平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

土曜ドラマ 「フェイクニュース」~ネット言論への警鐘=人は自分の信じたいことしか信じない。ウソでも彼らが信じたいものを記事にすればいいんだ

2018年10月30日 | その他ドラマ
 土曜ドラマ「フェイクニュース」。
 ネット世界の言論をテーマにしていて面白かった。

 たとえば、右派・左派のまとめサイト。
 これらは実は同じ広告代理店によって運営されている。
 その目的はPV(ページ・ビュー)を稼ぐこと。
 右と左の言論を煽ることによって金儲けをしている。

 その代理店はネット上のステマや世論操作もおこなっていて、フェイクニュースも平気で垂れ流す。
 その代理店の主張はこうだ。
「本当のことなんかどうでもいい。
 人は自分の見たいことしか見ないし、信じたいことしか信じない。
 ウソでも彼らが信じたいものを記事にすればいいんだ」

 その末端の主婦もアフィリエイトの小遣い稼ぎで、事件を煽るウソの記事をブログに書く。
 かくしてウソはどんどん拡散していく。

 なるほどね~。
 僕もこうした代理店に踊らされてるのかもしれないな。
 ネトウヨさんも多分そうだろう。

 そんな中、東日本新聞社のネットメディア「イーストポスト」の記者・東雲樹(北川景子)は真実を求めて動きまわる。
 PVを稼げればいいという方針の「イーストポスト」の編集長・宇佐美寛治(新井浩文)には食い下がって、こう主張する。
「ウソがまかり通る社会を娘さんに残したいんですか!?
 社会の崩壊を娘さんに見せたいんですか!?」

 外国人実習生の受け入れをしている会社が中抜きをして政治家にカネを渡している、という描写もあった。
 これって、ネットで実際に話題になってるよね。
 会社の実名はフェイクニュースの拡散に繋がるかもしれないから書かないけど、政府の諮問会議などで活躍している某経済学者が経営している会社。

 新聞社の描写もあった。
 新聞社は慣例主義で、当たり障りのない記事しか書かない。
 そんな新聞社の姿勢に東日本新聞社の社会部記者・西剛(永山絢斗)は激怒して叫ぶ。
「こんなことをやってるから誰も新聞を読まなくなるんだよ!」
 確かにそのとおり。

 このドラマのクライマックスは結構、皮肉たっぷりだ。
 外国人実習生の受け入れを〝難民173万人受け入れ〟と勘違いしたネット民が右と左で争い、暴動が起きるのだ。
 右派は「難民受け入れ反対!」
 左派は「カネをばらまくだけが外交じゃない。難民を受け入れろ!」
 彼らは根も葉もない勘違いのデマで争い、殴り合っている。

 脚本は「逃げ恥」などを書かれた野木亜紀子さん。
 今作は野木さんのオリジナルなんだけど、野木さんって社会派だね。

 フェイクニュースが乱れ飛ぶネット社会。
 何がウソで真実かを見極めるのは大変だけど、せりふにもあった次のことを常に意識していきたい。
「人は自分の見たいことしか見ないし、信じたいことしか信じない」

 あとは今回の事件の発端をつくった猿滑昇太(光石研)の言葉。
「皆さん、熱くならずに! まずは深呼吸しましょう!」

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西郷どん 第40回 「波乱の新政府」~西郷、孤軍奮闘する大久保に「おはんはそんでよか。 おはんが抱え切れんものは、おいが抱えてやる」

2018年10月29日 | 大河ドラマ・時代劇
 なかなか見応えのある政治ドラマでした。

「廃藩置県」を現代に当てはめると、
①既得権の打破~武士の持っている既得権を奪うこと。
②中央集権化~現代は逆で、中央集権→地方分権にしようとしていますが。

 これだけの大改革を一気にやるのは相当な政治的エネルギーを要するだろう。
 特に既得権者からの不満、反発は必至。

 現代にたとえれば、
 霞ヶ関の官僚は自分たちの持っている権限を守りたいので、地方分権に抵抗する。
 電力会社を始めとする原子力ムラは原発がなくなればメシのタネがなくなるので、自然エネルギーの拡大を阻止しようとする。

 こんなハードな改革を断行した大久保利通(瑛太)はたいした政治家だね。
 今の政治家に原発ゼロを断行するような豪腕な人物はいない。
 安倍シンゾーなどは消費税2%を上げるのにも右往左往し、改憲など急いでやらなくてもいいことに力を注いでいる。

 だが、そんな大久保に抵抗勢力が立ちはだかる。

 まずは島津久光(青木崇高)。
 久光は政府に利用されるのを恐れて上京を拒否。
 これに対して大久保は脅迫まがいに言い放つ。
「いつまで、そげなこと仰せられますか? ひとり時勢に取り残されますぞ。
 国父様には新政府に席を用意しております。これが私の恩返しです。
 失礼いたします、島津久光様」
 大久保、完全にブラックになったな。
 でもブラックにならなければ政治改革などおこなえない。

 新政府内にも敵がいる。
 木戸孝允(玉山鉄二)、江藤新平(迫田孝也)、板垣退助、大隈重信など、長州、土佐、肥前の面々と岩倉具視(笑福亭鶴瓶)などの公家衆だ。
 木戸、江藤らは「廃藩置県」の必要性を理解しながらも、ゆっくり慎重にやって行こうとする穏健派。
 だが、その背景には薩摩に新政府の実権を握らせまいとする権力闘争がある。
 岩倉具視ら公家は、権力の美酒に酔っている感じ。

 ブラック大久保はまず長州を味方にしようとする。
 木戸を呼び出して、
「このままだと土佐と肥前がつけあがる」
 と説得。

 江藤、板垣、大隈が席を立った時は、それを良しとして切り捨てる。

 大久保、孤独な戦いをしているな。
 彼のやろうとしていることは20年後、30年後には評価されることなんだろうけど、周囲には理解されない。
 意固地な所があるから、どうしても孤軍奮闘。
 神経質でコーヒーを飲みながら沢庵をボリボリ。
 人望のなさゆえ、信頼できる仲間もいない。
 木戸は何とか説得したが、利益でつながっているだけの関係だ。

 というわけで、クライマックスで主人公の西郷隆盛(鈴木亮平)が登場。
 西郷には大久保のような政治的駆け引きや権謀術数はない。
 ただ腹を割って話すのみ。
「俺たちの肩には戊申の役で死んだ八千の魂が乗っちゃっとぞ」
「こげなつまらん政府と思われてはいかん」
 これで席に戻る江藤、板垣、大隈。

 上手い作劇ですね。
 大久保に孤軍奮闘させて、最後に主人公・西郷が助けに来るという図式だ。
 そして大久保とはこんな会話。

「おいは間違っていたのだろうか?」
 と問う大久保に西郷は答えて、
「おはんはそんでよか。
 何年後かによかったと思える政事をやっているんじゃろう?
 おはんが抱え切れんものは、おいが抱えてやる」

 最後は友情物語でまとめた。
「美味い」と言ってふたりで食べたのも、豪華な洋食ではなく握り飯だ。
 ふたりは依然として握り飯を食べていた頃の関係なんですね。
 自分を理解して味方してくれる西郷に大久保は救われたことだろう。

 鈴木亮平さんの西郷もいいが、瑛太さんの大久保もいいね。
 前半は、西郷と斉彬の物語。
 中盤は、西郷と徳川慶喜の物語。
 そして後半は、西郷と大久保の物語になりそうだ。
 
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神田古本祭りに行ってきました!~靖国通りに並ぶ古本の露店、ワクワクする本の回廊! やはり古本漁りは楽しい!

2018年10月28日 | 東京探訪
 また本を買ってしまった。
 僕の家と言えば、「ビブリア古書堂」の栞子さんの2階のように本が部屋から溢れているんだけど買ってしまった。
 神田神保町で、
〈第59回神田古本まつり〉(10/26~11/4)
〈神保町ブックフェスティバル〉(10/27~28)がおこなわれているからだ。

〈第59回神田古本まつり〉は青空掘り出し市で古書店が並ぶ靖国通り沿いに古本の露店が並ぶ。
 主催者いはく、「靖国通り歩道が本の回廊になります」

〈神保町ブックフェスティバル〉はその裏のさくら通りとすずらん通りで、河出書房新社、集英社、東京創元社、小学館、青弓社、白水社、平凡社、岩波書店、晶文社、青土社、早川書房などのそうそうたる出版社が傷んだ本などを割安でワゴンセールするイベントだ。
 通りには、地方の出版社のブースやフードコートなどもある。
 ………………

 こんな本のお祭りに行かないわけにはいかない。
 ルールは
①予算は1万円。
②興味のある、他では滅多に手に入らない、安価な本を買う。

 で、昨日買った本(いずれも古本)は以下のとおり。

「女装の剣士シュヴァリエ・デオンの生涯」(白水社)400円
「私のモーツァルト」(共同通信社)500円
「モーツァルトの〝いき〟の構造」(新潮社)400円
「人類の知的遺産 レーニン」(講談社)500円
「明治大正風俗語典」(角川書店)400円
「ニュースで追う明治日本発掘2」(河出書房新社)500円
「     〃       3」(  〃   )500円
「日本幻想文学集成 小栗虫太郎」(国書刊行会)400円
「別冊新評 石井隆の世界」(新評社)800円
「別冊宝島 モダン都市解読読本」(宝島社)400円
「別冊歴史読本 禁断の超歴史・科学」(新人物往来社)500円
「スクリーン スター・フォト&サインコレクション」(近代映画社)100円
「アメコミ映画キャラクター図鑑2017」(  〃  )100円
「マーベル・ヒーロー事典」(  〃  )100円

 収穫としてはまずまずでしょうか。

「女装の剣士シュヴァリエ・デオンの生涯」は澁澤龍彦や海野弘がこの人物のことを紹介していて、もっと深く知りたいと思っていた。
 著者は故・窪田般彌先生。先生にはフランス詩を教えていただいたご縁もある。
「ニュースで追う明治日本発掘」は、明治の出来事を当時の新聞の記事を現代語訳で紹介している資料本。
 近くの図書館で時折借りていて、ぜひ手もとに置いておきたいと思っていた本なのでうれしい!
「スクリーン スター・フォト&サインコレクション」などは映画雑誌スクリーンの過去の付録で、近代映画社のワゴンで100円で売っていた。
 かつて愛読していた映画雑誌の出版社の方とすこし話ができてよかった!

 昨日は買わなかったけど、目をつけた本がこれ。

 
 ※全部そそられるテーマではありません? よくこれらが残ってたな。

 
 ※こういう古い本は文語体で味があるんだよな~。今では青空文庫とかで読めるけど。

 
 ※これが5000円(全7巻)ですよ!

 
 ※植草甚一全集30,000円! ちょっと買うのに決心がいる。

 やっぱ古本漁りは楽しいな~。
 神保町古本祭りは11/4までやっているので、人の少ない平日にもう一度行こうと思っています!
 また本が増えてしまう……!

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サワコの朝 歴史学者・の磯田道史さん登場~21世紀、われわれが目指すべきは〝強い国〟ではなく〝面白い国〟!

2018年10月27日 | 監督・俳優・歌手・芸人
「サワコの朝」(TBS)に歴史学者の磯田道史さんが出ていた。

 磯田さん、子供の頃、弥生式土器に興味を持ち、自分で作ろうと思ったらしい。
 でも、どんなに土をこねくりまわしても上手く焼けないし、土器の赤い色が再現できない。
 そこで図書館で、焼き物の本を調べ、〝土に鉄分を混ぜると赤い器ができる〟という文章を見つけた。
 早速やって見ると、見事な弥生式土器が完成!

 このことは磯田少年にとって衝撃だったらしい。
 つまり、弥生人はこの赤い土器をつくるのにとんでもない試行錯誤と時間をかけたのに、磯田少年は本をちょっと読んだだけで成し遂げてしまったのだ。
 これが本の力、文字の力である。
 長い時間をかけてつくりあげた弥生人のノウハウが本を読んだだけで一瞬で取得できる。
 本を読むことは時間を超越することなんですね。
 ………………

 日本の学校教育についてもこんなことを。
「学校では平安の文学として『源氏物語』を教えるが、『源氏物語』を深く読むことを教えない」

 歳をとるとわかりますが、人生で大切なのは『源氏物語』のタイトルではなく内容。
 恋愛小説として面白いし、当時の文化、風流、詩心などは人生を豊かにしてくれる。
 ………………

 国のあり様についても、こんな話をされていた。

・明治から1945年の終戦までは〝強い国〟。
・戦後の高度経済成長期は〝上手い国〟~つまり性能や質の良い自動車や家電などをつくる国。

 では21世紀の現在、われわれが目指すべき国は何か?
 磯田さんはこう答えた。

〝面白い国〟

 なるほどね~。
 情報化社会において〝面白さ〟を発信することほど重要なことはない。
 観光でも〝面白い国〟の方が外国人が集まる。
 安倍さんは〝強い国〟をつくろうとしている様だけど、〝面白い国〟の方が絶対いいよな。
 ………………

 これからやって来るAIの時代に関しては、磯田さんはこんな例えで語っていた。
「AIは、たとえば〝将棋台をひっくり返してテーブルにして、四方にローソクを立ててパスタを食べる〟といった発想はできない」(笑)

 すごい例えだけど、これが人間にできてAIにできないことなんだよな。
 ということは、AIがすべての人間の仕事を奪ってしまうと言われている現在、これから重宝されるのは、こういうメチャクチャな人間!


 僕たちは人類史的に、歴史的にすごく面白い時代に生きていると思う。
 人類史的には、情報、仮想空間、VR、AIという異次元の社会。
 歴史的には、民主主義、資本主義が問われている社会。

 なので、僕は少しでも長く生きて、変化していく世界を見届けてやろうと思っています。

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安田純平さん帰国!~麻生太郎の「不摂生で病気になったヤツに医療費を支払うのはアホらしい」に通じる自己責任論

2018年10月26日 | 事件・出来事
 ジャーナリストの安田純平さんが解放されて無事帰国。
 よかった!
 まずは、ゆっくり休養なさって下さい。

 こんな安田さんに対して、一部では〝自己責任論〟で非難があがっているらしい。
「どれだけ国に迷惑をかけたのか」
「何があっても自己責任の覚悟で行ってくれ」

 こんな言動があがるのは、おそらく日本だけで他国ではまず解放を喜ぶ。
 この国は民度が低いのか?
 やさしくないのか?
〝他人に迷惑をかけてはいけない〟という意識も強いよな。
 これが拡大して、
〝お国に迷惑をかけて、とんでもないやつだ〟という言動に繋がる。

 話は少し変わるが、
 財務大臣の麻生太郎はこんな主旨の発言をした。
「不摂生で病気になったヤツに医療費を支払うのはアホらしい」

 ったく、どれだけ上から目線なんだよ。
 麻生の発言も結局、自己責任論なんだよな。
 不摂生で病気になったのは自己責任。
 だから医療保険で国が援助するのはアホらしい。

 国って、いったい何なんだろうね?

 いざという時、国が国民を助けないのなら税金なんて払わなくていいんじゃないの?
 いっそのこと
「税金はゼロです。でも、すべては自己責任で国はあなたたちを助けません」
 と言ってくれた方が、よほどスッキリするわ。
 なのに国民は高い税金を払っているのに、いざという時、助けてもらえず自己責任論で責められる。
 こんな理不尽はないよな。

 一方で、小学校などでは愛国心教育。
 けど、こんな冷たい国を愛せ、と言われてもねえ。

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相棒17 「ボディ~二重の罠」~刑事コロンボのパクリでしたよね? 真犯人も途中でわかっちゃいました!

2018年10月25日 | 推理・サスペンスドラマ
 遺体の件は、刑事コロンボ「パイルD3の壁」のパクリでした……。
 前回も書きましたが、

 警察は一度掘って、何も出て来なかった場所をふたたび掘ろうとしない。
 だから遺体を隠すのにこれほど安全な場所はない。
 当然、犯人は隠していた遺体をここに埋める。
 警察はそれを捕まえる。

 いいのかな~?
 アイデアの盗用だぞ。
 これくらいは許容範囲なのかな?
 …………

 真犯人も途中でわかっちゃいました。

 鬼束鐵太郎(中田博久)は撲殺されたのか? 窒息死させられたのか?

 でも視聴者は、前回の冒頭で頭から血を流している繊太郎の遺体を見ているので、鋼太郎(利重剛)と後妻の祥(谷村美月)がウソをついていて富貴江(とよた真帆)を犯人に仕立てあげようとしていることがわかる。
 だが、警察の検死官は「繊太郎の死因は窒息死」と判断している。
 ということは、事前に誰かが繊太郎を窒息死させた人物がいるはず。
 それを消去法で消していけば、犯人として祥が浮かび上がる。
 頭から血を流していた繊太郎の遺体は偽装。
 その偽装のためにペットのアライグマの血が使われたことは思い至らなかったが、普通に論理立てて考えていけば、この流れは予想できる。

 なので、今回はあっと驚く要素がなかったです。
 唯一ドキリとしたのは、祥をかばうために「殺ったのは俺だ」と主張する鋼太郎に祥が笑みをうかべる所。
 やはり女性はおっかねえ。
 祥は鋼太郎も単なる道具で愛していなかった。
 繊太郎殺害の動機も「お金を自由に使わせてもらえないから」だった。
「俺、こう見えてロマンチストなので」と語る自称ロマンチストの冠城(反町隆史)にしてみればため息をついてしまう所だろう。

 あとは、遺体や携帯電話は犯人にとって厄介なものになるんですね。
 これらを隠したり処分することは至難の業。
 同時に犯人を精神的に苦しめるものでもある。
 富貴江も言っていた。
「遺体が発見されるのではないかと脅えながら7年間も過ごすなんてまっぴらよ」

 罪は心に影を落とし、決して人を幸せにしないんですね。

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ラストアイドル~学力テストで天才・安田愛里のボケがさく裂! でも、愛里よりおバカだったのはあのメンバー!?

2018年10月24日 | アイドル
 本日はラストアイドル4thシングル「Everything will be all right」の発売日。
 池袋サンシャインシティの噴水広場でイベントがあるんだよな。
 行こうかな? どうしようかな?
「Everything will be all right」をナマで聴いてみたいし。

 冠番組『ラスアイ、よろしく!』も絶好調!
 第2回目は〈学力テスト〉!
 LaLuceの立ち位置バカ1番決定戦!

 皆さん、とんでもない面白解答を連発している。

 ボケの天才・安田愛里さんに至っては、
〝因果応報〟の読み方が〝んがおうほう〟ww
〝パリはバングラディッシュの首都〟w
〝ド忘れ〟を言い間違えて〝ドタ忘れ〟ww
 おまけにカンニング疑惑ww

 ここまで、おバカ解答を繰り広げられると、MCのおぎやはぎさんも呆れて、

 

 おぎやはぎにここまで言わせるのってすごいよ。
 さすが安田さん!

 でも、こんな安田さんよりすごいおバカがLaLuceにいたんですね……。
 まさか、あの子が?
 一番賢そうに見えたのに!
 それが誰かは下記の動画をご覧になって確かめて下さい。


※爆笑解答連発の動画はこちら

『ラスアイ、よろしく!』♯2 LaLuce立ち位置バカ1番決定戦(テレ朝動画)
 配信期間は2018年10月27日 23:45までなのでお見逃しなく!

 なお、明日放送の『科捜研の女』には、みーたん(長月翠)が出演するらしい。
 これは見なければ!
 ラブコッチのしゅり(中村守里)は主演映画が公開されるし、みんな、着実にキャリアを重ねていってるな。

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朝ドラ 「まんぷく」 ~憲兵の拷問シーンに歴史修正主義者の皆さんがザワついているらしい

2018年10月23日 | その他ドラマ
 朝ドラ「まんぷく」。
 萬平(長谷川博己)が憲兵の拷問に遭うシーンで、歴史修正主義の皆さんがザワついているらしい。
 いはく、
「残酷に描きすぎている」
「憲兵を悪者に描きすぎている」
「中国の抗日映画のようだ」
「日本の兵隊さんはやさしかった」
「見るに耐えない。NHKに抗議しよう」

 彼らが何を根拠にこう主張しているのかわからない。
 でも萬平さんのモデルは〝日清食品の創業者・安藤百福〟で、百福さんが実際に体験したことの方が確かじゃないのかね?
 その他にも憲兵の拷問でひどいめに遭ったという証言はたくさんあるし、作家の小林多喜二は拷問で殺された。
「サザエさん」の長谷川町子さんも

 
 
 そもそも〝暴力的でない憲兵〟がいたという主張は、憲兵に失礼だよな。
 彼らは、国体を揺るがす分子を取り締まり、潰すことに必死なのである。
 生ぬるいことをしていたら、たちまち言い逃れをされてしまう。
 職業として、個人の信念として、相手を徹底的に疑い、厳しく攻めるのは当然。

 人間に関する洞察も甘いよな。
 人間なんて、いざとなったら何でもする残酷な生き物。
 そりゃあ、中には〝善良な人〟〝立派な人〟もいただろうが、そうでない人もいる。
 善も悪もあるのが人間社会だ。
 リミッターが外れれば、どこまでも残酷になれるのが人間だ。
 この認識なしに歴史を見てはいけない気がする。

 歴史修正主義者の皆さんは何から目を逸らしているんだろう?
 人間を狂気や獣にしてしまう戦争という現実こそ向き合うべきなんじゃないかな?
 
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西郷どん 第39回 「父、西郷隆盛」~新オープニングのすれ違う西郷隆盛と大久保利通に胸アツ!

2018年10月22日 | 大河ドラマ・時代劇
 新オープニング、いいじゃないですか。
 西郷隆盛(鈴木亮平)と大久保利通(瑛太)がすれ違う。
 西郷は丸々と太って粗末な着物に兵児帯。散切り頭。わらじ。
 大久保はひげをたくわえて黒のきちっとした洋装。シルクハット。革靴。
 これだけで、ふたりの思いや生き様など、さまざまなことが伝わり、想像できる。
 西郷が歩くのは桜島の大地、
 作中のせりふにもあったが、西郷は〝桜島〟なんだろうな。
 大島の海をゆく、ゆったりとした〝大きな鯨〟でもある。
 演じる鈴木亮平さんの顔も西郷の顔に見えてきた。
 ………………

 さて本編。

 時は明治二年。
 版籍奉還で中央集権化が進み、士族(=既得権者)の不満が募っている時代。
 久光(青木崇高)は西郷を呼び出し問いただして、
「お前が言うご一新とはこういうことか?」
 民も困窮していたらしい。
 薩摩の横山安武は、民の困窮を顧みず、贅沢三昧の中央政府に義憤を抱き、訴状を前に腹を斬る。

 一方、中央政府の基盤も脆弱で、早く法を定め、安定した財政基盤をつくるため税制をつくらなければならない。
 秩序維持や犯罪抑制ための警察組織、反乱があった際に鎮圧する軍隊の形成も急務だ。
 こうした中央政府が何とか持ちこたえ、強引な政策も可能にしていたのは〝天子様〟の威光だろう。
 客観的には薩長の政府でしかない明治政府が一定の権威を保てたのは、バックに天子様がいたから。
 日本の歴史において、時に天皇はこんなふうに利用される。
 それが究極までいったのが、戦中の天皇神格化だ。

 天皇とともに影響力があったのは、西郷であったらしい。
 西郷が政治に関われば、不満分子は期待を寄せ、不満を抑えられる。
 困った時の西郷。
 西郷は士族にとっては〝伝説の人〟であり、庶民にとっては〝民のために戦ってくれる人〟。
 こう考えた大久保は鹿児島から西郷を呼び寄せる。

 歴史においては〝ヒーロー〟〝庶民の味方〟が必要なんですね。
 明治政府は大久保を始めとして、どうも明るさや華やかさがない。
 伊藤博文などは現状では小者として描かれている。
 今作で、西郷はやたら〝伝説の人〟にされているが、これが第1話冒頭の糸(黒木華)のせりふ、「うちの人はこんな人ではありません」に繋がるのだろう。
 今後、西郷は〝人々の寄せる期待〟と〝現実の自分〟とのギャップに苦しむことになるのかもしれない。


※追記
 菊次郎(城桧吏)は芯のある聡明な子でしたね。
 愛加那(二階堂ふみ)がしっかり教育したのだろう。
 一方で、汽車の玩具に目を輝かす子供でもある。

 作劇的には、菊次郎の視点で、父・西郷隆盛を語るという奇手(というか、『龍馬伝』方式)。
 家族の話と歴史を絡めるのは最近の流行のようで、前回の吉二郎(渡部豪太)の時も使われた。
 
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腐敗内閣! 片山さつき地方創生大臣、口利き疑惑~うまくいったら、100万円なんて決して高いものじゃないわよねww

2018年10月19日 | 事件・出来事
 安倍、お笑い劇場がまたまた始まった。

 今回は片山さつき地方創生大臣。
 片山が国税庁に口利き疑惑。

 とある経営者が税制優遇のある「青色申告」を取り消されそうになり、2015年に税理士で片山の私設秘書に働き掛けを依頼らしい。
 すると、私設秘書は、片山さつきとの連名の書類でこう返事をした。

「着手金100万円を、至急下記にお願い申し上げます。ご確認後、国税に手配させて頂きます」

 これを報じた週刊文春に拠ると、片山は国税庁の担当者に直接電話したらしい。
 まあ、結局、片山の口利きは効力を発揮せず、青色申告の取り消しはおこなわれたんだけど、だとしたら詐欺だよな。
 何の成果も出さずに100万円をだまし取った。

 この件で決定的に片山に分が悪いのは、
・「国税に手配させて頂きます」と書かれた文書が残っていること。
・片山が依頼主の経営者に議員会館で会って、
「じゃあやっておきますよ。任せてもらえれば、大した問題じゃないから」
「うまくいったら、百万円なんて決して高いものじゃないわよね」
 と言ったこと。←具体的! いかにも片山が言いそうw

 まあ、経営者が逆恨みで、文書をでっちあげウソを言っている可能性もあるが、天下の週刊文春が裏を取っていないはずはない。
 少なくとも経営者の通帳には100万円振り込みや振込先が記載されているはず。

 さあ、片山さつき、どうする?
 振り込まれた100万円はどこに行った?
 対応としては、

・私設秘書が勝手にやったことにする。
・私設秘書が税理士業務としてやったことと開き直る。(←にしても着手金100万円って高すぎ!)
・裁判中なので具体的な説明はできないと言って逃げまわる。

 こんな感じかな?
 かくして不正は闇の中へ?

 思い起こせば、甘利明も千葉かどこかの不動産物件で口利き疑惑があったよな。
 結果、甘利は睡眠障害とかで長期入院して逃げまわり、音声データなどあれだけ明確な証拠がありながら検察はなぜか不起訴。

 自民党って、こんなのばっか!
 まあ、これを許してる国民も国民なんだけど。
 警察も検察も権力にしっぽを振るポチ。小者ばかりを捕まえてる。

 安倍内閣は〝憲政史上、最悪の腐敗内閣〟として歴史に名を刻みそうだな。
 警察、検察は権威失墜。
 財務省は公文書を改ざんするし、経産省はデータをねつ造するし、防衛省は文書を隠蔽するし、文科省は接待漬けで、この国はこんなに壊れてしまったのか……。
 もはや三流国だね。

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