明日から天気がぐずつく予報です。
その後は私の予定が続いていて、出かけられるのは今日だけかもと秋の田んぼを見に行きました。
名古屋駅から近鉄で、景色の良さそうな所で降りるつもりで普通電車に乗りました。
まだ青さが残る田、すでに刈り取りが終わった田、黄色く色づいた田と、様々。
途中の駅でトンボがドアから入って来て窓やドアに止まって木曽川、長良川、揖斐川を越えてから
降りて行きました。
慣れているようにスイッと入って来てスイッと出ていき、不思議・・・。
私はもう少し良い所で降りようと外を眺めているうちに随分乗ってしまい伊勢中川で降りました。
以前にふらっと降りたことのある伊勢中川、川辺の風景が印象的だったのです。
なんとなく川があるだろう方向に歩いても以前と街の様子が変わてしまいよくわからない。
通りかかったおばさんに道を尋ねると、優しい伊勢言葉(伊勢の出身の方)が楽しくて話が弾んで
しまいました。その後も出会った皆さん土地の言葉で親切に教えていただけました。
スマホに変えて現在地情報はわかるのですが、やはり人に聞くのが安心。
田んぼは稲刈りの真っ最中、遠くで大きなコンバインが何台も動いていたのでもうすぐ
全部刈り取られてしまうでしょう。
広々した風景、山は幾重にも青く、稲の豊かな黄金色が美しく映えてテクテク歩けば、元気が出ます。
このところ元気が出なくて、スケッチに行くつもりが駅まで行ってそのまま帰ってきたり、
準備だけして諦めたりと残念な日が多かったので、実りの田んぼを見ながらテクテク歩けて
気持ちが明るくなりました。
道端によく見かけた花