折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

白馬へ(2)

2018年05月31日 | 信州旅行


鹿島槍ヶ岳と小屋の上の方に少し見えるのはオリンピックのジャンプ台 F3


白馬2日目の朝4時過ぎに目覚めてカーテンを開けると「山が見える!」
昨夜は今にも山を隠してしまいそうな雲が広がっていたのに、今朝は少しだけ青空も見える。
大急ぎで身支度して外へ。

ゆっくり鹿島槍ヶ岳が明るくなり、あとは五竜岳、白馬三山が暗い曇り空にそびえていました。
残念ながら期待した朝焼けとはなりませんでしたが、憧れの山は目の前。
朝5時過ぎ、農家の方は早起きで田の見回り中。あぜ道でスケッチするのは、おじゃまでした。


朝食後、空は明るくなってきました。
一日自由に過ごせる日です。
ホテルのレンタサイクルを申し込み、出発!・・・のはずでした。
ところが自転車のハンドルが安定せず、ユラユラとして真っすぐ走れない。
いつも乗っているのになぜかしら? 年齢だとは思いたくないけど・・・
でも、高原の道でこれを乗りこなすのは無理とあきらめて歩くことにしました。




晴れてきた!左から五竜、八方尾根、白馬三山(白馬鑓、杓子、白馬)F3


ホテル近くの道端に座って眺めると、風景が広すぎてスケッチブックに収まらない。
贅沢な悩みです。
空は晴れて山がくっきりと見えてきました。
バスセンターの案内所で聞くと地域巡回バス、沢山あるゴンドラはお休み中、リフトも1ヵ所以外は
運休中とのこと。
1ヵ所動いている北尾根リフトまでは山道を1時間ほど登るのだとか、シーズン前の白馬は車でなければ
ただ歩く・・・若い方は颯爽とレンタサイクルで追い越して行きます・・・私はただ歩く・・・
案内所でお勧めの「白馬大橋」までテクテク・・・歩く・・・
白馬岳から流れ下る松川に架かる橋の上から見る白馬三山は絵ハガキそのままの風景です。
ニセアカシアの花の香りとハルゼミの鳴き声に包まれた河原に降りてちょっと一息。
誰もいない、クマは出るのかしら? 後で聞くと早朝には出ることもあるとか、あらまっ。

 松川の河原で F3

ホテルまでテクテク戻り休憩。

午後もテクテク近くを歩いてスケッチして夕食・・・外は少し夕焼け。
夕食を切り上げて夕焼けを待ちました。
田面に映るアルプスとほんのり少しだけの夕焼けでしたが、ただ見とれるばかりでした。


 道端のアカツメクサ


温泉で手足を伸ばし、疲れたけれど自転車では無く歩いて良かったと思いました。
山や花を見ながら、スケッチしながら、テクテク14,000歩でした。




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