折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

堀川沿いの桜

2020年04月05日 | 風景
   「名城公園」



桜の見ごろが続いています。ちょうど満開の土曜、日曜に晴天続きはなかなかないこと。
今年はそのなかなかない時、なのにコロナに邪魔されて浮かれていられない春です。
私はバスにも電車にも乗らずそっと一人での桜見物、コロナは関係なくこうしたお花見も好きです。

堀川は江戸時代の初め伊勢湾から名古屋城まで物資の運搬のために作られた運河です。明治になって北を流れる庄内川から取水を開始して堀川に水を流すようになりました。取水と言っても庄内川の南側にある矢田川の地下をくぐるトンネルを通って流れてきます。当時の県の技師さんが黒川さんだったから新しくできた部分を今も「黒川」と呼んで地名にもなっています。



  「清水わくわく水」






 

  「堀川と名古屋城」




この川の両側の桜並木がきれいです。川の近くに遊歩道が設けられて「北清水親水ひろば」には地下水が湧きだす「清水のわくわく水」、澄んだ水がトクトクと湧いていました。そう言えばこのすぐ近くの小学校の名前も清水小学校。そんなに遠くは無いのに今までは通り過ぎてしまい立ち寄ったのは初めての事でした。桜は見頃、良い天気で三々五々と人が通ります。川を覗き込むように咲く桜、川岸から見上げる桜、青空に美し過ぎてスケッチ忘れて見とれていました。


  「運河の曲がり角」
東北から来た堀川が左に折れて名古屋城の方向へ向かう場所



ここから川沿いを自転車で名古屋城近くの名城公園まで行き、ちょっとスケッチ。
自粛が呼びかけられてはいても屋台も何軒か出て・・・お客さんは見かけなくて暇そう。
この日は何も買わず、誰とも話さず、「三密」無しのひとり桜を楽しんで来ました。



  「名城公園」

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