折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

歩けるという事

2018年06月19日 | 風景



久々にリハビリ病院に入院している友人をたずねました。
丁度リハビリ中で病室は留守だったので待っていると、介護士さんに支えられながら廊下を
歩行練習中の方が通ります。かなりご年配の方もゆっくりゆっくり踏みしめながら・・・
でも、歩けてる・・・「頑張って!」と、声を掛けたくなります。
友人もこんな風に歩けたらリハビリも張り合いがあるのにと。


リハビリから戻った友人は白髪の私を見て「わからなかった」と笑いました。
一緒に笑いながら、友人にはもう一度立って欲しいし、歩いて欲しいと願います。
「リハビリ頑張って、お出かけしようね」と言うと首をかしげて「行けるかな~」と。

友人が倒れる4日前、弱気な話ばかりする彼女に「元気出して春になったらまた旅行に行こう」
と言うと「行こうね。ほんとに連れてってね」と言ったのに。

自分の足で立て、歩ける当たり前の事が何て簡単にくずれるのか・・・
病院の帰り道はいつも重い宿題抱えたような暗い気持ちになります。


バス停に着くと娘から「誕生日に食事しましょう」とラインが有りました。
もうすぐ私の誕生日。
とりあえずは元気で誕生日を迎えられることに感謝しなければと思います。

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