折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

向田邦子のエッセイ

2018年06月16日 | 日記
 
鉢植えのブルーベリー 色づけばヒヨドリと競争


図書館でふと手に取った向田邦子のエッセイ集「女の人差し指」パラパラと斜め読みすると
座って読みたくなりました。

向田邦子のエッセイや小説をほとんど読んだことが無く、テレビドラマの脚本家で美しく
センスの良い人、ぐらいにしか知りませんでした。
テレビドラマは「あ・うん」「七人の孫」「寺内貫太郎一家」「だいこんの花」などなど・・・
一家に一台のテレビを囲んで家族みんなで楽しんだ昭和時代です。

テレビドラマで印象的だった「阿修羅のごとく」…1979年NHK放送…ドラマの大人の展開も
面白かったけれど、テーマ音楽が強烈に耳に残っています。
後になって知ったのですがトルコの軍楽隊行進曲「ジェッディン・デデン」
不気味に何かが迫って来る音楽、人間の心の奥底を覗いてみるようなドラマを暗示しているようでした。

エッセイを読み進めると何気ない話が意外な展開になり最後に深くうなずける。
生前の写真の向田邦子さんと同じように、飾らないのにおしゃれで引き付けられる文章。
こんな文章が書けたらいいなぁと、それは無理・・・書けたら直木賞ですね・・・
しばらくは向田邦子作品を続けて読むことにしようと思います。

読書家の方には何をいまさら、でしょうけれど私は今が出発点。
「グッドエイジング」目指して本も読もう!
 aging・・・「加齢」と「熟成」の意味も、願うは「熟成肉」ではなくて「心」

     

友人宅で実ったプラム”美味しい” 

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