折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

彩林展のお知らせ

2021年11月01日 | 彩林展





「第32回 墨・水彩 彩林展」
彩林会は現在4名の同好会、1年に1回展覧会を開催してきました。昨年はコロナのために中止して、今年はなんとか開催出来ることになりました。
会を主宰されていた早川日出男先生が平成16年に亡くなられてからは同好会として続いて来ました。同好会となった頃には15名ほどいた会員もそれぞれの事情で退会されて、ずっと残った3名と今年4月から新しく入られた方1名、合計4名の展覧会です。私は第8回目か9回目から参加して年数だけは経っていますが、良い絵が描けるかと言えば余計な事ばかり考えている気がします。ただ夢中で描いて先生に褒めていただけることが嬉しかった頃はもっと生き生きしてた気がします・・・若かったですしねぇ・・・。

出品作品はそれぞれ5点、案内ハガキにある絵は会員の中で順番に担当して今年はIさんの作品です。
お近くにお出かけの時には是非お立ち寄りくださいませ。




出品作ー1 「空き地」 三重県津島市 
            空き地の向こうは長珍酒造の建物
            44㎝×32㎝(半切三分の一)
残りの私の作品は会期中にブログにアップする予定です




第31回彩林展 今日は最終日

2019年10月20日 | 彩林展
芸術文化センター10階から


5日間の会期も4日過ぎて20日は最終日。早いです。
会員が少なくなっても何とか開催出来て「並べ方も作品も良い感じです」と館の職員の方に
褒めていただいてみんなで「よかったよかった」と大喜び。
毎年来てくださる方や友人と久し振りの再会、ブロ友さんにも何人かお会いできて充実した時間
でした。
昨日の夕方は「あと一日ね~」と会を卒業された方も一緒に話に花が咲きました。

展覧会の様子はブロ友さんお二方のブログにも紹介していただきました。有難うございました。
 mariaさんのブログ「自然に育まれながら」10月18日
 くーばあちゃんさんのブログ「く―ばあちゃんの日記」10月18日








屋上庭園の見える会場



幼稚園の時、廊下の隅でお絵かきをしていたら先生が「○○ちゃんは絵が上手ね」と褒めてください
ました。その時から私は絵が好きになったのだと思います。
幼稚園には9月からの途中入園で私一人お遊戯も歌も工作も分かりません。友達もいなくて独りで
絵を描いている遅れてきた子を気遣って声を掛けて下さった先生の一言がその後の私の希望に
なったと思います。
小学校に上がっても勉強も体育も音楽もパッとしない子、絵だけは好きだった私にどんどん描かせて
くれたのは父でした。その父が期待したほどの才能は無かったのですが、10代の頃「県美」に展示
された絵を1度だけ見に来てくれたことがあります。でもその時の父の様子の記憶が無いのです。
きっと私は友人とのおしゃべりに夢中だったのだと思います。父が亡くなって50年以上、
絵を楽しんでいる今の私を見て欲しいなぁと思います。

残る一日、今日も楽しんで来ます。

第31回彩林展 2日目

2019年10月18日 | 彩林展


初日 芸術文化センター10階からの夕景


   
「佐久島の道」ハガキ


   
「東大寺大仏池」


   
「佐久島西港」





展覧会二日目の昨日は私は会場当番ではなかったのですが、家にいては気になって仕方が無いので
会場へ。もう少し早く行っていたらブロ友さんのく―ばあちゃんさんにお会いできたのにすれ違いでした。そのブロ友さんのブログ「く―ばあちゃんの日記」に今朝は早速紹介していただいて大感激です。

会場に行くと忙しくて今回は無理かも言っていた姉や義姉も来てくれてやっぱい行かなくちゃと思います。
夕方にはいつも来てくださる美術団体Dの方が「どこの団体に所属てました?」と聞かれます。
私が無所属だと言う事はご存知です。「単なるお絵かきなのでどこにも入ったことないです」
相手の方には「???」のようでした。
絵を描くなら団体に所属して切磋琢磨、芸術の追求、美術家の地位向上等々と問題意識を持って
取り組まなければ・・・
目的が違います。描くのは自分が楽しいからで絵の中に問題を提起したりするつもりは全くない。
「生徒さんがいて先生でしょ?」「はぁ、そうなんですけど・・・」と私。
私にとっては絵のお仲間は仲良しクラブでいいのです。老後の趣味、楽しければ良し!
それでいいじゃないかと思います。

さぁ、また今日も会場へ行ってきます。今日は雨のようですが・・・

第31回彩林展 初日

2019年10月17日 | 彩林展
「朝の興福寺」



「おおきくなったね」




  「早春の上高地」




昨日は初日。スッキリ晴れた秋日和になったのが先ず嬉しい。
会場の愛知芸術文化センターはいつもなら企画展、公募展で賑わっていてついでに私たちの会場にも
足を運んでくださる方もあるのですが今回は愛知トリエンナーレが終わったばかりで後片付けの真最中。
展覧会をしているのは12階の私達とお隣の部屋のみ・・・地下ではやってたかな?


他の会場からついでの方には期待しないで、わざわざ足を運んでくださった方に大感謝です。
会場からキンモクセイが咲き始めた屋上庭園が眺められ絵を見ていただいた後は庭園を散策される方も。

私は会場当番、毎年来ていただける方とおしゃべりしてお互いに元気で会えたことを喜んだり友人の
近況をたずねたりと展覧会を口実に会えるのは楽しい事です。
ブロ友さんはお顔を見ても本名が思い出せず「マリアさんね」なんてこともありました。
今回は私とKさんとが孫の絵を出品していて夕方には両方の孫たちもやって来て絵の前で記念撮影、
展覧会には珍しい赤ちゃんの泣き声が響いたりととてもほほえましくて賑やかでした。


私の作品については、見れば見るほど欠点が見えてきて家に持って帰って直したくなります。
会場に並べてちょっと他人の目になって見ることができるのも展覧会のいい所なのでこの気持ちを
活かせれば少しは進歩があるかもしれません。
それにいくつになっても絵を飾って姿勢を正してお客様をお迎えできるのはちょっと晴れがましくて
ワクワクする事。ずっと続けられるよう努力しなければと思います。









展覧会の搬入

2019年10月15日 | 彩林展
  「佐久島の道」ハガキ


15日は同好会「彩林展」の搬入です。
会場はもう20年以上同じ愛知芸術文化センターの12階G室。
この建物が新しくなる前は「愛知県美術館」という名称だったので私の中では今も「県美」
若い時、公募展に初出品で入選して嬉しかったのに挫折を味わった思い出の「県美」。
始めは入選で喜んだものの仲間たちの多くが受賞、それから後も・・・
結婚して絵を描くゆとりもないまま過ぎて何十年もたってから趣味として再開した絵。
同好会の発表会の場としてこの「県美」に戻ってくることが出来ました。
同じ建物ですが公募展などが開かれる大きな空間のある部屋ではなく、会議などにも使える
最上階の庭園が見える部屋。趣味の会にふさわしいと先生が選ばれてずっと同じ部屋で開催して
います。


会員4名になってしまったので飾りつけも会場当番も手分けしないとできません。
搬入には以前からKさんのご主人に高い所の作業をお願いしています。
私以外、会員の頭文字は偶然ですがみなKさん。
3Kと私で明日から5日間楽しんできます。

お近くの方でお時間があればお出かけくださいませ。







展覧会を終えて

2018年10月22日 | 彩林展
  ローゼル


私が大騒ぎしていた展覧会が終わりました。
会期中はお天気にも恵まれ多くの方に来ていただき、遠くのブロ友さんにも応援していただいて
楽しい1週間を過ごすことが出来ました。
本当にありがとうございました。

以前から来たいただいている何人かのブロ友さんと今回初めてお会いした方もお二人いらして
大感激でした。
初めてお会いしたのに何だか初めての気がしないのです。
私の絵の説明もブログに書いているのでよくご存じでとても不思議な感じです。
お友達やお嬢さまとご一緒に来ていただけたり、ブログに展覧会の紹介記事をアップして
いただいたりと感謝いっぱいです。

今日の絵はブロ友さんからいただいた「ローゼル」ご自分で育てられて花束にしてくださいました。
色鮮やかな実といきいきした葉は花屋さんでは手に入らないものです。
絵に描いた後、実をローゼルティーにしていただくと色と香りがまた幸せでした。

会場で多くの方とお話しできて、絵も白髪も褒めていただけてまた一年頑張れそうです。
最終日の夕方にはお仲間の友人の方がいらして「今、日展の発表があって初入選しました!」と。
会場に居合わせたみんなで「おめでとうございます!」みんなニコニコ笑顔になって
幸せが舞い込んだようでした!

私の出品作

2018年10月17日 | 彩林展
「第30回墨・水彩 彩林展」に出品中の私の作品です。
昨日の作品と合わせて5点、はがき絵以外は和紙に墨と透明水彩で描いています。



  「驟雨・しゅうう」半切2分の1

ミステリーツアーで訪れた小諸方面を見下ろす高台からの風景
ツアーの皆さんが立ち寄りの湯で温泉に入っている間にスケッチしていると急に雲が降りてきて
そこだけが雨になり足早に移動して行きました。その後はまたもとの風景に戻り、まるで一幕の
芝居でも観ているようでした。そんな大気を描きたいなぁというという1枚です。

 「樹・上諏訪大社」

今年の冬、まだ雪がたくさん残って時折粉雪の舞う上諏訪大社に初めて参拝しました。
奇祭御柱祭りで有名な境内には祭りの柱が四本建っている他に何本もの巨木もあり
滑らかな木肌の大木にとても神聖な力強さを感じました。



 「室生寺」

7月の暑い日、近鉄電車で1人で出かけた室生寺の本堂です。
有名な小振りで優しい五重塔は何年か前に台風で壊れて修理され塗りなおされた赤い色が美し
過ぎて趣が無くなり、昔のままの古色を帯びた本堂がどっしりと豊かな感じがしました。
その五重塔をスケッチしてから林の中の階段を下りてゆくと夏の日差しにはえる本堂の屋根が目に
飛び込んできました。なぜだかハッとしてとても感動したのです。
大きなシャクナゲの間から見た光景です。ここは蚊が多くて・・・


 「折々スケッチ」

ブログにアップしたはがき絵を4枚額に入れました。

またまた 今週末までブログお休みの予定です。

今日から展覧会

2018年10月16日 | 彩林展
  「凍てる朝」45cm×68cm 和紙
今年冬にツアーで訪れた女神湖の朝、スケッチしていると水彩絵の具が凍り付いて
色が塗れなかったほどの寒さでした。そのスケッチをもとに家で描いた作品です。



今年で30回目になる「墨・水彩 彩林展」が今日から始まります。
昨日は搬入日で会員とご主人もお1人お手伝いいただき飾り付けが出来ました。
1人5点出品です。

会場の愛知芸術文化センターは大ホールや展示室が多くあるのですが、現在ほとんどの階が
改修工事中で使用されていません。私達の展覧会場がある12階だけが開いている状態です。
案内ハガキをお渡しすると「え、今あそこで展覧会やれるの?工事中でしょ」と言われます。
なので今年の展覧会は来て下さる方が少ないだろうと思っています。

まわりの状況はともかく、14年前に亡くなられた先生がお好きだった会場で、今年も展覧会が
出来て、会員が現在5名になっても先生が立ち上げられた会が消えずに残っていること
独特の墨と水彩絵の具を使った墨彩も続いていることなどきっと何処かで見ていただいて
いることと思っています。



今日から21日まで楽しんできます。



100円ショップのクリスマス小物

2017年11月26日 | 彩林展
 トナカイと小人さんとサンキライの実


家の中を整理する棚や箱を下見に街へ行きました。
オシャレな籠や引き出しのある箱、素材も色も多彩でモデルルームの写真のように夢が広がります。
ネットで見たお値打ち家具を見て歩いても決められないまま一休み、よ~く考えたら、
物があり過ぎて片付かなかった我が家です。
せっかく色々処分したのに何かを買って増やしたらまたもと通り。
これは工夫しなければ・・・と。

ひとまず気分転換にクリスマスグッズ売り場をのぞくと可愛いものがいっぱい!
ダメダメ 今年も100円ショップで買ったばかりです。毎年買えば毎年増えるのです。
サンタさんの人形はごみ箱には捨てられず、孫ちゃんのお相手をしてもらいます。
まだちょっと早いのですが私もテーブルに並べて遊んでみました。

家の整理はひと休み、ふた休みです。


   
  

展覧会初日

2017年09月20日 | 彩林展
「ジンジャー」
友人からいただいた香り豊かなお花、会場は生花禁止なので家でスケッチ


今日20日から「彩林展」が始まり、たくさんの方に来ていただけました。
有難うございました。

昨日の搬入が終わるまで何か忘れ物があるような気がして、心配で仕方なかったのですが、
飾りつけが終わればいつものように「今回もいい感じ!」と一安心。
そして昨夜はとってもよく眠れました。
指導者がいない会は自由なようで心細いところもあり、先生が亡くなられて10年以上会が続いた
だけでも良かったと思います。
先生がお好きだった会場で29回目の展覧会、会員数は少なくなりましたがまだまだ、まだまだ続けます。



今回出品中の墨彩「飛騨」 F6  雪の山が好きなのです



外が見える会場 愛知芸術文化センター12階 アートスペースG 

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