★イトの正体
堀田イト(多部未華子)は鹿の使い番だった。
このひとつの事実が明らかになることによって今までモヤモヤしていたものがスッキリする。
マイ鹿。大和杯でがんばった理由。
「ひどい顔だぞ」と言われて泣いた理由。
この絡まっていた糸が解けてスッキリするというのはドラマのカタルシス。
同時にこれは小川孝信(玉木 宏)とイトが心通わせた瞬間でもあった。
小川は言う。
「諦めずに最後まで戦う!」
イトも仲間に。
人物と人物が心通わせ連帯するというのは、同じくドラマのカタルシス。
さて、イトが鹿の使い番とすると
長岡美栄(柴本 幸)がキツネの使い番?
小治田史明(児玉 清)がネズミの使い番?
当たり前すぎる。もうひとひねりある気もするが。
福原重久(佐々木蔵之介)はイトにアドバイスを与えたし、鹿が「鎮めの儀式を行うように命じた存在がある」と言ったのも気になる。
★小川先生ってどんな人ですか?
こうイトは藤原道子(綾瀬はるか)に聞く。
道子は
「すごく後ろ向きな人。すぐヘコたれるし昔のことでグズグズ。でも変な所でプライドが高くてマドンナが自分のことを好きだと勘違い。馬鹿男。でもすごくいい人よ」
道子は天然のボケキャラだが、時として鋭い分析をする。
実はすごく理解力があるのだ。(喋れる鹿がどの鹿かも分かったし)
今回の小川で印象に残ったのは、学校を辞めたいというイトに食事をしながらいろいろ聞いたこと。
「いじめられてるのか?」「わかった、恋だ」「両親とうまく言っていないのか?」
イトに無視され、道子にたしなめられても聞いてくる。
無器用ながらもイトに対して一生懸命。
こういうふうに他人と向き合える人って素晴らしい。
道子が「いい人」と言った理由もうなずける。
「後ろ向き」が治れば、結構モテるだろう。
もっとも自分の欠点が分かっていても抜け出せないのが人間なのだが。
★不安
小川は不安な存在でもある。
イトはなぜ泣いたのか? 長岡先生はキツネなのか?
まわりのことが理解できていないと人は不安になる。
今回、イトのことが理解されて、イトに対して不安はなくなった。
まわりのことが理解できないこと。これが不安の本質である。
また主人公が不安定な状況にいる時、見る者は感情移入する。
※今回の綾瀬はるか
サウナ(ヘルスセンター)にイトがいるのではないかと思ってサウナのカウンターで
「今日は針じゃありませんから」
道子はサウナで日常的に針治療をしていた!中年のオヤジの様に。
道子の日常が垣間見えるせりふ。
オヤジは今回のキイワードの様で、小川は同僚の教師(酒井敏也)に「俺たちはオヤジで女子高生の気持ちなどわかりませんから」と言われたことを結構気にしていた・笑。
イトがサウナにいたと知った小川の得意そうな顔も忘れられない。
小川かわいい!
訂正(3/1)
「今日は針じゃありませんから」→
「今日は入りに来たんじゃありませんから」
すみません。
堀田イト(多部未華子)は鹿の使い番だった。
このひとつの事実が明らかになることによって今までモヤモヤしていたものがスッキリする。
マイ鹿。大和杯でがんばった理由。
「ひどい顔だぞ」と言われて泣いた理由。
この絡まっていた糸が解けてスッキリするというのはドラマのカタルシス。
同時にこれは小川孝信(玉木 宏)とイトが心通わせた瞬間でもあった。
小川は言う。
「諦めずに最後まで戦う!」
イトも仲間に。
人物と人物が心通わせ連帯するというのは、同じくドラマのカタルシス。
さて、イトが鹿の使い番とすると
長岡美栄(柴本 幸)がキツネの使い番?
小治田史明(児玉 清)がネズミの使い番?
当たり前すぎる。もうひとひねりある気もするが。
福原重久(佐々木蔵之介)はイトにアドバイスを与えたし、鹿が「鎮めの儀式を行うように命じた存在がある」と言ったのも気になる。
★小川先生ってどんな人ですか?
こうイトは藤原道子(綾瀬はるか)に聞く。
道子は
「すごく後ろ向きな人。すぐヘコたれるし昔のことでグズグズ。でも変な所でプライドが高くてマドンナが自分のことを好きだと勘違い。馬鹿男。でもすごくいい人よ」
道子は天然のボケキャラだが、時として鋭い分析をする。
実はすごく理解力があるのだ。(喋れる鹿がどの鹿かも分かったし)
今回の小川で印象に残ったのは、学校を辞めたいというイトに食事をしながらいろいろ聞いたこと。
「いじめられてるのか?」「わかった、恋だ」「両親とうまく言っていないのか?」
イトに無視され、道子にたしなめられても聞いてくる。
無器用ながらもイトに対して一生懸命。
こういうふうに他人と向き合える人って素晴らしい。
道子が「いい人」と言った理由もうなずける。
「後ろ向き」が治れば、結構モテるだろう。
もっとも自分の欠点が分かっていても抜け出せないのが人間なのだが。
★不安
小川は不安な存在でもある。
イトはなぜ泣いたのか? 長岡先生はキツネなのか?
まわりのことが理解できていないと人は不安になる。
今回、イトのことが理解されて、イトに対して不安はなくなった。
まわりのことが理解できないこと。これが不安の本質である。
また主人公が不安定な状況にいる時、見る者は感情移入する。
※今回の綾瀬はるか
サウナ(ヘルスセンター)にイトがいるのではないかと思ってサウナのカウンターで
「今日は針じゃありませんから」
道子はサウナで日常的に針治療をしていた!中年のオヤジの様に。
道子の日常が垣間見えるせりふ。
オヤジは今回のキイワードの様で、小川は同僚の教師(酒井敏也)に「俺たちはオヤジで女子高生の気持ちなどわかりませんから」と言われたことを結構気にしていた・笑。
イトがサウナにいたと知った小川の得意そうな顔も忘れられない。
小川かわいい!
訂正(3/1)
「今日は針じゃありませんから」→
「今日は入りに来たんじゃありませんから」
すみません。