折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

大相撲の幟

2021年07月05日 | 風景






昨年の大相撲名古屋場所はコロナのために東京での開催となり、今年は2年ぶりの名古屋場所が始まりました。私は特に相撲ファンと言う訳ではありませんが、散歩のついでに大相撲の雰囲気をちょっとは覗いてみようと会場の前を通ってきました。会場の愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)は名古屋城の堀の内側にあって、静かなよい散歩コースです。

城の石垣の横に櫓(やぐら)が立って、その向こうに色とりどりの幟(のぼり)が大相撲の雰囲気を盛り上げています。一番最初に出会うのがが横綱白鵬の幟それから大関照ノ富士、大関貴景勝、御嶽海と続き番付の順でもあるらしい。カラフルな幟は関取さんだけだと思っていたら、親方さん、呼び出しさんや行司さん、床山さんの幟もあることに昨日初めて気が付きました。全てそろって大相撲が成り立って、それぞれに応援される方があるのだと、今頃感心しながら見上げてきました。







上の幟を読みやすくと思ったら裏返しでした



検索してみると幟の大きさは70cm×540cmとかなり大きい。色にもこだわりがあって「力士の名は黒を、スポンサーは赤を使用しない」力士は黒星を嫌い、スポンサーは赤字を嫌うためとか。文字は「成績が右肩上がりになるように」右肩上がり。熨斗の部分には「勝負に茶々を入れたり水を差したりしない」と言う事で、茶色や水色を入れないと、決まりごとがたくさんあるようです。

午後3時過ぎ、取り組みが終わったお相撲さんが帰ってゆきます。浴衣に雪駄の音をシャラシャラさせて、雪駄を履けるのは三段目以上で序二段以下は下駄を履くのだそうです。だから写真のお二人は三段目以上。そしてやっぱりマスク姿。私もマスクしていてもすれ違えば鬢付け油が香ります。これがなんともいい感じ。荷物は手提げ袋、あらっ!前は風呂敷包みを下げてと、思ってましたが・・・これは今風のようです。




一番左が横綱白鵬関の幟






会場脇にはコロナの感染対策のため「入り待ち、出待ち、握手、記念撮影」等も禁止の張り紙。いつもなら歩いて入るお相撲さんを迎える人が列を作っていたり、夏の夕日を浴びながら贔屓のお相撲さんの帰りを待っている熱心なファンが大勢いたのに、静かです。ただマイクの声が「会場内ではマスクの着用を、声援は控えて、飲酒は・・・」と禁止や注意事項を何度も流していました。コロナ禍の大相撲、仕方がないことです。

気になっているお相撲さん、愛知県出身の十両明瀬山は東前頭13枚目だった夏場所で負傷して今場所は休場との事。35歳、ご当所場所の休場は本当に残念なことと思います。回復されてまた復活されることを祈っています。



※ しばらくいろいろ忙しく10日ほどブログお休みします。よろしく。
  

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