、
「ITビジネスでグローバルに戦っていくことは正直難しいと感じていました。
 一方で、アニメ・マンガ・KPOPを始めとして、アジア発のコンテンツは、まだまだグローバルで戦える可能性があると実感しています」
 という理由で音楽レーベルを立ち上げた。
 これまでのプロデュースは4人組アイドルグループNELN(ネルン)。
 そして、解散したラストアイドルの新章として「新ラストアイドル」のオーディションも開始した。

②グループカラーは「ガーリー・ポップ×ダンスナンバー」
 要はK-POPふうのガールズグループをつくるってことか?
 デモで披露されたデビューの表題曲はまさにK-POP。
 秋元康にK-POPふうの楽曲はつくれないからな……。

③オーディションを通過したAKBの主要メンバーは──
 浅井七海・小栗有以・倉野尾成美・迫由芽実・佐藤綺星・下尾みう・千葉恵里・福岡聖菜・山内瑞葵ら(敬称略)。
 先日、チーム分けがおこなわれ、
 小栗有以、倉野尾成美、迫由芽実、佐藤綺星、下尾みう、山内瑞葵がチームリーダーになった。

④オーディションを通過した一般からのメンバーは──
 古山菜々美、中森美琴、陳佐沙(ちぇん・さしゃ)ら(敬称略)。
 古山菜々美は名門・三重高校ダンス部出身。
 陳佐沙は歌が上手い。
 中森美琴は福岡のリアル双子ユニット「みこおね」のひとり。
 古山菜々美と中森美琴はチームリーダーを務めている。
 ………………………………………………………………………

 さて、どうなる? このプロジェクト?

『脱・秋元康』ということで期待したが、
 ダンスグループ・K-POPラインを目指すという点ではグループカラーが新しくない。
 それならすでにNiziUがいるし、実力ならNiziUがはるかに上を行っている。
 オーディションバトルもNiziUの方がずっとハードだ。
 韓国での6ヶ月のレッスンとテストミッションもあった。
 テストミッションのために豪華なセットも作った。
 豪華なセットを作ったのはメンバーが衣裳を着てパフォーマンスした時にどのようにカメラに映るかをチェックするためだ。
 一方、OUT OF 48はじゃんけんでメンバーを決めたり、結構ゆるい。
 オーディション会場はAKBのレッスンルームだし、衣裳は個人のレッスン着だし……。

 期待したいのは、
・AKBメンバーと一般メンバーが混じり合って、どんな化学反応を起こすか?
・小栗有以、下尾みう、山内瑞葵らがチームリーダとしてどのような真価を発揮するか?
 ずっきー、がんばれ!
・AKBの17期、18期メンバーがどのように頭角をあらわすか?

 ただ現状では、『AKBプラスアルファ』という印象を拭えない。
 実際、千葉恵里や永野芹佳らが辞退を申し出た。
 千葉恵里が抜けたのか……!
 千葉恵里いはく、
「オーディションをやっていく毎に、自分の考えと違う部分が多々あったり、どうしてもOUT OF 48とAKB48での活動でどっちも中途半端になってしまうなと感じてしまったので今回は辞退という形になりました」

 さて、どうなる、OUT OF 48?
 ちなみに確認だが、
 K-POPふうダンスグループを目指すなら、ナマ歌で歌うよね?
 口パクだったら完全に見放されるぞ。
 あとは千葉恵里の辞退コメントで知ったが、
 AKB出身メンバーはAKBを辞めてゼロからスタートするのではなく兼任するらしい。
 何だ、背水の陣じゃないんだ……。

 日が経つにつれ、どんどんマイナスイメージになって来るOUT OF 48。
 オトナたちよ、やるなら、しっかりプロデュースしてくれ。
 おおっ、すごい! と思わせるプロデュースをしてくれ。
 オーディションを受けに来た少女たちは真剣なんだぞ。

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生駒里奈の歩みを描いた映像を見た!~生駒ちゃんには「涙」と「笑顔」がよく似合う!

2022年12月15日 | アイドル
 世の中には素晴らしい人がいて、乃木坂46時代の生駒里奈の歩みを動画でまとめている人がいた。

 映像は──
・オーディションの時の生駒里奈。
 後ろには現在、日テレのアナウンサーをしている市來玲奈さんの姿。
・16人のプリンシパルの時の生駒里奈。緊張した顔!
・AKB48のリクエストアワーに登場して、
「乃木坂46には超えなければいけない目標があります。その目標とは……AKB48さんです!」
 と号泣した生駒里奈。
 楽屋で抱きしめているのは衛藤美彩さん。
・神宮を始めとするライブの生駒里奈。
・紅白歌合戦に乃木坂として初出場した時の生駒里奈。
『君の名は希望』は短縮版でなくフルでやってほしかった。
・AKB48を兼任。
 その年の選抜総選挙で14位を獲った時の生駒里奈。
 僕も投票しました。
・メンバーのスキャンダル。
・6枚目シングルでセンターから解放されて倒れた生駒里奈。
・卒コンの生駒里奈。

 全編を見て思ったのは、生駒ちゃんには「涙」と「笑顔」がよく似合う!
 僕も生駒ちゃんを応援して、いっしょに歩んで来たから、見ていると涙が出て来る。
 誰かを推したり応援すると、こういう思い出がついて来るんだなあ……。
 この映像を見るたびに僕はあの頃に戻れる。
 そして気づく。
 やっぱり僕は生駒里奈が好きだったんだ、って。

 それでは御覧下さい。
【生駒里奈】やっぱり最強でした~Against~ 10thバスラ(YouTube)
 バックに流れているのは卒業曲『Against』

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