折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

桜の京都へ(2)

2023年03月31日 | 京都

嵐山 渡月橋



3月28日絶好のお花見日和、出かけたのは京都日帰りバスツアーです。
出発して京都へ向かう1度目の休憩は高速道路パーキングエリア、ここは遠めに見てもトイレの前は外まで長蛇の列「次のパーキングまで我慢してください」とガイドさんは臨機応変、通過して次へ。ここでは割とスムーズでした。京都市内に入ればバスが走るのもゆっくりとなり最初の目的地清水寺へ向かう道路は大渋滞、1時間早く岐阜を出発した別のバスから「清水寺の駐車場から出る道が渋滞で動けない」と連絡があったとかで「このまま清水寺に行って渋滞に巻き込まれるとレストランの昼食時間に間に合わないのですが」とガイドさん。「清水寺はパスしてもいいですか?」の問いに皆さん拍手でした。私、ぜひ清水の舞台を見てみたいと楽しみにしていた場所があったのに・・・しかたがなかったです。昨年3月30日にも二年坂の近くまで行きながら込み合う様子に諦めて、今年はコロナも収まって外国からの観光客も増えて、なおの事無理でした。

清水寺をカットして次は嵐山へ。嵐山では1時からのレストランでの昼食を含めて自由時間は220分。集合は嵐山から徒歩30分ほどのトロッコ電車駅。清水寺をカットした分自由時間が増えました。



嵐山 桂川下流方面
ハガキサイズ


桂川の岸から渡月橋を眺めると橋の上は人がぎっしりの様子です。道もあふれるほどの人。ここも外国人が多い・・・日本人らしい人も含めてレンタル着物姿も多い。桂川にかかる渡月橋は歩くのもなかなかで、立ち止まって写真を撮る方が多いのも原因です。遠く外国から来て着物姿になったのですからしっかりポーズをとりたくもなるのも分かりますが・・・通れない。
桂川の中之島公園でとりあえずスケッチ。その時のスケッチなどは前回のブログ(1)で。


桂川と渡月橋
こんなふうに人が少ないと思うと突然大勢の人・人・人が押し寄せる


バイキングの昼食もそこそこにまた桂川の岸に出てスケッチ。
折り畳み椅子に座って描き始めると前を人が通るし立ち止まるし、時には「〇△×・・・」とにこにこ話しかける大柄な西洋人のおばさん。お連れの男性は親指でGoodサイン。私の返事はただ「ニッコリ」だけ。こんな時はいつも今度生まれ変わったら英会話勉強しようと思います。
スケッチは思っていたような絵とは全く違ってしまいましたが・・・嵐山に来た記録にはなりました。


ここから歩けばトロッコ駅までは30分と言われているのでその前に天竜寺へ。こちらは後醍醐天皇を弔うために足利尊氏が夢窓国師を開山として創建された寺です。嵐山を借景にした大方丈前の庭園と北門近くの百花苑に花の季節に行ってみたいと思っていた場所です。
この時期に禅寺の静謐な雰囲気などは望めませんが枝垂れ桜は満開、シャクナゲ、ミツバツツジ、ボケとまさに百花のお庭でした。(庭園拝観 500円)




天龍寺


ここから竹林の道を通り嵐山トロッコ駅へ・・・。
思い描いていた静かな竹林の道はまたもや大混雑の道。写真撮影があっちもこっちも。何度もポーズをとってにっこり微笑む前を横切るのもはばかられて立ち止まっては心の中だけで「早くして~」と。







有名な観光地の花見時、込み合うのは当然のこと。私もその中の一人なので仕方がないと思うより仕方がありませんでした。
その後は嵐山トロッコ電車に乗りました。
また次回(3)まで続きます。

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