折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

早起きして「きぼう」に出会う

2022年11月08日 | 



11月8日5時30分、肉眼でゆっくり移動する国際宇宙ステーション「きぼう」を見ることができました。待つこと3週間、やっと見られたのです。

3週間前のこと、10月半ばに彩林展が開かれていた時、とても疲れて夜は早くから眠くなり目が覚めるのも早かった。5時少し前に新聞を取りに出るとまだ暗い空に星が沢山見えました。私がすぐ見つけられたのはちょうど頭の上に並んだオリオンの三ツ星。あの隣の星は何かなと思っているとオリオンの三ツ星よりは明るい光がゆっくりと南から東へ動いて数秒で消えました。ひょっとしてブロ友さんの記事にあった宇宙ステーション『「きぼう」が見えた』とはこれかしらと早速検索。「名古屋で見える人工衛星」と入力すると「名古屋からの見え方#きぼうを見よう」と言う記事があり21日の名古屋上空の通過は5:19なのだとか。なのではあの光は「きぼう」ではなかったらしい。それから5:19を待って空が見える道路に立ってじっと目を凝らしていると火星ほどの明るい光が南西方向からゆっくり移動してきます。あれか?と期待してスマホのビデオも撮りながら見ているとパッと点滅。あっ!人工衛星や「きぼう」は点滅しないとどこかで読んでいたのでこれにはがっかりでした。翌22日の通過は4:33、気にして眠るとちゃんと4時前に目が覚めて時間はよしっ!と外に出てみると空は雲に覆われていました。これではだめだともう一度寝なおして・・・朝になりスマホで検索すると薄い雲があったものの移動する「きぼう」が見えたという投稿がいくつもあって、諦めて寝てしまったことにまたまた残念。


諦めきれずに検索すると次に名古屋から肉眼で「きぼう」を見つけやすいのは3週間後の11月8日、9日。次回こそ!と待っていました。
そして今朝11月8日早朝5:30 絶好の晴れた空に西北から南南東に向かって思っていたよりずっと明るい光がゆっくりと移動するのが見えました🎶あれは絶対「きぼう」です!ちょうど頭の上を通過して消えるまでほんの数分のはずですがもっと長い時間に思えました。日本人宇宙飛行士若田光一さんが長期滞在中の宇宙ステーション、手を振って見送りたい気分です。
散歩の人が通るだけのまだ暗い時間、暗がりでスマホをかざして空を見上げるおばあさんを何と思ったかしら…。



シャッター速度を落とせば航跡も写ったかも・・・次回にまた会えたら



見たからと言って何という事もないけれど・・・見たいものは見たいのだし、見られるかもしれないとワクワクしながら待つ気持ちって、いいものだと思います。
次こそはっ!と思いながらまだ会えないものに旅する蝶「アサギマダラ」もあります。会えないとなればますます憧れて、楽しみも膨らんできます。この蝶にもいつか・・・。




ドライフラワー・プロテア

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