折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

Mさんの夢

2021年08月04日 | 野菜


今日の収穫






連日オリンピックで繰り広げられる熱戦、選手やその関係者にとっては先ず出場すること、そしてもちろんメダルを取ることは何年もかけた大きな大きな夢。そんな大きな夢ではないけれど、絵の仲間のMさんからオリンピックのボランティアに参加したいと聞いたのは数年前のことでした。そのためもあって英会話の勉強を続けているのだとか。外国からのお客様に東京の街を案内したいと歴史や文化も勉強されていたのに新型コロナのために外国からのお客様はなくなりました。それでも今、東京のどこかでボランティア活動真っ最中。仕事を休みホテルも取って夢を実現されています。はじめこの話を聞いた時には「えーっ本気なの」と思いました。決して若くはないシニアさんです。地方に住む者には研修会やユニホームの受け取り等に度々東京へ行くだけでも大変な事。でも、とうとう夢をかなえられて凄いなぁと思っています。後は元気で土産話を聞かせていただくのが楽しみです。

オリンピックが終わっても、5年後の2026年にはアジア大会が名古屋で開催予定なので、きっとまた活躍されるはずです。Mさんは5年後はいくつになっているかって・・・どんなときも彼女の前では「歳」は禁句、「歳なっていっとっちゃだめよ !」叱られてしまいます。


運のよい月

2021年08月01日 | 野菜





日本選手の活躍にテレビの前から離れられないでいるうちに、8月になってしまいました。
毎月初めにある施設利用の抽選会、今日は11月分でしたが近頃になく希望通り確保できました。この抽選会は月初めの運試し、これで8月は良い月になりそうな気がします。

新聞の折り込み広告からバスツアーだけを抜き出して「嵯峨野トロッコと屋形船」とか「清里テラスと八ヶ岳牧場」などを丸で囲んで、写真と行程を見ながらツアーを想像しています。でも、コロナの急激な感染拡大を聞くと「まだ駄目でしょう」と自分に言い聞かせて、チラシはそのまま資源ごみの袋行き。遠出は夢、近くを散歩するか家でオリンピック見るのが一番安全。後は借りてきた本も読まなければ、8月末に孫ちゃんが出演するミュージカルの発表会「オズの魔法使い」を読み直しておこうと借りてあります。この発表会も昨年は開催見送ったので、今年は開催できると良いのですが・・・。

変化のない日々を過ごして、ブログの更新も間遠になっていますが、元気です。
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暑い夏

2021年07月26日 | 野菜


いただいたミョウガ




こんな時にオリンピックを開催してもいいのだろうかと心配していたのに、始まってしまえばテレビをつけてあれこれ競技を見て、日本人が活躍すればやっぱり嬉しい。こんなに選手の方は頑張ってきたのだから、オリンピックが中止なんてことになったらどんなに残念だったろうか、何とか開催出来て良かったなとも思って見ています。暑さとコロナともう一つ余計な台風までもやり過ごして無事に終わって欲しいものです。





1本だけ植木鉢で育てたミニトマト




今日は今年一番の暑さ、日中は冷房の効いた家の中からニガウリの蔓越しの青空を ながめて、テレビを見て、時々本を読んで過ごす。育てているのは「アバシゴーヤ」2本、苦味が少なくラグビーボールのような形で食べきりサイズなのも私には都合がいい。
日が当たるのは数時間の庭なので葉の色も薄く実の数も少ないですが、かえってそれが涼しげだと・・・思うことにしています。



ワクチン接種1回目

2021年05月07日 | 野菜


レモンとマッシュルーム





5月6日、新型コロナワクチン1回目の接種を受けました。区役所での集団接種です。名古屋市は4月19日から65歳以上の高齢者約60万人にワクチンクーポン券を発送して「各自予約を」と。有難いことですが高齢者にとってこれはなかなか難しいことだと思います。
私がクーポン券を受け取ったのは21日の夕方、電話は繋がらないと聞いていたのでネット予約しました。スイスイ一発で予約完了とはなりませんでしたが、ともかく1番早い日に1ヵ所だけあいていたところを予約すると、すぐに届いた「接種予約完了メール」でほっと一安心。

それから待つこと2週間、接種予定の前日に「ワクチン接種予約確認メール」がきて「接種日が近づきましたのでお知らせします」とありました。ワクチンを無駄にしないためには忘れていていませんかと、ますます安心です。

接種の当日、予定は18時15分からと一番最後の時間帯。区役所一階の広い空間に椅子を並べて受付、少しずつまとまって接種会場へ。この日は300名弱接種との事で問診の医師2名、接種の医師3名それに看護師さんやスタッフの方が大勢でチェックしたり誘導したりと大変な作業です。今回は高齢者の接種なので付き添いの方も多いし、中には指示が理解できない方もいらして滞りなく進むのが不思議に思えるほどでした。心配していた2回目の予約は3週間後の1回目と同じ曜日と時間帯なら接種後の待機時間中に予約が出来て5月27日に予約しました。

注射はチクリと終わりましたし、指示された待機15分も少し余分に座って何ともないのを確かめてからバスで帰宅しました。
家で落ち着くと気持ちは注射した肩に集中、腫れてはいないか熱っぽくないかしらなどと何ともなっていない肩を何度もさすったり眺めたり、少し動悸がするような気もしてきて計れば血圧も体温も異常なし。12時間以上経過した7日朝も異常なし!
1回目は無事に終わったようで、や~れやれです。

81歳と88歳

2021年03月21日 | 野菜


「いただいた土筆」
今年は土筆摘みにも行けないまま過ぎてしまいそうです




晴れの日が続いたしばらく前から家の修理に大工さんが入ってガタガタしていました。あと1日で終わるかなといった所です。
先日、畳屋さんに表替えをお願いして二間のうち一間が昨日新しくなりました。長いこと忘れていた畳の香りに浸っています。残りの一間は次の土曜日に来てくださることになっていて、どうやら息子さんが休みの日の仕事と言う事らしい。以前襖の張替えをお願いした方も大手に勤めていて休日に襖の張替えなどの注文を受けてもらえました。畳屋さんも表具屋さんも看板を上げているだけでは成り立たなくなったのかと思います。

昨日の畳屋さん、息子さんとお父さんのお二人でしたが畳を受け取りに来られた時の息子さんはお父さんに厳しくてハラハラしました。それが夕方出来上がった畳を敷き込む時は何度も丁寧に踏んでは調整するのはお父さん。具合が悪いとカギをひっかけてひょいと持ち上げて敷きなおし。わが家の畳は昔の藁製なので重いのです。見た目はお爺さんでも力持ちです。帰りがけにうかがったら「88だでねぇ思うように動けません」と。お父さんの仕事には少し口を出しても見ている息子さん。いい親子さんでした。

大工さんの方は81歳、1人で角材を運んで針金をねじりながら二階の雨どいに届くまで足場を組んでの作業です。昨年夏に隣家の落ち葉で詰まった雨どいを掃除してもらい隣家の木を10本ほども切っていただいたのにまた強い雨で溢れます。足場を組んで見てもらうと半年余りで杉の実が詰まって杉や他の葉が重なってしまっているのです。まだまだ茂る大木を全部切ってくださいとお隣さんに言えない私・・・大工さんの提案で雨どいにネットを張ってもらうことにしました。ネットを張るだけと言っても家の脇に表から裏庭に資材を運ぶほどの空間が無いので部屋の中を通ります。落ち着かない事でした。そして今日は前線通過で激しい雨の予報です。雨どいの流れ具合いを見るのにはちょうどいいタイミングとなりました。
雨どいが終わればついでに庇の瓦にひびが入っているのを差し替えてもらったり、玄関の鍵がかかりにくいのも調整、家具を移動とこの時とばかり色々お願いします。大工さんが81歳だってことをすっかり忘れているのです。
休憩のお茶を飲みながら「おっかあはもう仕事辞めろ言うけど、他にすることないしなぁ、家にいると一日が長いんだわ」と言われます。「競馬やボート好きだったんじゃなかった?」と聞くと「あれは仕事終わって行くか、合間に行くから楽しいんで、朝から毎日馬ばっかりでは楽しないでぇ」「そりゃそうだわねぇ」と笑ってしまいました。

大工さんの仕事もあと一日か二日で終わるはず。事故なく無事に終わることを祈っています。
他にもあった気がかりなこと、こちらも少し進んできました。
すべて片付いた頃には展覧会の準備が始まってこちらは楽しく忙しくなりそうです。
で、ブログも休み休みになるかもです。





年賀状を書きながら

2020年12月22日 | 野菜

「大きな大根」いただきもの




12月も半ばになってやっと年賀状にとりかかりました。ずっと以前は夫の分も合わせて枚数も多いうえに木版画でしたから刷る時に失敗が多くて、高校駅伝を見ながら部屋中広げていました。そのうちに木版画をやめて芋版画になったり手描きの絵になったりして、それもそこそこ気に入ったのをプリントするようになって楽になりました。添え書きと宛名書きだけは手書ですが・・・字の下手なのはいくつになっても変わりません。絵の横に下手な文字は無い方がマシな気もしながら、これが私らしいからと思って書いています。
いただいた賀状を見ていると、もうずっと会っていない若い時の友人からのハガキが何枚かあります。にぎやかな家族の写真だったのがこの頃は2人だけの写真になっている方、ご主人が施設に入られたと書かれている方、それぞれの長いお付き合いを思い返してしまいます。ずっと創作を続けている友人の賀状は年々色合いが落ち着いてきて彼女も歳をとったのかなと思ったり・・・ハガキだけのお付き合いでも年に一度は会えた気がして続けていて良かったと思います。

喪中葉書をいただく枚数が増えて、年賀はがきを今年限りでやめますと書かれた方もいらして以前と比べれば枚数は減りましたが、年賀状の無い元旦は寂しいので今年も投函してきました。



新型コロナウイルス抗体検査

2020年12月20日 | 野菜

芽が出ちゃった…




厚生労働省の新型コロナウイルス抗体保有調査の受検者になったので行ってきました。
全国1万5千人規模で新型コロナの過去の感染歴を調べる調査が愛知県でも始まったのです。6月の調査では東京、大阪、宮城の3県で行われ、今回は愛知県も含めて五都府県での実施です。県が希望者を募集していると娘からラインが来たのは締め切りの当日、すぐ検索してネットで申し込みました。愛知県では三千人、居住地と性別、年齢が実際の県の人口分布に近くなるように選ばれるとのことです。で、私は受検者に選ばれて区役所のホールで採血してきました。知らせてくれた娘は外れてしまったのは応募者が多い世代だからかも。ネットでの申し込みでは高齢者は少なかったのだろうと思います。広いホールに間隔をあけて並んで順番に入り問診票を渡して採血、あっけなく終わりました。
申し込みもネット、本人確認と問診票もメールで送られてきたものをプリントして記入して持って行きます。プリントしないで直接メールで回答した方が手間がかからないと思うのですが・・・。
個別の結果は1月中をめどに郵送されるとのこと・・・これもなぜ、郵送なの・・・?と。それにできれば抗体があるか無いかだけでももっと早く知りたいと、検査に協力しただけなのに勝手なことを思っています。

いつの間にか感染していて無症状のまま抗体が出来ていたら、これは有難いことです。でも、少し出かけた以外は真面目に自粛暮らししていたので無理だろうと思っています。
6月の東京、大阪、宮城の調査では抗体陽性率は0・03~0・17%。それから半年、今回は?
1月中旬をめどに結果を公表するとの事です。


※ 年内はコメント欄閉じさせていただいています


家族の写真を飾る

2020年12月16日 | 野菜

「子芋孫芋」




以前は部屋に家族の写真を飾るという習慣はありませんでした。娘の所に初めての孫が生まれた時、ちょうど夫が身体を壊して家にいるようになったので孫のスナップ写真を何枚か額に入れて置いてみました。身近にあればいつも眺められて、孫の写真を見る夫の表情はとてもにこやかで穏やかでした。夫が亡くなってからは孫や夫や家族の写真を額に詰め込んで壁にかけました。娘たちも来るたびに「あらぁ 〇〇ちゃん抱っこしたおじいちゃんうれしそう」「記念日はいつもしゃぶしゃぶだったね」と写真の前でしばらく思い出話。

物入れには分厚くて重い大量のアルバムがありますがずっと見ることもないままです。
それではもったいない気がして古い家族の写真を額に入れてみました。私の両親が一緒に写っているのは私の結婚式の集合写真。そこに写っている半数以上がもう亡くなられています。先日は兄嫁さんが来て「これ・・・私の父だわ」と懐かしそうでした。夫の両親の写真は昭和12年に父親が出征時の軍服姿、隣に並んだ母親のお腹に夫はいたそうです。戦前から娘の結婚式の写真まで一枚の額に入れて、孫ちゃんのルーツがまとまりました。子供たちが育って今は取り壊された昔の家の写真も入れると時々立ち止まって想い出に浸ってしまいます。







毎月夫の命日に来られる住職さんが「私がお顔を知らない方にお会いできました」としばらく眺めて行かれました。映画の中などで外国の家庭で沢山の写真が飾られているのを見ます。チョット真似をしたのですが家族や祖先を思い出す良いきっかけになると思いました。これからはあの大量のアルバムから時々抜き出して入れ替えようと思います。
この頃撮った写真はプリントさえしないまま、そのうち忘れて消えてしまうのかもしれません。たまにはプリントして・・・そうするといつの間にか溜まってしまうのですが・・・。

何ができるかなぁ・・・

2020年10月18日 | 野菜


おいもさん




スーパーで兄嫁さんにバッタリ「スマホで電話できるようになったわ、ありがとね。でもね、かかって来んの。わざわざ電話を掛ける先もないし」と。昨夜も固定電話をかけてきて1時間近くもおしゃべりしてたのに・・・かける先がないって。
立ち話で兄嫁さんの長男さんが四国の歩き遍路を始めたと言います。数年前に四国へ単身赴任してから休日に少しずつ歩いて半分回った所だとか。「いいわねぇ、膝に自信があったら歩いて回りたいと思ってた」と私。「へぇ~なんで?」「自然の中をゆっくり歩きながら今迄のことや色々考えるのもいいじゃない」「フーン」兄嫁さんはやっぱりこの子(私の事)変わってると言う顔していました。そうは思っても歩きたくてももう無理です。

自転車でしまなみ海道を走るのも、琵琶湖一周200kmのサイクリングも夢。
青春18切符で気ままな列車旅・・・これも夢ですね。叶えられそうもない夢が増えてゆきます。

「身体も頭もだいぶ衰えて来た気がするわ。嫌になるね。〇〇ちゃんも80過ぎると分かるよ」と兄嫁さんの愚痴で立ち話は終わりました。そんな話をしてスーパーを出ると目の前を自転車が走って来てさっと止めて店に入って行く人が、絵の仲間のお父さんです。94歳か95歳になられたはずなのに身のこなしも軽やかで「まぁ私が年だなんて言ってられないわ」と、呼び止めて挨拶するのも忘れて見とれていました。

若い方と同じようにはできないけれど、若い時にはなかった時間があるのだからボチボチやれば出来ることはまだやれる。スマホの電話のかけ方を人に教えられるようになったのですから 。
この先も叶えられそうな夢を温めてその夢で暖まって・・・その夢が何かはナイショですが・・・。





にんにく

線路沿いの朝市

2020年09月21日 | 野菜




近くの線路沿いに「0の日」に朝市がたちます。私が結婚する以前からあったので60年以上は続いているはずです。
野菜や果物、花、魚、干物、衣類、それに懐かしのポン菓子の機械まで並んいて眺めて歩くだけでも楽しい。どれも新鮮で安くて見ていればつい買いたくなってしまいます。ただ、ひと盛りの量が多い。独り暮らしには余程計画的に買わないと結果が残念なことになりかねません。
「この里芋は三河(産)だでね、うまいよっ!」お兄さんにそう言われると土が付いた里芋も美味しそうに見える。「じゃぁ・・・これっ」と言えば、スーパーのように「袋お持ちですか?」などとは聞かないでサッサと袋に入れてくれる。面倒もないしレシートも無い。
今回は里芋と節に芽がついたままの蓮根を買いました。そろそろ蓮根も美味しくなるはずです。
青々した大葉は枝についたまま大きな束で新聞紙に包まれて100円、これはちぎって保存すればいい。








両手にズッシリの野菜を自転車に積みこんでペダルをこぎながら、蓮根は里芋と煮てあとは団子にしようかなどと思い浮かべて気分はルンルン・・・連休のささやかな楽しみでした。



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