AKBINGO(日本テレビ 水曜深夜0:39~1:09)でやっていた『AKB48私服コレクション2011』。
AKBメンバーの私服を、<モテ><ちょいモテ><ちょいブス><おブス>の4段階でランク付けするもので、<おブス>にランクされると、アイドルとしてはさすがにつらい。
ちなみに先々週の放送で、光っていたのが、横山由依さん。
<デートでディズニーシー行くときのファッション>として横山さんが着てきたのは、大きめのジーンズに少し飾りのついたブラウス。
ランクは<ちょいブス>で最低ランクは免れたが、他のメンバーの私服と比べるとかなり地味。ダサいと言ってもいいかもしれない(←推しの方、すみません)。
実際、審査をするファッションアドバイザーの植松晃士さんは、この服装を評して<作業着ちゃん>。他のメンバーの番組での証言に拠ると、「可愛い格好をしている由依を見たことがない」「(ファッションセンスがないとされている指原莉乃さんや高橋みなみさんから)服をもらっている」とのこと。あるいは横山さん、ご本人も、小島陽菜さんらのおしゃれファッションを見て曰く、「いっしょの人間とは思えない」。
でも、僕は「いっしょの人間とは思えない」とコメントする地味で素朴な横山さんが結構好きだったりする。
先日の第三回総選挙で19位に躍進して、喜びのあまり腰が抜け、マイクを支えにしなければ立っていられなかったのも可愛いし、東京に出てきても京都弁でしゃべり続けているのもいい。ドラマ『マジすか学園2』では、思慮深く穏やかながらキリリとしたものをうちに秘めた副部長のおたべ役を演じていたが、地味で素朴な実際の横山さんとのギャップが逆に新鮮だ。(松井玲奈さんがゲキカラを演じたギャップに似ている)。彼女はきっといい女優さんになる。
これらのことから察するに、横山さんは<内面が強くて芯のある子>なのだろう。ダサいと言われても自分のファッションを貫く所や京都弁を捨てない所はブレない芯があるから。喜びのあまり腰が抜けるというのも、内面にとてつもないエネルギーを抱えているから。(この辺りは前田敦子さんに似ている)
というわけで横山由依さんは今後が楽しみな注目メンバーである。
ちなみに『AKB48私服コレクション2011』の後編は、本日(8/31)のAKBINGOで放送される。横山さんの<作業着ちゃん>を始め、<腐ったバナナ><干物屋のマドンナ>などと様々にこき下ろされるメンバーたちのファッション。ファッションセンスを磨く意味でも見て楽しいと思います。お時間があれば、ぜひご覧になって下さい。