折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

土筆を摘みに

2019年03月26日 | 風景


子供の頃には春になるとおにぎりを持って河原へ土筆摘みに行くのが楽しみでした。
大人になって子供の手が離れた頃から夫と郊外へ土筆摘みに出かけました。
ツクシやヨモギ、ワラビやイタドリの若芽なども見つけると嬉しくて袋いっぱいになるまで
欲張って摘んだものです。

夫が亡くなる4か月前にも電車に乗って郊外へ出かけました。
その先は駅からタクシーに乗って田んぼへ。
摘むことはできませんでしたが「ほらあそこにあるぞ…」などと私に指図して・・・
その日の夕食は土筆の卵とじにヨモギやイタドリの天ぷらでお酒がすすみました。




その後は毎年、私の想い出の場所へ友人が誘ってくます。
今年も名古屋駅から電車を乗り継いで稲沢まで行き友人の車でおしゃべりとランチと土筆摘みを
楽しんできました。
ツクシの時期には少し遅くてほうけたツクシが多いのですがまだまだ若いツクシも出ています。 
腰と足を労わりながらほどほどに摘んできました。もう以前のように袋いっぱい採ろうなどとは
思わなくなりました。





郊外の広々とした風景に
「なんにもないところでしょう」と友人。
「それがいいの 空が広~い!」と私。
花曇りの空、遠くには養老山脈が霞んで足元には野の花とツクシこれが最高!でした。


 



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