折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

花曇りの東京へ(1)

2024年04月07日 | 東京へ

皇居東御苑 二の丸雑木林



東京のKさんから「今年も桜を見ながら鰻と猫はいかが」と誘っていただけて、おしゃべり出来る時に動けるうちにと、今年も出かけてきました。桜の開花が遅れて予定を1週間遅らせて4月6日の日帰り旅でした。お昼をご馳走になり、以前わが家で飼っていた猫によく似たKさんの猫をなでたり抱っこしたりと久しぶりの猫の手触りが何とも嬉しいことでした。窓の向こうの桜並木はちょうど満開。1年振りのおしゃべりが出来て、思いきって出かけて良い時間を過ごさせていただきました。


午後には駅まで送っていただいて、後は一人で桜見物。
あまり時間は無いので以前に紅葉がきれいだった皇居東御苑に行くことにして、先回とは違うコースで歩こうと東京メトロ東西線「竹橋」から平川門へ。皇居なので門の前では手荷物検査もあります。ここから二の丸庭園を見て大手門まで歩き、次の東京駅出発のはとバス乗車までに120分。林を見て花を見てスケッチも少し。スケッチ等はいけないのかもと思いながら小さなスケッチブックにペンだけでチョコチョコっと描いて、帰りの新幹線でスマホの写真を見ながら色を付けました。


平川門を入って濠に挟まれた道を何度も曲がった先にパッと開けた真っすぐな道。その左手は木立の柔らかな新芽と色々な桜色が溢れる二の丸庭園です。説明文によると「昭和天皇のご発意により、武蔵野の面影を持つ樹林として、昭和57年から60年にかけて整備されたものです」とあり、明るい雑木林がとても魅力的です。一昨年の紅葉の時期に初めて訪れた時には、違う季節にまた是非と思っていましたから念願がかないました。何種類もの桜、黄色の山吹、木立の下に広がる無数のシャガの花、シャクナゲ・・・その向こうに聳えるビル群。そして沢山の外国人観光客。日本人の方が少ない気がしました。



皇居東御苑 二の丸庭園


少ないベンチで一人座っていた外国のオジサンに日本語で「ここに座ってもいいですか?」と言えばニッコリして少し席をあけていただけて、「ありがとう」と日本語と笑顔・・・これしかできない私。そこでスケッチしたのが ↑ 。



二の丸庭園
木陰のベンチ
静かなベンチで一休み。見晴らしがよくない場所は人が少なく休憩するには好都合。





江戸城でここだけに今も残る木の橋・擬宝珠は寛永や慶長時代のものもある



平川門








今回は膝がいまひとつなので、高台への汐見坂や梅林坂を登ることはあきらめて平坦な場所だけに絞りました。明るい林を眺めて楽しんだ次は、東京駅発17:00の「はとバス 桜巡り」。勝手が分からない東京駅の事を考えて早めに東御苑を出なければと焦りながら大手門へ向かいました。


外から見た大手門

※ 続く

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