折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

秋の開田高原 2021ー(3)

2021年11月06日 | 開田高原


土橋近くからの御嶽山





柳又ビューポイントとその近くで2時間半ほど過ごしてから西野巡回バスに乗り、10分ほどで次の目的地「土橋」へ。この道中も降りて見たい所があるのですが思い付きで降りてしまうと次のバスまでは2時間待ち。ですからいいなぁと思いながら通過して予定通り「土橋」で下車。ここにはトイレもあるし西野川の堤からながめる御嶽も良い形なのです。ここへは2年前の夏に始めて来て、また来たいなと思っていた場所です。

川沿いを歩いて御嶽を見上げると時々山頂付近に雲がかかって山肌は暗い。このあと夕焼けを見て帰るつもりなので、見られるか心配になりました。とりあえずスケッチしながら夕焼けを諦めるなら次のバスで帰るか、ひょっとして晴れるかもしれないし、粘ってみるかと迷っているうちに時間は過ぎて帰りのバスは通過。次のバスまではまた2時間待ち。結局、土橋に3時間もとどまることになりました。
風に吹かれて川沿いに座っていたら友人から電話があり「今、時間ある?」と。「何してる?」と聞くので「河原に座って御嶽山見てるよ。開田に来てるの」と言うと、1人で出かけるなんて信じられないと言います。彼女とは10代の頃、開田でバッタリ会ったことがありました。私は当時も日帰りで、彼女は勤務先の山の家に滞在していた時でした。「そんな思い出話を電話じゃなくてまた開田高原で山を見ながらしたいよね」となりましたが、実現はなかなか難しいだろうと思っています。





西野川の堰を描きたかったのですが・・・流れる水は難しい



歩くのもスケッチにも疲れたころやっと、土橋発15:53のバスに乗れました。ビューポイントで下車すれば次のバスまで1時間、ちょうど日の入り時刻をはさんだ時間帯です。でも御嶽の山頂にかかる雲は厚いまま、車窓から見つめていると谷から吹き上げる風に木の葉が舞っていて、この寒い中で1時間はくたびれ儲けになりそうと残念ながら夕焼けは諦めて、そのままJR木曽福島駅まで乗りました。翌日の山男さんの記事によるとこの日の開田の夕焼けは残念!とあったので、私もあきらめて正解でした。





同じような場所でまた御嶽山



夕焼けを諦めたので帰りのJR中央線も1時間早いのに乗れて家には8時前に着きました。朝6時過ぎに家を出て14時間、私にとっては大旅行。特に事故もなく膝が痛くても6.2キロ 10108歩 楽しく過ごせました。その代わり翌朝1番に整形外科でマッサージしていただき、先生には「痛みがある時に歩き過ぎは行けません」とご注意受けました。でも~、歩けたし、膝に水も溜まらなかったし、ほんとに楽しかったし~・・・と思っています。そしてまた行きたいなぁとも思っています。





失敗したり、途中で嫌になったりと色々
時間をかけて1枚を完成すればよいのでしょうが、いつもこんな風です


☆ 秋の開田高原 2021-終わり

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